ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

買った人しかわからない

2017年04月05日 00時09分24秒 | Weblog
四月になって、巷に真新しいスーツ姿の面々や、少し大きめの
制服をぎこちなく来た面々が往来するのを目の当たりにするにつけ、
一年が回ったという実感をようやく得るに至る。

自分自身もかつてはその位置にいたのであるが、思えばもう十年
以上も前の話であって、軽いめまいを覚える。しかし、感覚的には
つい先月の事のようでもあり、ますますわからなくなる。

ここ十数年の間で過去を振り返る尺度として、個人的に用いているのは
神羅万象チョコである。
何度となく説明してきたことであるが、件のお菓子は3~4か月毎に
新しい弾が出て、一年で一章という区切りが設けてある。ついでに
各章には何番目かそこはかとなく分かるような名前が付いている。
例:九邪戦乱の章→9章(9年目)幻双竜の秘宝の章→12章(12年目)

各章のどの弾でどんなカードがラインナップされていて、集めるに
あたってどういった苦労があったとか、これを買ったときに何があった
とか、付随的なエピソードもある程度覚えているので、過去を紐解く
上で個人的に非常に重宝している。単に物事に対する関心が偏っている
から、かような方法でしか覚えられない、とも言えるが、思い出の
アルバムの異なる形、と捉えればさほど異質でもあるまい。

なお、学生の頃は『ビックリマン2000』と『チョコエッグ』がその
役割を担っていた。チョコエッグは引越しの片付けでしまい込んで
しまったが、ビックリマンはファイルが本棚に今も収まっている。

…そろそろ神羅万象チョコのカードのファイリングを進めるか。
まだ半分も出来ていない。
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