浅川嘉富氏は、「富士山が危ない」と言っていた。今年は豪雪の年なのに、富士山では、地熱で雪が溶けているという。洞窟のツララも、みんな溶けてしまったらしい。
・・・と思ったら、「週刊現代」も、「これは何の予兆なのか。琵琶湖・富士山・桜島に不気味な異変が起きている」という特集を組んでいた。もちろん、最近はこの手の災害予想が少なくない。でも、異変が起きているのは事実の様子。
「週刊現代」といえば、「船井幸雄ドットコム」でもたびたび取り上げられている有力な情報源だ。船井幸雄ドットコムと言えば、精神世界ジャンルでもダントツのアクセス数(本ブログの10倍はあるらしい・・・)を誇る超メジャーブログ。これは、無視できないものがあると言っていい(笑)。
週刊現代いわく、「琵琶湖の湖底からは、ガスと水が噴出している」という。かなりの広範囲にわたって、泥が噴き上げられている。探査ロボット「淡探」(たんたん)が、せっせとカメラで撮影して地上に送ってきた映像というから、事実なのだろう。ロボット君もご苦労さんだ。
でも、もっと異常事態なのは南九州の桜島だろう。ここ3年で、548回・896回・996回・・・と、3年連続で過去最高の噴火回数を記録している。しかも、記録ずくめの3年間に輪をかけて、今年の勢いはすごい。1月26日現在ですでに162回もの噴火を記録しているというから、昨年の史上最多記録を半年で更新するハイペース。いったい、どうしちゃったのか?
遠く離れた富士山でも、異変が起きている。去年は、3・11の4日後、3月15日に富士山でも地震が起きて、関係者を戦慄させた。地下のマグマが集中する場所のすぐ上で起きた、マグニチュード6.4の地震。
富士山は、平安時代にはちょくちょく噴火していたのだが、その後の数百年は鳴りを潜めていた。でも、江戸時代に突如として活発化し、1707年の「宝永大噴火」を起こした。このときは、100km離れた江戸にまで火山灰が降り注いだという。
1707年といえば、元禄時代。京都や大阪では、町人文化が空前の繁栄を見せていた。将軍綱吉の「生類あわれみの令」のもと、お犬さまがワンワンといばり散らしていた江戸の町に、突如として「雪のふり下るごとくなるをよく見るに、白灰の下れる也」(by新井白石)というほど、真っ白な火山灰が雪のように降ってきた。その後、火山灰は石炭のように真っ黒な色に変わり、江戸中を黒々と埋め尽くしたという。
そして、宝永大噴火の後は、なぜか噴火していない。それから300年が過ぎた。でも、300年など、富士山の悠久の歴史からすれば、ホンのつかのまの休息にすぎない。
記事によると、気象庁火山課は「富士山は安心していいとは、とてもいえない状態。(中略)・・・山体が膨張したという、マグマ蓄積の可能性のある動きも捉えています。九州の新燃岳(しんもえだけ)も、噴火の1年前から膨張が観測されていました」と話していたらしい。
富士山の話がメインなのに、琵琶湖や桜島にまで話が及ぶのには、ワケがある。というのも、「宝永の大噴火」のときは、その数日前に全国規模の巨大地震が起きているからだ。先日の3・11大地震のように、震源地は、静岡から和歌山あたりにかけての数百kmにおよぶ広大な海岸に広がった。最も揺れが激しかったのは静岡から名古屋あたりだったが、四国の土佐にまで、「水湧き出で、山崩れ、人家の潰れること、将棋倒しを見るが如し」と書かれたほどの揺れがあったらしい。北海道や九州でも揺れが感じられたという。
富士山大噴火の前兆として、日本列島を巨大地震が直撃したのか。それとも、大地震の揺れでマグマの動きが活発化し、大噴火が誘発されたのか。それは分からないが、この2つには切っても切れない関係があるとされている。
まあ、日本はもともと地震国で、火山国だ。何が起きても不思議はないというのが、こうした歴史を見るとよく分かる。それこそ、龍神さまにお願いして、大災害が起きないように祈るしかないだろう・・・。










