風の木の葉-徒然ブログ

感じたこと、そのままに……

クリスマスイヴ

2011年12月24日 11時57分32秒 | 絵(2)
   「神われらと共に」

夢を見た、クリスマスの夜に
浜辺を歩いていた、主と並んで。
砂の上に二人の足が、二人の足跡を残していった。
私のそれと、主のそれと。

ふと思った、夢の中でのことだ。
この一足一足は、私の生涯の一日一日を示していると。

立ち止まって後ろを振り返った。
足跡はずっと遠く見えなくなるところまで続いている。
ところが、一つの事に気づいた。
ところどころ、二人の足跡でなく、
一人の足跡しかないのに。

私の生涯が走馬灯のように思い出された。

なんという驚き、一人の足跡しかないところは、
生涯でいちばん暗かった日とぴったり合う。

苦悶の日、
悪を望んだ日、
利己主義の日、
試練の日、
やりきれない日、
自分にやりきれなくなった日。

そこで、主のほうに向き直って、
あえて文句を言った。

「あなたは 日々私たちと共にいると約束されたではありませんか。
 なぜ約束を守ってくださらなかったのか。
 どうして、人生の危機ににあった私を一人で放っておかれたのか、
 まさにあなたの存在が必要だった時に」

ところが、主は私に答えて言われた。

「友よ 砂の上に一人の足跡しか見えない日、
 それは私がきみをおぶって歩いた日なのだよ」


      ___☆ アデマール・デ・パロス(詩人)___


この詩をしみじみと読みました。
今夜は静かなクリスマスイヴを過ごします。



年賀状やっと書き終わりました。
今までは、すべて手書きだったけど、今年はプリント。
だんだん、いいかげんになってます。
一年に一度のことだもの、ほんとは手書きにしなくちゃいけないのにね。
あとは、大掃除。あ~っ、これがまた厄介なんだよね。
なかでも、窓拭きが一番大変。
誰か、手伝いに来てください。