魔王 第3話

■第3話　神は運命を予言するが人は運命を変える

チョ・ドンソプは、5年間手紙を受け取っていたようです。毎回、差出人の住所と名前が違ったようですが、「同じ人物だと思う」とドンソプ。なぜなら、毎回同じ文章で締めくくられていたから・・・「神は運命を定めるが、人間は運命を変える」
その手紙は、「ドンソプが10年間服役していたのは不当なことだ」ということを示唆し、ドンソプはその手紙に励まされていたようです。「それで、クォン弁護士に謝ってもらおうとしたがうまくいかず、ヤケになって手紙を燃やした」と言うドンソプなんですけど、ドンソプの証言が信用できないオスは、「その手紙の送り主が共犯者なんだろ？」とドンソプを問い詰め、パンチーム長に叱られてしまうのでした・・・

ドンソプの家へ行ったオス。そこに、ドンソプ宛の手紙が届きました
手紙は、「神は運命を定めるが、人間は運命を変える」で締めくくられていたため、いつもの人物からのものだと思われます。

オスはヘインを訪ねて行き、ドンソプの証言とヘインの透視で一致している点はないか？確認しました。「先に刃物を手に取ったのは被害者」という点が一致していたようです。
そして、オスはドンソプが自首した日に送られてきたタロットカードと手紙の話をしました。ヘインは、「タロットカードの意味は、「正義」。手紙に書かれていた「全ての要素が１つの全体をなす」という言葉は、ゲーテの『ファウスト』に由来する」ということをオスに伝えました。

オスは、ドンソプ宛に届いた手紙もヘインに透視してもらいました。「アパートが見える」と言ったヘイン。その日はもう遅かったため、翌日に思い当たる場所へと行くことにするのでした。

ヘインを家まで送って行ったオスなんですけど、オスがヘインに手を触れた瞬間、ヘインはオスが父親と言い争っている光景を透視してしまいました
ヘインが自分から何かを感じ取ったと察知したオスは、「どんな気分ですか？見たくないものが見えてしまうというのは？」と質問。ヘインは、「嫌でした。でも、気にしないで下さい。いつも当たっている訳じゃないので・・・」と笑顔で答えるのでした。

タロットカードと手紙の入った小包が送られたコンビニの前で張り込みをしてたオスたち。小包の送り主と同じ服装の男性を見つけて捕まえたのですが、捜査は思うように進みません・・・

翌日、ドンソプ宛の手紙に書かれていた住所のアパートを訪ねて行ったオスとヘインなんですけど・・・結局手がかりは得られませんでした。
「小包の送り主は、カン刑事の知人なのでは？きっとカン刑事に手がかりを与えているんですよ」とヘイン。でも、オスは思い当たることがないようです・・・
ヘインは、「アパートが建つ前の住人と何か関係あるのでは？」と助言し、オスはアパートの建設時期を調べることにするのでした。

チョ・ドンソプの事情聴取をするも、結局共犯者の手がかりはつかめず。パンチーム長は、事件を終息させようと提案するのですが、オスは諦めることができません。
「クォン弁護士はあなたの師匠なのに、師匠を殺害した犯人の弁護を引き受けるのですか？」という質問をスンハにぶつけるオスなんですけど、「あなたは、犯人を選んで検挙するんですか？」とスンハ。
スンハは、「今回の事件はチョ・ドンソプの正当防衛だと思います」と言って去って行きました。

ソクジンが家に帰ると、不倫相手のナヒ（オスの義姉）が料理を作って待っていましたところが、そこに出所したばかりのキム・スンギが突然現れ、ソクジンは動揺するのでした
「出所したのに、誰も連絡してくれない」と不満を漏らすスンギ。ソクジンは、高校時代の仲間を集めてスンギの出所を祝う会を開くことにするのでした。オスも参加したのですが、「スンギの恩人」としてスンハが現れるのでした

そんなところで、第3話終了です