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= 初回 2015年2月5日開始 =

Blog 第53回 またホース排気式へ改造 =小坂夏樹=

2017年03月30日 | マニュアル
年明けに新規購入したスーパーマグナムもこれまで通りの「ホース排気」式に改造した。
本Blogの14、26、36回で紹介してきたが、排気バルブを廃止し、排気口にホースを直付けして水中或いは空中へ排気するものだ。
本国イタリアでは非常に普及している上、これまでの改造2台の実績からもこれ以外の排気方式は無用と考えている。

改造は至って簡単で、改めて紹介するほどの事はないのだが、記録目的として写真を撮ってある。
イタリアの先例は、殆どがしっかりとネジを切ったり、ネジをはめ込んだりしてエルボを取付け、機械的に頑丈に作られている。しかし私の方式は接着剤頼りの簡便なものだ。当初接着の劣化を心配したが、今のところ問題なく、修理も簡単なのでこの方式で構わないと思う。


水道用の銅エルボに銅、真鍮、ステンレスなどのパイプを半田付する。エポキシ接着でも構わない。それを排気口に弾性エポキシ接着剤 セメダインEP001N などで接着する。周りは用心のため接着剤で完全に埋めてしまう。

なお、このEP001Nは、初めてホース排気に改造以来2年間使っていて全く問題はないのだが、前回Blogのエルボ試作でボンドSUが溶けてしまって以来少々心配になっていた。そこで生ガソリンでの耐久性を試したところ、やはり直接漬けた状態で一晩置くと膨潤して剥がれ気味になってしまった。
従って、このような接着剤を使ってホース排気式に改造した場合はマフラを生ガソリンで洗うのは要注意だ。洗う場合は何時間も放置せず、さっさと排出することを心掛けねばならない。私はガソリンで内部を濯いでいるが、短時間で排出するから問題を起こさなかったのだろう。


前記のBlogにもあるように、銅エルボは呼び寸法が1/2(インチ系の呼称?)とか15.88と表示されている、穴径15.88ミリ、外径18ミリの標準品だ。使ったステンパイプは16ミリ径なのでそのままでは嵌らず、少し削って挿し込む。
ステンパイプは、ホース用のギザギザの付いたホース金具が見当たらなかったので、代用しただけだが、ホースが滑って抜けやすいので口を少し広げ、半田揚した上に硬質のエポキシ接着剤を盛って滑らかにしてある。


パイプ支持用のU字金具と、パイプを本体に接着するための敷板とはアルミ材を適当に切ってでっち上げた。同じく弾性接着剤で固定=絶え間ない振動に耐えるために弾性としたが、普通のエポキシでも差支えないとは思う。


パイプ支持具は塩ビパイプの残りなど、適当な材料でも機能は十分だ。



アルミ残材を曲げた保護枠を接着 接着面積を広くとればねじ止めは経験的には不要



本機の姿勢が前屈になる結果、保護枠の先端ばかりが潰れるというこれまでの経験から、なるべく全体が接地する様に角度を付けた。こんな作業も、紙を当てていい加減に切ったり曲げたりして型紙を作れば簡単だ。 ハンドルに下駄を履かせる例も紹介したが、私には邪魔だ。


今回は「保護枠の保護」としてゴム板を貼付けてみた。
ホースは、現在分解したままの予備機から外した物の使い回しで、ステン針金で固定した。 ネジ式のホースバンドはゆるみ易く、止めがないと不安だ。


なお、第14回で、最初に試した普通の水道ホースはあっという間に穴が開き、使えないとした。
しかし、パイプの口を膨らませた形状なのでそこだけ地面などと擦れて穴が開いた可能性もあると最近は思うようになった。

もし普通に使えるなら使用中の燃料ホースに比してぐっと低価格なので今後再検討してみたい。

透明ホースが新しい内は排液がホース内を押上げられて排出される様子が良く見えて便利なものだが、じきに汚れで見えなくなるのが残念だ。
実際に使うときはここにテープを巻付けたり太いホースでカバーを付けると安心できる。



これで極めて簡単に改造完了 実際の使用は伊豆諸島域の水温上昇を待ってからだ
 


以上
毎回のように断りを入れていますが、今回も接着剤が不適切などと、素人考へでの試行錯誤を繰返しています。参考にする場合は自身検証の上での作業をお願いします。


Blog 第53回 またホース排気式へ改造 終り=小坂夏樹=




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