昨日はアニャンまでハルラｖｓバックスの試合を見てきました。この日はハルラの某選手の奥様にチケットをいただいたということもあり、選手の関係者が集まるゴール裏で観戦することに。となりの席には、写真のようなかわいい女の子が。名前はニキ。この子が誰かわかる人はわかるでしょうが（笑）。
ニキが手に持っている紙コップはホットワイン。ニキの国では、アイスホッケーを観戦するときの必需品だとか。昨シーズンもいただいたことがあるんですが、アルコール度数も結構高めで、体がホクホクしてきます。
え？ニキも飲んだのかって？まさか（＾＾）。彼女はまだ12歳です。だから「あと8年は我慢しないとね」とからかうと、「私の国では18歳からお酒はOKなの。だから、あと6年ね」と、あっさり返されてしまいました。
とにもかくにも、今日は360度ハルラ選手の家族に囲まれるという、異様な雰囲気の中でフェイスオフ！まぁ～、アメリカ人のはしゃぎようは、ホントすごいですね！カナダ人の奥さん２人もいたんですが、同じ北米とは思えないくらい、キャラが違います！
ニキのお気に入りは、もちろんお父さんですが、それ以外では＃96 ソン・ドンファン選手と＃１ キム・ギソン選手。とはいえ、バックスの＃45 瀬高選手と＃35 白鳥選手は面識があるので、「ふたりには、ハルラが負けない程度にがんばってほしいわ」とエール（？）を送っているあたりが、かわいらしいですね
試合のほうは、追いつ追われつの大接戦。ハルラのディフェンスがいまひとつ、ということもありましたが、3連敗は何とか避けたいバックスの積極的な攻撃も印象的でした。途中ゴールが動いてしまい、ほとんど手中におさめた得点がフイになってしまう不運もありましたが、この日のバックスはよく動いていました。
「テツ（瀬高選手）にはゴールを決めてほしいわ」と試合前に余裕をかましていたニキ。バックスがリードするたび、顔を真っ赤にして、泣きそうな顔で席から走り去っていきます。負けん気の強さは、ホント筋金入りです。決められそうなゴールを決めなかったときは、ハルラの選手に強烈なブーイング！
そんなニキの気持ちが通じたのか（？）、瀬高選手が第２ピリオドで見事にゴールを決めます！実は瀬高選手、ハルラ時代に「ゴールを決めたらパフォーマンスをする」と約束していたんですが、その後ハルラを退団してしまったため、その約束もお流れに。
ところが、この日ゴールを決めたあと、ハルラファンが固まるゴール裏にやってきて、さりげなく手を振ってくれたんです！いやぁ～、やりにくかったでしょうが、見事約束を果たしてくれました（T T）。周囲の人たちの手前、派手には喜べなかったんですが、そのときどれほど嬉しかったことか…
試合は＃25 ラドゥンスキ選手が試合終了間際に決勝ゴールを決めて5－4でハルラが辛勝。調子はいまひとつ、といった感じでしたが、ディフェンスの立て直し方次第で、まだまだ上位は狙えそうな雰囲気。
そうそう、瀬高選手がゴールを入れた後、しばらくして席に戻ってきたニキに「ハルラが負けてるときにテツがゴールを入れて、残念だったね」と慰めの言葉をかけると、笑顔でひと言。
「テツハベツ！」
もちろん、日本語ではありませんでしたが（汗）。
詳しいことはよくわかりませんが、期間限定の助っ人として、アジアリーグにやってきたこの「超大物」選手のサイン、すぐそこにいるのに、もらわないワケにはいきません！
とにもかくにも、貴重な出会いのあった１日でした。