甘い人生 第17話

■第17話　愛とプライド

アパートの前でヘジンを待っていたドンウォン。
「妻と話があるんだ」と言うと、ジュンスは帰って行きました。

「あんまりだ・・・仕返しするために浮気したのか？恥ずかしくて会社にも行けない！」と怒るドンウォン。
「人の目がそんなに気になるの？だけど、あなたは死なない。私を失っても、平気でいられるわ。私よりも若くていい人といくらでもやり直せるもの。だから、私を失うことなんて平気でしょ？でも私は違う。失うのが怖かった・・・捨てられるのが怖くて、浮気されても、気付かないフリをした。もし、浮気相手が何人もいたら不安じゃなかった。私が死のうとしたのは、あなたに捨てられるのが怖かったからよ！」とヘジン。
ヘジンが若い男性と会っていることを目の当たりにしたドンウォンは、
「もう終わりにしよう。この目で見るまで信じたくはなかった・・・」
と怒って帰ってしまうのでした・・・

家に帰ったドンウォン。
「女は引き止めると逆効果ですよ」とソンスクに言われ、
その通りだと痛感していました・・・

その夜、ジュンスは
ヘジンのアパート前の公園で過ごしました。
翌朝、出勤時にジュンスを見かけたヘジンは
「送ってくれる？そうしたら、コーヒーを一杯飲む時間ができるわ」
と声をかけるのでした

仕事で金浦空港へ行ったヘジン。
ジュンスは喜んで空港までヘジンを送っていきました♪
空港の駐車場でモーニングコーヒーを飲む2人
ヘジンは、「子供を取り戻すために時間が必要なの。誰の力も借りずに自立したいのよ」
としばらくはジュンスと会えないことをほのめかしました。
ジュンスもヘジンの事情を理解してくれました。
そして、「偶然ならいいんでしょ？」と言うのでした
そんなジュンスの言葉にヘジンは嬉しそう
「早く偶然が起きないかな～」とジュンス。

会社のホームページ上に自分たち夫婦を中傷する記事を載せられたドンウォン。
犯人探しをしていたのですが・・・
そんな中、ダエが
「会社のホームページの写真、私が載せたの」
と打ち明けました
「人生で一番惨めになるのは、負け犬になることだ。愛だけじゃ、この世は生きられない。すべて元に戻すまで待ってろ。」とドンウォン。

パク刑事は、再びジュンスを訪ねていました。
「1月にパリに行ったのは、ソングじゃなく僕です」
とパスポートを偽造してソングのカードを使ったことを打ち明けました。
そして、クリスマスに2人で登山した際、ソングは足を滑らせて転落した。
つまり、事故死だったということを話すのですが、
パク刑事は「なぜ、警察に届けなかったのか？」とジュンスに問いました。
すると、ジュンスは「ソングのような生き方をしてみたかったのは事実だ」と認めるのでした。

そして、話はスジョンの事故のことに及びました。
「運転していたのは僕でしたが、泥酔していたソングに罪を着せた」
と、真相をすべて話しました。
「助けて下さい！」とパク刑事に助けを求めました。
「カン会長が知ったら、君に罪を着せただろうな・・・」とパク刑事。
ソングの死もスジョンの死も、目撃者はジュンスしかいない。
ジュンスの潔白を証明するには難しいと思われるのですが、
「考えてみるよ」とパク刑事は言ってくれました。

ヘジンを待ち伏せしていたダエ。
「会社のホームページに写真を載せたわ。」とヘジンにも話しました。
そして、「独り占めは許さない！子供たちが大事なら、彼に謝って！イヤなら、子供を諦めて！」と言うのでした。

家の前まで行ったヘジン。
そこに帰って来たソンスクに「上がっていきなさいよ」
と言われ、家の中へ・・・
久しぶりに帰った自宅では、ソンスクと家政婦が
我が物顔で居座っていました
ヘジンは、家政婦にイジメられていると思われる
愛犬ボクスンを連れて、自宅を後にしました・・・

ヘジンのアパートにジュンスが訪ねて来ました。
「配達でーす！」
ジュンスは炊飯器など生活必需品をヘジンのために届けました。
それでもやっぱり、ヘジンは子供のことが頭から離れず、
元気がありません・・・
「僕のせいでつらいんですか？」と心配するジュンスに
「そうじゃないの。あなたがこの世にいなかったら、私はとっくに死んでいるわ」とヘジン。
ジュンスは、ヘジンの手の甲にキスをして帰ることに。
「泣かないで。泣き声が聞こえると、ここに来たくなるから・・・」
ジュンスはそう言って去って行こうとするのですが・・・
「一緒に暮らしたい。1秒でも離れたくない。何もしないから・・・」
ジュンスはヘジンのもとを離れることができません・・・

ヘジンのアパートの前まで行ったドンウォン。
すると、ジュンスがヘジンの部屋から出てきました
怒り心頭のドンウォンは、車から降りてジュンスの前に姿を現すのでした！

そんなところで、第17話終了です
話が進むに連れて、目が離せなくなってきました