欧さん在(今度は)北京→帰国・東京

知り合いの方に近況をお知らせします。知り合いでない方にはすみません。

魚の追加

2012年02月27日 | グルメ
暖かさより、日の長さが先に来る北京の早春(晩冬)かな。
というわけで、なんか日が長くなりました。
朝は7時前に夜が明けますし、日暮れは6時過ぎになりました。
もうすぐ春です。
ま、北京のそれは短くて、あっという間に30度とかになっちゃうんですけどね。

このところ、寒さがゆるんできたので、出かけることが多くなってきました。
そうすると、当然食べる機会も増えてきます。

今回は、北京のラマ教寺院で有名な雍和宮近くにある、
有名広東料理&飲茶の店で食べたものから。



なんか、行列状態ですが、店が大きいのでそれほど待つことなく入れました。
北京で古くからある有名店だそうです。
なんか、勝手に、北京の人に飲茶の習慣はないと決めつけていたので、新鮮でした。
味もよかったのですが、一部、熱々でないものもありました。
混雑していたとはいえ、ちょっと残念です。



次からは、また魚のネタで。
これは、有名な東交民巷の某店でいただいた鯉のからあげです。
15年ほどの歴史を持つ店だそうですが、僕の印象では改革開放直後の
感覚をそのまま残している印象です。店員の態度とかも含めて(笑)。
でも、場所柄を考えるととてもリーズナブルで落ち着けました。



そして、これは、会社の近所のよく行く店の料理です。
超大きな魚の頭煮込みに上からぱらぱらと餅(びん)をチラします。
このビンがだしを吸って絶妙の味わいになります。
想像がつくと思うのですが、もちもちとしていながら、味にはコクが出て、
白酒にもぴったりです。恐るべし、中国川魚料理です。

書き入れ時

2012年02月18日 | 日記
今週火曜日はバレンタインデーでした。
中国では夏の七夕が中国伝統の恋人デーで、
バレンタインは「西方情人節」(西洋の恋人デー)です。
女性がチョコレートを配る習慣はなく、恋人たちの記念日です。
というわけで、主な負担は男性にかかります。
恋人に花束を贈り、豪華ディナーに誘います。

というわけで、花屋さんは書き入れ時、バラの花もかなり値上がりするようです。
それでも、花屋さんの店頭には花を求める男性が列を作っています。
街を歩けば、花束を抱えたカップルに、次々と遭遇します。



街角を見ると、臨時の屋台の花屋さんが。
前日までは別のものを売っていた屋台も、この日だけは花です。
たぶん、けっこう高い値段をつけているんだと思いますが、
それでも、奥さんのために買って帰ると思われるおじさん、
カップルで花を選ぶ若いふたりなどなど、大勢のお客が。
幸せそうな人たちを見るのはいいですよね。



五回されたくないんですが。

2012年02月15日 | 日記
なんか、
どういうことかはわからないのですが、
ページのアクセスが上がっています。
知り合いが見てくれている以外の人がいるみたいなので、
あまり五回、誤解を招くようなものは紹介したくないのですが、
ちょっと珍しいものを見つけたので。



○○の○

正直に言いましょう、いろんなことはみな歴史になっていきます。
○○の○という言葉自体、ちょっと刺激的だった時代がありますが、
今やこんなセールのポスターに登場しています。つまり、
時代はもう大きく変わってきていると思います。

はあ。

寒い時期の食べ物

2012年02月11日 | グルメ
前回に続けて、食べ物話を。

春節前後には、いろいろな集まりがあって、さまざま料理をいただきました。まとめてご紹介しておきます。



手前にカニがありますが、ほんもののウイグル料理です。会社の近くに新疆ウイグル自治区の事務所があり、そこに併設されているレストランの料理です。大盆鶏や当地のピザともいえるナンバオ肉が美味しゅうございました。そうそう、奥に見えるパオズの中身は羊です。美味しいものがたくさんありました。



春節といえば餃子ですね。中国は水餃子ばかりだと思っている方もおられるようですが、こちらの店では日本のように焼き餃子もあります。パリッとして美味しゅうございました。東北の餃子を出す店ですが、身近な餃子の店ではここがいちばん美味しいと思います。ほかにも餃子専門店はいろいろあるのですが、僕にはちょっとしょっぱすぎたり、味が薄かったりします。



そして、餃子といえばやはり手作り。というわけで、旧暦大晦日の夜に、同僚の家におじゃまして、ご主人渾身の餃子をいただきました。横に見えるほかの料理もすべてご主人の作品です。日本の家庭とはだいぶ違って、ご主人ががんばって料理するのが中国風のようです。



お正月に映画仲間と食べた「麻辣香鍋」。いろいろな食材を指定して、炒めてもらいます。それを大きな器に盛りつけて、みんなでつつきます。辛そうに見えますが、とうがらしをよけて食べればだいじょうぶです。中国らしい、和気あいあいと楽しめる料理です。



さて、魚料理がうけたみたいなので、いろいろ紹介しておきましょう。こちら、お店の人がまず網に入れて新鮮な魚だと見せてくれたところです。



そして、しばらくするとこんな形になって食卓に上がりました。本当にさきほどの魚かどうか、誰にもわかりませんけど、ひとつのパフォーマンスなのでしょう。からっと揚がっていて、甘いあんかけとベストマッチです。



水煮魚というたぐいの料理ですが、唐辛子のスープの中で魚が泳いでいます。見た目ほど辛くはないのですが、最初はびっくりしますよね。



こちらも似たような料理ですが、色が薄いにもかかわらず、こちらの方が辛いです。魚以外のものはすべて唐辛子です。唐辛子の種類によっても辛さが変わるようです。そうそう、魚はソウギョです。こういう料理にすると臭みもなく、さっぱりして酒が進みます。



そして、意外な変化球で、宮爆鶏丁(鶏肉のピーナッツ炒め)の鶏肉を魚にした「宮爆魚塊」です。魚を揚げてピーナッツや葱と炒めてあります。これはご飯が進む一品です。



最後は、胡同の奥にひっそりとある静かなバーで、カクテルをいただきました。派手な中華料理の後に「日式カクテル」は落ち着けます。日本人のバーテンダーについて修業したという女性バーテンダーが、オーソドックスなカクテルを飲ませてくれます。


寒いところの食べ物

2012年02月05日 | グルメ
こないだ、黒竜江省に行った際に食べたものを報告しておきます。



いろいろな料理を麺の皮で包んで食べるのは、北のほうではよくある食べ方です。この餅ビンはかなりコシがあって、何でも包めそうでした。



豚肉などの煮込んだものは冬の定番料理だそうです。横にあるのは血ですね。これも名物ということです。寒い冬を乗り切るため、栄養、カロリーがたっぷりの料理が発達したのでしょう。



一方で、川魚料理が豊富なのに驚きました。大きな河がいくつかあり、それぞれに捕れる魚が違うということで、料理も豊富ということだそうです。川魚について偏見を持っている人には、目からウロコ落ちます。



キビ入りご飯。「二米飯」と言うそうです。僕も子どものころ田舎で食べました。懐かしかったです。温かいと美味しいんですよ、さめると臭いんですけど。



黒竜江省といえばハルビン・ビール。本場の味わいです。青島ビールより歴史があるんだそうです。



寒いところですから、白酒も美味しいものがありました。