40男の独り言と北海道案内!

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お気に入りの味、お店紹介  Vol.34  藤むら  (東京・本郷)

2011-08-30 19:19:41 | Weblog
お晩です
札幌も朝晩は過ごしやすく、って言うか朝方は少し寒い日もありますが
日中は残暑が続きますな〜

涼しくなってくると和菓子が美味しい季節になったな〜と感じるんですけど皆さんはどうですか?
子供の頃はもちろん、20歳ぐらいまではお菓子って言えば断然、洋菓子が好きで
実際に口にする機会も圧倒的に多かったんですけど
百貨店のバイヤーをして、和も洋も食べているうちに断然、和菓子が好きになりましたね。

なんて言ったらいいのかな〜
洋菓子って口に入れた瞬間は確かに美味しいんですよ、ただそこから広がりが無いっていう感じ
もちろん和菓子も口に入れた瞬間から美味しいのですが、更に奥行きが広がり美味しいって思うんですよね。

私は洋菓子は“膨らませる”お菓子、和菓子は“凝縮する”お菓子だと思うんですよね
簡単なイメージはクッキーなんかは粉を膨らませるでしょ
お饅頭なんかは小豆を煮詰めるでしょ、もちろん全てのお菓子が当てはまる訳では無いのですが
基本和菓子は元の材料からは目減りするお菓子がほとんどで、これが奥行きの理由ではないかと思っているんですけど

子供の時分には絶対食べないお菓子がありまして、それは羊羹です!
昔は貴重品でね〜羊羹、だから各地で誰でもが購入できるように水増しの丁稚羊羹なんて品物も作られたんですけど
好きじゃなかったですね〜
百貨店に入って初めて“赤坂虎屋”さんの夜の梅を食べましてね羊羹ってこんなに美味しいんだと衝撃を受けましたね
そしたらもっと美味しい羊羹ありました!

それが今日紹介する【藤むら】さんの流し込み羊羹です!
それは20センチ×5センチ×4センチほどの虎屋さんと比べても遥に小さいのに当時でも驚きの1、200円!
硬い紙箱に直接流し込む“流し込み羊羹”で
小豆から作る黒羊羹、いんげん豆から作る白羊羹の2種類
小豆の本当に濃厚な事、いんげん豆の羊羹もこの時初めて食べたんじゃないかな〜

場所は東京大学の赤門の直ぐ側、元来、赤門は徳川家が前田家から姫様をお嫁に頂く折にわざわざ作った門で
その側にある藤むらさんは更に遡る事、秀吉の天下の時代、秀吉が諸大名に羊羹を振る舞い自慢していた時代
その自慢をどうにか見返してやろうと前田利家が加賀・能登越前、越中の領地中をくまなく調べさせ
これぞと白羽の矢が刺さったのが忠左衛門さんに羊羹を作らせたのが始まり。

秀吉に振舞う事は出来なかったが三代目、利常の時代に製造に成功し
そのまま前田家お抱えの菓子匠として現在に至る銘店中の銘店になります。
近年では藤むらさんのお家事情で営業時間も非常に限定され数も少なく連日完売のようです。

私は羊羹もさる事ながらここの和菓子、田舎饅頭茶、白の2種類(こしとつぶし餡ね)当時110円直径4センチほど
栗かのこ、真ん中に求肥が入り、それをつぶし餡で包み上に栗の甘露煮が4〜5個ほど乗り
寒天で固めた和菓子、当時280円直径6センチほどかな〜
本当に美味しかったですね〜京都の練り切りにも負けない江戸銘菓でした。
残念ながら現在は生菓子は製造していない模様。

時代の英雄、英傑、文化人がひっそりと愛したお店の羊羹ぜひお試し下さい。
お茶は築地の“うおがし銘茶”さんの天下一をお供にどうぞ

【お店】   藤むら
【場所】   文京区本郷3−34−6 地下鉄大江戸線、本郷三丁目駅至近
       ながら店舗は営業していないので購入は困難。
【電話】   03−3811−3916
       現在では電話注文のみ、予約に一杯の為電話に出るのも稀
       藤村さん一族は全員が東大出身のかなりの変わり者家族の為、対応は非常に悪い。

ご承知いただき、それでも良い方のみ気長に電話で...
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1 コメント

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藤村店舗、看板撤去された (らふてー)
2014-08-01 14:04:25
2014年7月に入りまして、看板等が撤去されました。
単なる雑居ビルになりました。

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