Japan in 21st Century

国際関係を学んでいてふと思ったことなどを
極めて個人的に勝手に書いていこうと思います。

チップちっぷTip

2005-04-30 07:09:09 | Weblog
日本と他の国とで違っていることというのはいっぱいあるけど、
チップの習慣だけはいまだになじめないですね。

これはアメリカだけじゃなくて他の多くの国である慣習だけど、
根がケチなので、どうして普通のお金だけじゃ足りないんだ、
と思ってしまう。

でもまぁ郷に入ったら郷に従え、ちゃんとレストランなんかに行ったら
払っていますよ、15%くらい。僕の友達のNさんなんかは「そんなもん
払いたくないわあほ」とか言ってすごく少なめのチップを払っていたことが
あるけど、逃げるようにしてその店を出て行った。

チップとは違うけど、ヨーロッパではトイレの前に皿を持った人がいて、
20セントとか30セントとか書いてある。おいおいこんなところで
物乞いか、と最初は思ったけれど、これはヨーロッパの習慣で、掃除のおばさん
(おじさんでもいいわけだけど)がトイレをきれいにする代わりにお金を
ください、と言っているわけなのだ。だからトイレを利用する人は
お金をあげなければいけない。あげなかったら怖いことになるよ。

トルコに行ったとき、ホテルのボーイが僕のバッグを運んでくれたので、
チップを渡そうと思ったんだけど、着いたばかりでトルコの通貨(トルコ・リラ)
の価値がわからない。

いくらくらいあげればいいと思う?と、
アメリカ人のルームメイトに聞いたけど、彼もわからないので、
「まぁコインを何枚かあげればいいくらいじゃない?」
と言う彼の助言に従ってコインを二枚くらいボーイに渡して「thank you」と
言って僕はにっこり笑ってドアを閉めた。

あとでわかった恐ろしい事実。$1=約100万トルコ・リラ札。
コインは1000リラくらい。つまり、僕があのボーイに払ったのは・・・1円以下?

あのボーイはきっと、閉じられたドアの向こうでかんかんになって
怒っていたんだろうな。悪いことをしたなと思って今でも胸が痛い(ウソ)。

Foods in the United States

2005-04-29 09:07:36 | koro的アメリカ生活
アメリカの食事はおいしくない、というのはアメリカ在住の日本人の一致した意見である。

そりゃあまあ、探せばおいしい料理はあるだろうと思うけれど、普通に家庭や
近所にある食べ物というレベルでは、正直に言ってそれほどおいしい物は
-少なくとも日本人の口に合うかという観点からは-食べられない。

何しろ大学の中にあるのは、カフェテリアを除けばハンバーガー、ピザ、
フライド・ポテト、そんなもん。こんなん食ってたら30歳くらいで
死んでしまいそうな気がする。

日本というのはつくづく健康でうまいものを食べているんだなとしみじみ思う。
なにしろ日本では健康になんて気を使ったこともなかった。アメリカでは、
気を遣わないと生命に関わる。

それはそれとして、アメリカの食事で僕がいいなぁと思うのは、いろいろな国の
ご飯が味わえること。中華、ベトナム、ブラジル、イタリア、インド、タイ、
メキシコなどの各国料理レストランがごく近くにあって、
日常的に食べられるわけですね。

これは僕にとってはけっこう新鮮な体験だ。なにしろ日本にいるときにはそんなもの
食べたこともなかった。中華なんて言ってもラーメンくらいしか食ったことない。
でも、アメリカではこれらを普通に食べる機会がある。前も書いたけど、
ここはやはり他民族が共存する国だ。

変わったものでは、エチオピア、アフガニスタン、ガーナ、キューバ、
イラン料理なんてものがある。

僕の周りの人の間では意見が割れるけど、僕はエチオピア料理が好きだ。

中東の国によくあるような薄いパンのようなものの上に、カレーなどで
味付けした肉がのって出てくる。
じゅうたんのように敷かれたパンをくるくると丸めて肉と一緒に手で
ちぎって食べる。これがけっこううまい。
まぁ手が汚れるのが嫌いという人もいるけれど、
僕はそんなにお上品ではないのでがつがつ食べる。うめえ。

ワシントンDCだと、アダムス・モーガンにあるので一度行ってみるといいと思います。
まぁ二度行くかどうかで好き嫌いがわかれるんだろうけど・・・

占いへの不信

2005-04-28 07:51:12 | Weblog
世の中には実に様々な種類の占いがあるようですね。
手相、人相、星占い、誕生日占い、血液型占い、動物占い、夢占い、などなど。。。

でも僕はこういうのを全く信用しない人なのです。
どうしてか?理由は実に簡単で、めんどうくさいから。そんなのいちいち
気にしてよく生きていけますね?と思ってしまう。思えば実に非ロマンチックなヤツだ。

僕のまわりにも何かというとすぐに血液型とか言いだす人がいるんだけど、
こういうのは勘弁して欲しい。血液型でその人の性格が全てわかるわけでもあるまいに。

だいたい、血液型とかって当たってるか?僕に関して言えばこれは見事に当たっていない。
僕はA型なのだけれど、一般的に言われているA型は「几帳面でまじめ。こつこつ地道に
努力する。神経質なタイプ」とある。

しかし、自分が几帳面だとはどうしても思えない。
僕の部屋はいつも見る人が「げっ」と言うくらい汚いし、机の上にはノートと教科書と
その他のものがぐちゃぐちゃに散らばっている。洗濯物だってそこらへんに
ほっぽってあるし、よく物は失くすしいろんなところに置き忘れたりも
しょっちゅうだ(マヨネーズ事件もあったしね・・)。

極度のめんどくさがりやだからいろんなことはとりあえず後回し。自分の好きなことは
やるけど嫌いなことはギリギリまでやらない。人の気持ちを考えずにずばずば
いろんなことを平気で言う。

こんな人間のことを神経質と呼べますか?だから占いなんて好きじゃないんだ。

この前の冬日本に帰ったときに細木数子なんてのがテレビに出てきたのを見ると頭痛がした。
日本ももう終わりだね。勝手にやってくれ。

トイレに入れなくて

2005-04-27 06:25:46 | コミュニケーションとはなんぞや?
何度か書いたことがあるけれど、外国を旅していてよく思うのは、
結局コミュニケーションは言葉だけじゃないんだなということだ。

これに関しては前も書いたし、これからも書くかもしれないけれど、しかし、どうしても
その土地の言葉がわからないと困る場面というのも少しはある。

例えば僕がスペインを一週間ほど旅していたときは、僕はスペイン語が全くできないので
困る場面が何度かあった。

グラナダからバレンシアまで行く長距離バス停のバス乗り場で、トイレに行きたくなって
探して歩いていた。やっと見つけたのはいいんだけど、そこで僕ははたと困ってしまった。

「・・・どっちが男のトイレだ?」

そう、そのトイレには「男」と「女」という意味のスペイン語が書いてあるんだけど、
スペイン語がまったくできない僕にはわからない。しかも、この二つの単語はよく似ていて、
さらに僕を混乱させた。ううむ。トイレに入るのにどうして迷わなければならないんだ?

しょうがないのでその時は、トイレの前に突っ立って男の人がトイレに入るのを待ちましたよ。
だって他にどうしようもないもの。

これから海外に行こうとする人はその土地の言葉で「男」と「女」
という単語を覚えておくのがよいでしょう、僕の経験に基づいて。

アメリカ人の適当さについて。

2005-04-26 10:48:01 | koro的アメリカ生活
アメリカ人のいい加減さについてはいろんなところで書かれているだろうけれど、
それでも書くことにする。これ抜きにアメリカは語れない。

誰でもそうかもしれないけど、海外に出てはじめて、
あぁ日本ってやっぱり几帳面な国だったんだなぁと気づく。
普段意識してなかったけど、一般的アメリカ人の大雑把さを見ていると、
あぁ俺異国にいるなとしみじみ思う。

このネタに関してはいっぱいあるけど、とりあえず一つだけ例をあげる。

僕があるときスーパーで買い物をしていて、他の物と一緒に卵か何かを買った。
レジでお金を払っていると、店員が何やら苦戦している。何をやっているのかと
思って見ると、卵のバーコードが読めないらしい。ここまでは日本でもよくある。

しかし、その店員が次に何をしたかというと、なんと面倒くさくなったのか、
それをレジに打ち込まないまま袋に詰めた。

僕が呆気にとられて見ていると、その店員はにやっと笑って
まけとくわ」と言った。何がまけとくだよ、バーコード自分で入力するの
面倒くさかっただけだろうが、と僕は思いながらも思いがけず卵が無料になったので
そそくさと金を払って出てきた。

しかし、普通日本だとこんなことはないだろうねぇ。何事もきちきちにやる日本とは
やっぱり大分違う。でも僕はけっこう大雑把な人間なので、実はアメリカ人の
雑さが実はあまり気にならない。いいじゃないですか、卵もただでくれるんだから。
あんまり細かいことを気にしてはいけん。