武器はガチャ、そして(14)

2016-11-12 10:36:07 | SF小説
第十三章 テロリストの脅威

科学推進省では地震の恐怖とは別に、一部の国の過激派によるテロも警戒が強化された。

「もし、このブラックホールがテロリストに渡ると、消滅させる技術が見出だせない今は、テロリストの要求をのまざるをえない。
なぜならば、もし奪われたブラックホールの所在が明らかになっても、戦闘機を使った攻撃ができないことは、皆様もお分かりだと思いますが、空爆が意味するのはブラックホールを巨大化させるだけで、消滅はしないのです。
自爆テロを常套手段とするテロリストは、自分達がブラックホールに呑み込まれて消滅してしまうことは、脅威ではなく英雄として天に召される光栄なことなので、地上戦による奪還も成功する見込みは皆無に等しいのです。
ですから、今できることは、ブラックホールの保管場所である日銀の地下金庫の警備態勢を完璧な状態に強化することです。」

「それでは自衛隊を一個師団配置に付け、ミサイル防衛システムの配備も行いましょう。
それから、サイバー攻撃に対処するために、コンピュータシステムのハッキング対応も強化し、すべての通信が暗号化すると同時に、ハッカー攻撃の24時間監視も強化しましょう。」

そして、この防衛態勢は直ちに実施され、日銀の近辺は自衛隊と警察による警戒と共に交通規制がしかれた。
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