ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

殻と料理

2016年05月22日 22時25分14秒 | 絵関係
ここでも何度か書いてきたことかも知れないが、小学生くらい
の頃から貝殻が好きである。最近はようやく二枚貝の良さが
分かってきたように思える。とは言え、手元に貝殻があるのかと
言うとそんなことはなく、近所のスーパーに売られている、アサリや
ハマグリといったごく一般的な貝にすら手が出せないである。
調理できないのが最大の理由であるが。

という訳で、今回は多分役に立つ機会のない巻貝の描き方を
載せてみることにする。絵心のある人でもいきなり描けと言われたら
上手く描けないものの一つ。それが貝であるが、どうにかして楽に
描けまいかとアレコレ思索の上にできたのがコレ。
ひとまずざっとウェブ検索ですでにこの方法が確立したものでないかを
確認したが、予想通りそんな酔狂なことをしている人は無く、
満を持して世に放てる次第である。

これを作る過程で、貝殻(巻貝)の構造はかなりフリーダムなようで、
実はかなりたくさんの制約があることに気付く。
例えば巻きの軸(図の①)は、ほとんど例外なく直線である。
ちょっとずつ曲がっていっても、そこまで支障はないはずにも
関わらずである。また、巻きも上下いずれかの方向に必ず流れる、
いわゆる螺旋の形を取る。螺旋ではないただの渦巻きは、
オウムガイやタコブネなど、貝類の枠から少し外れる種にしか
見られないように思える。

話は若干それるが、インスタント系のあさり汁について、2cm程度の
殻付きアサリをわざわざ入れる必要があるのかと、常々思う。
これなら、もっと大ぶりの剥き身を入れてくれた方が食べやすさの
上でも余程ありがたい。殻がついてないとあさり汁と銘打って
売ることが出来ないとか、そういう法律でもあるのだろうか。
いずれにしても、貝類の殻を用いる料理において、殻、身共に一定
以上の大きさが伴わなければ、貧相にしかならない。

もっとも、大きくても手に余る時もある。10cm近いハマグリ
(一個1000円越え)とか、どう料理すれば良いというのか。
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