噂のチル姫 第52話

■第52話

実母の自宅前まで行ったソルチルでしたが…
いざ インターホンを押そうとすると、
勇気がなくてそのまま引き返してしまいました。

その夜、ソルチルはそのことをハナムに話しました。
同じ経験のあるハナムは、
「気になるのなら、一度は会った方がいい。
実の親子だから。
会えばきっと気持ちの整理がつくと思う。」と言うのでした。

結婚生活に不満を感じているイルハンが
酔っ払ってソルチルを呼び出したことを知ったミチル。
ソルチルを呼び出し、
「イルハンに呼び出されたとしても、会いに行くべきじゃない！」
と文句をつけ、何を話したのか問い詰めました
ソルチルは、「イルハンは1人で飲んで既に酔っ払っていた。
酔っ払って眠ってしまったから、何も話していない」と答え、
「イルハンは結婚のことで悩んでいるようだから、
ミチルが優しくしてあげて」と言うのでした。

ミチルはイルハンと外食に出かけ、
ソルチルと何を話したのか？問い詰めました。
「ソルチルを呼んだことすら覚えていないほど酔っていたから、
何も覚えていない」とイルハン。
ミチルが「結婚したことを後悔しているの？」とイルハンを責めると、
イルハンは、ミチルが我慢せずにワガママばかりを言うことを注意しました。
それでもミチルは、「今さら性格を直すつもりはない！」と譲らないのでした…

家に帰ったソルチル、ミョンジャに甘えました。
「女はね、授乳している時に一番幸せを感じるの。
母乳を飲んでそのまま寝てしまう姿が可愛くて…
そんな子がこんなに大きくなって～」
とソルチルの成長を喜ぶミョンジャ。
実の娘ではないのに、大事に育ててくれたミョンジャのことを想うと、
ソルチルは涙が止まらないのでした…

「寝るところがないの…」と娘ソラから連絡を受けたソンテク。
元妻の自宅まで駆けつけてみると…
元妻シンジャは、仲間を集めて花札をしていました
呆れたソンテクは、「お前とは終わりだ！」と言って
娘たちを連れて去って行くのでした…

娘たちを連れて帰るソンテクに付き添ったトクチル。
子供たちを寝かしつけて帰ろうとすると、ソンテクが呼び止めました。
「この前の君の提案に乗ると言ったら、虫が良すぎますよね？」と言うソンテクに
「私は何も望みません。
実の親には劣るけど、子供たちに寂しい思いはさせません。」とトクチル。
こうして、二人は結婚の約束をするのでした…

翌朝、トクチルは離れて暮らす自分の子供たちが通う小学校の前まで行き、
子供たちの様子を覗うのでした…

ソンテクを訪ねて来たシンジャ。
「ミラにピアノを習いたいって言われたから、
仕方なくギャンブルをしたのよ。
もうしないから許して～」と甘えるのですが、
ソンテクは無視するのでした！

豪華な料理を作ってテジャの友人たちに振る舞ったテジャ母。
「チルグ、サパル、テジャと一緒に入隊しない？」と誘いました～。
ソルチルの勧めで軍隊の見学に行ったテジャ母は、
安心してテジャを入隊させようとしているんです。
一方、テジャ母とスピョの仲を疑うテジャは、
「入隊は出産後にするよ」と気が進まないのでした

台所で包丁を探していたタルグ。
引き出しの中に封筒を見つけました。
それは、ヤンパルが入院した時にミョンジャに書いた手紙でした
手紙には、"心残りは、お前と結婚式を挙げられなかったことだ。"
と書かれており、タルグもまた娘ミョンジャのために
花嫁道具を揃えてあげられなかったことを後悔しており、
何とか、ヤンパルとミョンジャに結婚式を挙げさせてあげたい！
と思ったようで…結婚式場へ向かうのでした

心を入れ替えて（？）夕飯の支度をしたミチル。
出来栄えは？？？なんだけど、
ミチルが料理をしてくれたことに喜ぶイルハン♪
でも、スピョは「イルハンは1人息子なんだ。
イルハンの両親は早く孫の顔を見たがっている」などと言い、
「まだ結婚したばかりなのに子供なんて…」とミチル。
またもやミチルとスピョは口論となってしまい、
「君の言っていることは間違いではない。
でも、言い方が攻撃的すぎる。
こんな不愉快なことは初めてだ」とスピョ。
怒って部屋に閉じこもってしまいます

ミチルの代わりに謝るイルハン。
「ミチルがああいう性格になったのは、
厳しいお義父さんに育てられた反動なんだ。
俺がミチルをかえてみせるから、もう少し我慢して」と言うのでした。

一方、ミチルはお隣に住むジョンチルのところへ行ったのですが…
「ジョンチルはうちの家族なの！
あなたの無作法がうつると困るから来ないでちょうだい！
叔父さん（スピョ）は、黙って耐えてるようだけど、
私は我慢しないわ！」とテジャ母に言われてしまうのでした

ハナムに実母に会う決意をしたことを伝えて家に帰ったソルチルでしたが…
家に帰ると、ヤンパルとミョンジャが実母の話をしていました。
ヤンパルも ずっと探していたソルチルの実母の住所を知ったのでした！
「夫の命の代償となるお金だけを受け取って子供を捨てた女よ！
今さらソルチルに会ってどうするのよ！」と激怒するミョンジャ
2人の話を聞いてしまったソルチルは、ショックを受けるのでした…

トクチルとの結婚を決意したソンテクがナ家を訪ねて来ました！
チキン屋のワン社長として訪ねて来たと思っている
ヤンパルとミョンジャは、ソンテクを歓迎するのですが…
「娘さんと結婚したいです。」
と切り出すと、ヤンパルとミョンジャの顔色が変わります
「突然のことで、今は何も言えません。」とヤンパル。
それ以上 何も話をせずにソンテクを追い返しました。
ミョンジャは、「再婚するなら、幸せになれる相手としなさい！
何も貧乏でバツイチで子持ちで前の奥さんとの関係も切れていない
男と再婚して苦労することないでしょ！？」と激怒！！

実母の知人から連絡を受けたソルチル。
「是非 会いたいと言ってるわ」と言われるのですが、
「私は会いたくありません！」
とソルチルは実母と会うことを拒否してしまいました。
一緒にソルチルの実母に会う約束をしていたハナム。
ソルチルの突然の心変わりに驚くのですが、
「君が決めたことなら分かった」と理解を示すのでした。

その頃、ミョンジャは意を決してソルチルの実母に会いに行きました！
「ミョンジャ、久しぶり。私のこと分かる？
ポクニョよ、パク・ポクニョ」と実母。
ミョンジャはポクニョを睨み付けるのでした

そんなところで、第52話終了です