「成人」ランナー“フル完走100回”ひで会長の日記

フルマラソン完走100回を達成! ランナー生活30周年、ランナーズマイスターのランニングクラブ会長マラソン日記

世界陸上選考問題を考える では、選考会を優勝するとは何なのか??

2015年03月14日 | マラソン(ミニシリーズ、過去の記事)
ついに明日、横浜マラソン!!
と気分ウキウキな私ですが、ちょっと気になるニュースが…。そうです、タイトルの「世界陸上選考問題」です。

横浜マラソン浮かれ記事(こちらは21時に受付&EXPO報告を行いますのでお楽しみに!!(笑))とは性格を異とするため、ちょっと「号外」にて私の感じたことを書いてみたいと思います。

この問題は日本陸連が世界陸上のマラソン女子代表の3枠目を、横浜国際女子「優勝」の田中選手ではなく、大阪国際女子「3位」(日本人ではトップ)の重友選手を選出し、これに増田明美さんなどが異を唱えているというものです。

私は別に選手個人に関してはどちらの選手が良い、悪いというつもりは全くありませんが…。

私が気になったのは日本陸連の考えとして「田中選手は前半抑えていたから物足りない」「横浜国際は参加者のレベルが低かった」と述べた2点です。

まず、前者。我々ランナーは分かると思うのですが、ランナーそれぞれ走りのスタイルというものがあり、「イケイケドンドン型」(大阪の重友選手)、「イーブンペース型」、「後半追い上げ型」(横浜の田中選手)などがあると思います。
田中選手の場合、トータルでレース展開を考えて後半勝負のレースをしたと思います。前半、ペースメーカーに付かなかったことが消極的な走りというのは違和感があるのですね。

昔、ある選手が大阪国際でハーフかのようにガンガン飛ばして30kmから大失速したことがありました。明らかにフルの走りを知らない人かの失敗レースだったのですが、陸連の理屈からすると「積極的に走った」と評価されることになります…。
それ、おかしいですよね…。

もうひとつの後者。陸連の理論をそのまま当てはめるなら「横浜国際」は「大阪国際」よりも格下レースと認めていることになります。(確かに昨年で終了した横浜国際は歴史もなく位置付けが中途半端でしたが…)
ならば、なぜ陸連が主催して選考会として開催していたのか…?

田中選手の優勝は「市民マラソン」で優勝したくらいの扱いになってしまっているのではないか…? 優勝とはそんな軽いものなのか…?

私の考えは増田明美さんに賛同なのですが(繰り返し、重友選手が出場することを良い悪いという意味ではありません。決定したからには重友選手には頑張ってほしいです!)、選考会というものの在り方を考える時期なのでは、という気はいたします。

なお、選考会について私の考えはすでに2012年8月18日の記事に記載しております。(要は1本化すべき、との考え)

と真面目な記事を書きましたが…。

私にとって肝心の横浜マラソンEXPOのレポートは夜のお楽しみに!!
(現在、鋭意製作中(笑))

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