旅は続くよどこまでも。

とてつもなく不定期に、しかし何か思い浮かんだときにはどえらい勢いで書きなぐるブログ。

暖冬・・・・?

2006年12月14日 01時30分50秒 | 青森の日常。
なんか変ですなあ。

今日ですね、夜暗くなってから、編集Sと温泉行ったんですよ。
我々の大好きな雲谷温泉。
青森の地理に詳しくない方に説明しますと、雲谷と書いて「モヤ」と読みます。
青森市街の南側には八甲田連峰が連なっているんですが、市街に面したその麓の一地区が雲谷。
八甲田山中に分け入る観光道路、国道103号を、こう、登っていくとですね、雲谷峠という山がありまして、スキー場なんかがあって市内からよく見えるんですが、そのちょいと手前にあるのが雲谷温泉。

まあ、温泉と言ってもたいそうな施設があるわけじゃなく、どちらかと言えば鄙びた、というか、気のいいオヤジさんがいつもひとりで管理している「しなびた」感のある場所なんですが、そこのお湯が非常に良いわけ。
癖が無くてね、掛け流しの透明なお湯がこんこんと、タイルが剥げかかった浴槽から溢れ出ている、そんな風情が気に入っておりまして、編集と2人、よく行くんですよ。

でね、雲谷っつーのは市街中心部から比べればずんと山なわけで。スキー場があるくらいですからね。
ところがねえ、今日行ったでしょう、雪が少ないの。

こないだ私が札幌に行っている間、12月1~3日ですか、青森にはドカ雪が降って、市民一同「こりゃ大変だ!」と大慌てだったんですが、それ以来、ぱたっと雪が積もらない。
まだ12月だからね、これからわさわさ降るんだとは思うけど、山の方に行っても雪が少ないんで少々意外な感じがしました。

そして夜間にもかかわらず、雲谷付近の気温は5℃。
道路の両端に寄せられた雪が解けて道路はびちょびちょ。
市街に下りてくれば、建物の屋根からも雪解けの水がぼっちょらぼっちょら滴り落ちている。
深夜も12時に近いというのにだ。

変だよねえ。
まるで春のような音が、こうして部屋に帰ってきた今も、外からは聞こえているんであります。

明日の津軽地方の天気予報は晴れマークが出てる。
今年は暖冬なんでしょうか。
なんですか、ヨーロッパの方でも、フランスとかイタリアとか、スキー場に雪が無くて開業が遅れているところがあるんだってね。

編集Sは「このまま雪が無い冬だと動きやすくて有難い」なんてことを言ってますが、本来雪国である場所に冬雪が無ければ、それはおかしい。
春には雪解けの冷たい水が流れ込むはずの海水温に変調をきたします。
夏場の水不足にもつながりますね。

雪片付けしなくて済むのは楽だけど、でも、やっぱり変ですよねえ。