何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

またまたトラブルが発生した      - 改良型スターリングエンジン工作 -

2017-03-18 20:59:47 | エンジン工作


2017/03/18(土曜日) 晴れ


ディスプレイサーの駆動棒とスリーブの摩擦をクリヤーして何とか快調に
動作していたのに回転数のチェックをしているとき、動作がおかしくなってしまった。
それまでは秒・12回転以上で回っていたのに回転数が落ちてきて11回転になると
10回転程度に落ちてまた11回転ぐらいに上がる・・・するとまた10回転に落ちて
しばらくするとまた11回転に上がる・・・・こんなことを繰り返して、ついに
秒・9回転になってしまった。

これは何か問題がある・・・・・
ディスプレーサー(試験管)の中をよく見てみるとピストン(スチールウールを
巻き付けたもの)がちょっとズレている。
軸(駆動棒)に固定した部分がちぎれているように見える。








試験管の中からスチールウールを取り出してみた。
スチールウールの細かい屑が沢山出てきた。




スチールウールの巻き付けは軸(駆動棒)から浮いた状態で軽く回転してしまう。
そして軸方向にも動いてしまう。

そんな動作状況を動画でご覧ください。






ディスプレイサ・ピストン(スチールウール巻き付け)は、これでは駆動棒の動きには追従しないだろう。
そうすれば当然パワーピストンの動きと同期が狂ってしまうはずだ。
これでは正常に動作するわけがない。

スチールウールを駆動棒に巻き付ける方法が悪かったのだろう。
今度はその辺に注意しながら作り直そう。

やれ、やれ、この工作はいつになった完了するんだろう・・・・・
コメント (2)
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やっと動作するようになりました      - 改良型スターリングエンジン工作 -

2017-03-18 14:46:28 | エンジン工作

2017/03/18(土曜日) 晴れ


昨日、動作不良の原因と思われるディスプレイサ・ピストンの駆動棒とそれを保持するスリーブの
摩擦を少なくする対策を施しました。
手動による回転テストでは今までの動きの渋さや重さは無くなりました。
すぐにでも動作テストをしてみたかったのですが、用事があって出かけたのでテストは翌日(今日)
になりました。

朝食を済ませてすぐ自室にこもってテストを始めました。




ランプを点火してディスプレイサーを加熱しました。
約30秒たってから手でフライホイールを回して起動しました。
エンジンはゆっくり動き始めました。
30秒ぐらいの加熱で起動するのは(オイらの)エンジンとしては上々です。
エンジンは時間とともに回転数が上がっていきます。


その動作の様子を動画でご覧ください。






やっと出来上がりました。
まだ、ちょっと手を加える部分があります。
これからその部分を工作します。
何だか元気がでてきたぞぉー!
コメント (3)
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