休日に外出する場合は必ず帽子を被って出かける。もちろん、その下はしっかりと粉がふりかけられている。粉がかかっているのに何故帽子を被るのだろう。街中を歩きながら自問自答してみた。
粉をかけたって、所詮は坊主頭。もっとお洒落を楽しむためのマストアイテムとして帽子が必要?
いや違う。この理由なら、帽子を被らない日があっていいはずだ。自分の場合は、キャップ、ハンチング、キャスケット、サファリハットからテンガロンハットに至るまで多種多様な帽子を取り揃えTPOに合わせ全てのシーンに対応している。お洒落で帽子を取り入れるという発想ではなく、まず帽子ありきの執着ぶりなのだ。我ながらあきれるこだわりぶり。
帽子を被っていると安心する。
いろいろ考えたが結局はこういうことなのだ。自分の内側から沸いて出てくる危機感に駆り立てられて帽子を被っているという感覚に近い。つまり帽子はハゲの防衛本能がそれを被らしめるものだと。
なるほど、そう考えると今まで抱いていたハゲに関する疑問が一気に氷解する。
例えば、「ヅラと噂されている人」が何人か私の知人にいる。直接たずねることはできないのでその噂の真相はいまだにわからないが、フサフサのヅラを被る彼や巧妙な生際の見えないお洒落なヅラを被る彼、皆帽子が好きではないか。帽子onヅラ。これを「ダブルバーガーの法則」というらしいが、これで彼らがハゲだということがわかった。彼らはハゲという核心に迫られることを酷くおそれ、世間の目に対して二重のトラップを張るのだ。
帽子好きな男は、ハゲが多い。
どうやら間違いなさそうだ。
周りに帽子好きの知り合いがいる人は一度その彼を疑ってみるとよい。
そいつは十中八九、頭髪へのコンプレックスを抱いている。











これからの粉代の事を考えたら、思い切って頭に黒いタトゥーを入れてみるのはどうだろう。
そしたら俺ら友達みんながしばらく旨い酒を飲めると思う。
そのサービス精神に泣き笑いできるね。
リヨンやるなぁって。
タトゥーも検討したことはあるが、本当にマルハゲになった時に黒光りする頭部はさすがに恥ずかしいと考え、思いとどまりました。粉代は月平均すると1000円もかからないので家計に大きな影響はなく、これからもパウダーライフは続くでしょう。ジョンテリー正月以来だね、元気かなぁ。
自分の周りの禿げは、陰では ″ゲーハー″だの ″パゲ″だの ″ツルッ″だのと呼ばれてはいるが、禿げに関して言えば決して妬みや憎しみの対象では無くむしろ 、こいつよりはマシだなぁと思っている人達のサンドバッグになってる感じです。
ちなみに、フサフサの人にとっては別にどうでもいい問題なので、ははははとやりすごします。