何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

発振回路の実験をやり直そう

2017-11-05 16:10:00 | 電子工作


2017/11/04(土曜日) 晴れのち曇り


超再生受信機の一番需要なところはクエンチング発振が正常に行われることだそうだ。
ウェブサイトの資料や記事に、そのように書いてある。
要は目的の周波数の発振を「断続」させるということだが「断続」と言わずにわざわざ
「クエンチング」ということがちょっと気になる。
「クエンチング」いう言葉の意味には「消える」とか「消滅」いう意味があるので
単なる断続とは異なるのかもしれない。
「断続」というと発振状態から発振停止状態が何か「スパッ」と切り替わるイメージだ。
まっ、それはさておき、
発振を断続的に起こさなくては話にならない。
果たしてどんな状態にすれば発振がとまるのか・・・

先ず発振回路の実験からやり直した。

超再生受信機で使う発振回路はコルピッツにしている。
今までの実験の中では一番安直に300MHz以上の高周波を発振させることができた。
それに吸収型周波数計を接近させて発振の強度を確認してみた。







ベース・バイアス電圧を変えてコレクタ電流の変化と発振強度を調べてみた。
コレクタ電流が増えると吸収型周波数計に取り付けた電流計も大きく振れていく。
しかしあるピークを過ぎるとコレクタ電流は増加しているのに周波計の電流は
減少していく。
コレクタ電流を増やすと発振周波数が高くなり同調がずれることにはなるが
その範囲よりも大きな減少だ。 

その様子を動画でご覧ください。




その状況をまとめてみた。






発振強度も発振周波数にも山がある。
トランジスタベースに加えるバイアス電圧の変化で特性が影響を受けるのだろう。
今回の実験では可変抵抗器の値や抵抗器の値でこれ以上に変化させられなかったが
次にはもっと変化範囲を広げて実験してみるつもりだ。

ところで発振強度が一番大きかったと思われるのはコレクタ電流が2.5mA付近だったが
その発振状況(電波)はこんなものだった。



SDRドングルで受信したスペクトラムはオレンジ色でかなり強力そうだった。


コレクタ電流を減じて発振停止を確認しようとしたがこの実験回路では最小でも 0.13mA が
流れて発振は停止しなかった。



このときのスペクトラムは先ほどに比べると弱い感じだが、発振は続いている。

ベース端子を強制的にグランドに接触させると(0バイアス)発振は停止する。
断続発振をさせるためには何らかの工夫が必要だろう。


ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 思うようには、いかないもの... | トップ | 発振断続パルスが数キロヘル... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

電子工作」カテゴリの最新記事