このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#1000 カッターナイフ

2010年01月11日 | 鉛筆
鉛筆らくがきです…
このカッターナイフはいつも鉛筆を削るのに使っています。
もう20年くらい使っているのではないかと思うのですが、刃を替えたことは1回くらいしかないような…
鉛筆しか削らないので、あまり刃が減らないのかな?
替え刃がどこにあるのかわからないくらいの話です。

今回#1000番目だからと言って、特別なことはしません。
最初の予定では一昨年くらいには#1000に到達していたはずなのですが、まあ…ぼちぼちですね。

* * * *


「ガラパゴスの怪」を描き続けて辛くなってきたので、ちょっとお休みです。
辛い夢の内容を毎日描くわけですから、毎日辛い思いをしています。
嫌な夢を見たので描いてすっきりしようと言う主旨だったのですが、かえって精神衛生上良くないような気もしないではありません。
20回以上の連載というのが長すぎなのかも。
夢の内容が濃すぎと言いましょうか、話をまとめる能力が低いと言いましょうか、とにかく、これ以上は短くできないのです…
もう少しで終わるので最後までがんばりますが…もう描きたくない気分です。

#999 ガラパゴスの怪(19)太平洋航行

2010年01月11日 | 夢日記
昨年12月29日に見た夢の内容の続きです…
これまでの内容はこちら…[][][][][][][][][][10][11][12][13][14][15][16][17][18]
     *

船長「なんだ、ぜんぜん食べてないじゃないか」


「食べないと日本に着く前にくたばっちまうぜ。言葉が通じなくても、俺の言いたいことはわかるだろ?」
「ギギ…」


「よしよし、良い子だ」


「九時方向に船影! 軍艦のようです!」
船長「なに!?」


船長「アメリカ海軍か…」


船長「日本まであと少しだ、何事もなく通り過ぎてくれれば良いんだが…」


通信員「アメリカ海軍駆逐艦ジョン・レーダーより電信。『船名、国籍、目的地、航行目的を問う』」
船長「返信『こちらは貨物船マリーメル号。パナマ船籍。目的地は日本・トマコマイ。貨物の輸送中。積み荷はアンチョビの缶詰』」
「ジョン・レーダーより送信。『マリーメル号に停船を命ず。臨検を行う』」
船長「なんだと! 返信、『ここは公海上だ。命令に従う義務はない』」
「ジョン・レーダーより送信。『直ちに機関を停止せよ。命令に従わなければ攻撃する』」
船長「くそっ、逃げるぞ! 前進全速! 面舵30!」


「前進全速!」
「面舵30!」


「積み荷はどうしますか?」
船長「モミジを放すにはまだ陸地が遠すぎる。もっと近づかないと無理だろう。だが、いつでも出せるように貨物室は開放しておけ。ただしコンテナは開けるな」
「了解!」


「撃ってきました!」


船長「大丈夫だ。アメリカの映画じゃあるまいし、大砲の弾がそうそう当たるものか。速力はこっちの方が上だ。弾に当たらなければ逃げ切れる」


船体に衝撃。


船長「どうした!?」
「左舷後部に至近弾! 左舷スクリューが損傷したもよう!」
「速力低下、敵艦との距離が縮まります」
船長「なんてこった」


船長「機関前進一杯! 走れる限り突っ走れ。ぎりぎりまで粘るぞ! 総員、救命胴衣を着用しろ!」


「船尾に被弾! 船体に損傷。浸水しています!」
「操舵不能!」


「機関室で火災発生! エンジンはもう駄目です!」


船長「ええい、クソ、これまでか! 総員退船! 救命ボートを出せ!」


船長「モミジ、この船はもう駄目だ。俺たちが出来るのはここまでだ」
「ギ…」


「あとは自分の力で飛んで行け。日本はあの方角だ」
「ギギ…」


「ギー」
「俺たちのことは気にするな。全員無事だ。早く行け!」
「ギー」


アメリカ軍艦「怪鳥が出たぞ! 撃て!」


船長「日本はすぐそこだ。命がけでここまで来たんだ。死ぬなよ」

つづく…