九塞溝から黄龍に向かうタクシーの中。
運転手:「黄龍見たあとはまたわざわざ九塞溝まで戻るのか?」
うちら:「いや、黄龍のホテルをとったよ」
運転手:「黄龍のホテル!?何もないし、そこから空港までのタクシー高いぞ!!」
うちら:「でも、もう九塞溝もチェックアウトしちゃったよ」
運転手:「だったら川主寺に泊まれ。ホテル聞いてやるから任せろ」
うちら:「どこそれ??」
運転手:「空港から近いところの町だ。明日はそこから松藩に遊びにいけばいい」
川主寺も松藩もどこだかさっぱりわからん。当然、地球の歩き方なんかには載ってない。でも、運転手のおやじの言うことは正しい感じがするし、実際に寄って見てから決めればいいというから直感的判断が常のBチーム、即決でおやじの薦めるプランに従うことにした。
川主寺は空港から8km、おそらく海抜3,000km以上のところにあるそれなりに大きな町。ホテルもお店もたくさんあって散策するのにちょうどいい。ここらへんの地域はそもそもチベット族の自治区なだけにチベット文字のアクセサリーや民族衣装やらがたくさんある。町の人達も多くがチベット族の人たちだし、みんなかっこいい民族衣装を着て歩いていて、ちょっと中国とは違う雰囲気。
そのチベットカルチャーにすっかりやられて、3人ともおみやげものを買いまくり。酔った勢いでチベット族のポンチョまで買って着て歩く始末。もうすっかり内陸フェチ化。
九塞溝最終日に行った松藩はこの地域の城下町だったようで、城壁に囲まれて町があるというおもしろいところ。お土産物屋はまったくなく本当に生活感のある場所で、フライトまでの散策にちょうどよかった。川沿いのお茶屋でゆったりとお茶を飲みつつ、この10日間ずいぶん奥地ばかり来たものだと振り返る。
大自然と暖かい人とアジア文化に魅了されつづけた卒業旅行。
さすがに最後は体力ゼロでガクガクだったけど最高に楽しかった。
中国内陸は本当に奥深い。次の旅行はいつにしよう。
ちなみに成都ではパンダ基地なるものに行きました。
昼下がり、心が癒されるくらいの無防備な格好で寝ているパンダは確かに愛くるしかった。