小関順二公式ブログ

プロ野球、アマチュア野球、野球史

夏の甲子園大会の140キロ超えは42人

2016-08-31 02:46:09 | 2016年高校野球

 夏の甲子園大会のスピードランキングです。スポーツ紙では140キロ超えが33人と発表されていましたが、私の調べでは38人でした。さらにスポーツ紙が紹介して私が見落としていた選手が4人いたので、140キロ超えは以下の42人になります。20年くらい前は数えるほどでしたが今は本当に多くなりました。速球派の目安は144、5キロでしょうか。

 

<球速ランキング>

152キロ 高田萌生 創志学園 3

152キロ 今井達也 作新学院 3

148キロ 藤平尚真 横浜 3

147キロ 京山将弥 近江 3

146キロ 寺島成輝 履正社 3

146キロ 清水力斗 星稜 2

146キロ 高橋昂也 花咲徳栄 3

145キロ 村上頌樹 智弁学園 3

145キロ 河野竜生 鳴門 3年

144キロ 赤羽 陸 市和歌山 3

144キロ 皆川喬涼 前橋育英 2

144キロ アドゥワ誠 松山聖陵 3

144キロ 松山仁彦 東邦 3

144キロ 堀 瑞輝 広島新庄 3

144キロ 竹井丈人 関東一 3

143キロ 藤井黎来 大曲工 2

143キロ 早川隆久 木更津総合 3

143キロ 森 圭名 富山第一 2

143キロ 山口裕次郎 履正社 3

143キロ 清水達也 花咲徳栄 2

143キロ 大西健斗 北海 3

142キロ 山野太一 高川学園 3

142キロ 鈴木理公 大曲工 3

141キロ 藤本海斗 九州国際大付 3

141キロ 平林弘人 市尼崎 3

141キロ 石川達也 横浜 3

141キロ 米原大地 八王子 2

141キロ 吉沢 悠 前橋育英 2

141キロ 中井雄亮 秀岳館 3

141キロ 田浦文丸 秀岳館 2

141キロ 鈴木昭汰 常総学院 3

141キロ 鈴木駿輔 聖光学院 3

141キロ 吉住晴斗(鶴岡東) 2

140キロ 川端健斗 秀岳館 2

140キロ 有村大誠 秀岳館 3

140キロ 斎藤郁也 聖光学院 2

140キロ 倉田 希 常総学院 3

140キロ 桜井一樹 八戸学院光星 3

140キロ 尾崎海晴(鳴門) 3

140キロ 塩沢太規(佐久長聖) 2

140キロ 坪田伸祐(盛岡大付) 3

140キロ 難波侑平(創志学園) 2


この記事をはてなブックマークに追加

2016年夏の甲子園大会ベストナイン

2016-08-24 00:40:39 | 2016年高校野球

 821日、作新学院の優勝で幕を閉じた甲子園大会の総入場者数は837000人。昨年より25000人少ないが、9年連続となる80万人超えはこれまでの8年連続を超える新記録。この盛況を生み出した最大の要因は好選手の活躍である。各ポジションにどんな選手がいたのか、登場順に紹介する。

 

◇投手

河野竜生(鳴門)、寺島成輝(履正社)、藤平尚真(横浜)、石川達也(横浜)、堀瑞輝(広島新庄)、高橋昂也(花咲徳栄)、今井達也(作新学院)、早川隆久(木更津総合)、高田萌生(創志学園)

◇捕手

岡沢智基(智弁学園)、渡辺雄太(いなべ総合)、清水風馬(常総学院)、九鬼隆平(秀岳館)、萩原哲(日南学園)、古賀優大(明徳義塾)

◇一塁手

公家響(横浜)、宮里豊汰(常総学院)、石橋康太(関東一)、入江大生(作新学院)、西浦颯大(明徳義塾)

◇二塁手

太田英毅(智弁学園)、菅原優輝(盛岡大付)、有村恒汰(常総学院)、木戸涼(木更津総合)

◇三塁手

安田尚憲(履正社)、花輪直輝(常総学院),楠本晃希(花咲徳栄)

◇遊撃手

元山飛優(佐久長聖)、松尾大河(秀岳館)、小川龍成(前橋育英)、山本拳輝(作新学院)

◇左翼手

納大地(智弁学園)、西川愛也(花咲徳栄)

◇中堅手

手束海斗(鳴門)、奥村拓希(いなべ総合)、福田観大(履正社)、増田珠(横浜)、原田拓実(秀岳館)

◇右翼手

田城飛翔(八戸学院光星)、鈴木海斗(常総学院)

 

 プロ向きかどうかが私の選ぶ基準なので、たとえば投手では準優勝投手の大西健斗(北海)や鈴木昭汰(常総学院)、藤嶋健人(東邦)、村上頌樹(智弁学園)、アドゥワ誠(松山聖陵)を選ばなかった。また素材重視の入江大生(作新学院)、清水力斗(星稜)、京山将弥(近江)、山口裕次郎(履正社)は今大会の実績がなさすぎたのでやはり選んでいない。「将来性プラスある程度の完成度のある選手」がここに紹介した9人である。

 野手は捕手と三塁手にいい選手が多かった。いずれも強肩が目立ち、とくに三塁手ベース際の強い打球を逆シングルで好捕する好サードが多かった。これまでの正面で捕るスタイルから逆シングルで捕るスタイルに「常識」が移行しているのだと思った。

 そして選んだベストメンバーが次のような選手たちだ(投手は右と左、1人ずつ選出)。ショートは山本、松尾、小川で迷い、二塁手は菅原、太田、有村で悩んだ。いずれも打撃優位で山本、菅原を選出した。

 

■スターティングメンバー      ■打順(*は左打者)

[右投手]今井達也(作新学院)   1 *山本拳輝(遊)

[左投手]早川隆久(木更津総合)  2 *福田観大(中)

[捕手] 九鬼隆平(秀岳館)    3 *田城飛翔(右)

[一塁手]入江大生(作新学院)   4  入江大生(一)

[二塁手]菅原優輝(盛岡大付)   5  九鬼隆平(捕)

[三塁手]安田尚憲(履正社)    6 *安田尚憲(三)

[遊撃手]山本拳輝(作新学院)   7  増田 珠(左)

[外野手]田城飛翔(八戸学院光星) 8  手束海斗(指)

     福田観大(履正社)    9  菅原優輝(二)

     増田 珠(横浜)

[DH] 手束海斗(鳴門)


この記事をはてなブックマークに追加

150キロ超えが5人 都市対抗総括

2016-07-27 10:45:02 | 2016年プロ野球

 高校野球の都道府県大会とかぶっているため注目度が低い都市対抗だが、その内容は極めて高い。投手の球速では5人が150キロ超え。トップの鈴木は速いだけでなく、打者近くでのボールの伸びや、バットを押し返すようなボリュームが田中正義(創価大)クラス。静岡県・磐田東高時代は一部で注目されていたくらいでほとんど無名。こういう選手を育成する能力が社会人は本当に高い。

◇都市対抗/投手148キロ超え

154キロ 鈴木博志(ヤマハ19歳・高校卒新人)右右 18085

152キロ 森脇亮介(セガサミーNTT東日本補強24歳・大学卒2年目)右右 17366

152キロ 奥村政稔(三菱重工長崎西部ガス補強24歳・大学卒2年目)右右 17668

151キロ 森原康平(新日鉄住金広畑日本新薬補強25歳・大学卒3年目)右左 18483

150キロ 柏原史陽(JX-ENEOS東芝補強23歳・大学卒新人)右右 17579

149キロ 山本 淳(日立製作所34歳・元プロ)右右 18780

148キロ 山岡泰輔(東京ガス21歳・高校卒3年目)右左 17065

148キロ 田嶋大樹(JR東日本20歳・高校卒2年目)左左 18275

148キロ 上杉芳貴(トヨタ自動車28歳・大学卒6年目)右右 17975

148キロ 六信慎吾(西濃運輸25歳・大学卒3年目)右右 17881

 


この記事をはてなブックマークに追加

「長嶋茂雄の3」と「千葉茂の3」を永久欠番にして

2016-07-05 18:11:05 | 2016年プロ野球

 ヤクルトが育成選手の由規を支配下登録した。背番号11は昨年空き番だったので復帰を期待していた球団の姿勢がわかる。楽天の18(前田中将大)、広島の18(前前田健太)、オリックスの51(前イチロー)も空き番のまま。功労者への配慮は評価したいが、長く塩漬けにしておくより活躍が期待される選手がつけたほうがいいと私は思う。オリックスなら51を駿太あるいは吉田正尚につけさせることで球団の期待は本人やファンにダイレクトに伝わる。

 巨人は134141634が永久欠番になり、若手の多くは304050番台の重い背番号を背負わされている。橋本到32、岡本和真38、重信慎之介43、立岡宗一郎58はいかにも重い。

 たとえば134141634は「王貞治の1」「長嶋茂雄の3」というように名前とセットにして球団のホームページで顕彰する。永久欠番のないパ・リーグでもオリックスは「イチローの51」、楽天は「田中将大の18」、西武は「稲尾和久の24」という形で顕彰する。巨人の3は長嶋だけでなく千葉茂だってつけていたのである。「千葉茂の3」も顕彰すればいい。阪神の10を藤村富美男しかつけていなかったというのはどう考えてもおかしい。


この記事をはてなブックマークに追加

阪神はドラフト戦略を変えない限りトップになれない

2016-07-05 14:47:35 | 2016年プロ野球

 阪神が最下位になりいろいろな記事がスポーツ紙やネット媒体を賑わせている。私は金本知憲・監督の「超変革」路線が好きで文句はないのだが、肝心の若手選手(1925歳)の顔触れがおぼつかない。パ・リーグの強豪2球団とくらべてみると、数ではソフトバンクを上回っても顔ぶれに差があるし、日本ハムとでは数も質も及ばない。この差を生んでいるのはドラフトである。

 野手は高校卒、投手は大学・社会人出身というのがどの球団にも見られる特徴で、現在の12球団の高校卒の数を比較すると以下のようになる。

 

[註]12球団の高校卒(出戻り、育成選手はカウントしない)

ソフトバンク 投手12人 野手19人=31人  ヤクルト 投手 4人 野手11人=15

日本ハム   投手 6人 野手21人=27人  巨人   投手 7人 野手12人=19

ロッテ    投手 9人 野手12人=21人  阪神   投手 8人 野手 9人=17

西武     投手 8人 野手14人=22人  広島   投手10人 野手15人=25

オリックス  投手 8人 野手 9人=17人   中日   投手 9人 野手 8人=17

楽天     投手 9人 野手13人=22人  DeNA  投手 7人 野手11人=18

 

 高校卒で投手のほうが数で上回っているのは中日だけで、その数が拮抗しているのはオリックスと阪神。3球団とも過去数年間にわたり苦戦しているので、ドラフト戦略を改める時期にきているのは間違いない。

 高校卒の数がパ・リーグはオリックスを除く5球団が20人を超え、セ・リーグは広島以外が20人を割る。パ・リーグとセ・リーグの差がこれほどはっきりわかるデータは他にないと思う。

※以下は阪神、ソフトバンク、日本ハムの若手の比較。メンバーは私が独断と偏見で選んだ。

 

<阪神の若手> 1925歳(早生まれ・遅生まれ関係なく)

◇投手        ◇捕手      ◇内野手      ◇外野手

*横山 雄哉22歳  原口 文仁24歳  北條 史也22歳 *横田慎太郎21

 藤浪晋太郎22歳  梅野隆太郎25歳  陽川 尚将25歳 *板山祐太郎22

 歳内 宏明23歳                     中谷 将大23

*岩貞 祐太25歳                    *高山  俊23

*岩崎  優25歳                     江越 大賀23

 

<ソフトバンクの若手>

◇投手        ◇捕手      ◇内野手      ◇外野手

 高橋 純平19歳 *斐紹   24歳 *牧原 大成24歳 *上林 誠知21

 松本 裕樹20歳  拓也   24歳  今宮 健太25歳  真砂 勇介22

 武田 翔太23

 千賀 滉大23

 森  唯斗24

 

<日本ハムの若手>

◇投手        ◇捕手      ◇内野手      ◇外野手

 大谷 翔平22歳  清水 優心20歳  太田 賢吾19歳 *浅間 大基20

 上沢 直之22歳  石川  亮21歳  松本  剛23歳  石川 慎吾23

 井口 和朋22歳  近藤 健介23歳  横尾 俊建23歳 *西川 遥輝24

 有原 航平24歳           *中島 卓也25歳 *谷口 雄也24

*加藤 貴之24歳           +杉谷 拳士25歳  岡  大海25

 中村  勝25

 高梨 裕政25

 白村 明弘25


この記事をはてなブックマークに追加