コンボイのベース馬鹿一代記

人生に必要な事は、旅とロックと旨い物。
そして、4弦を弾き倒す熱き魂だ!!
と、言うね。

純愛専科第四回

2009年06月15日 | 連続小日記小説。
〜あらすじ〜

出会い系サイト「出会いマックス」に登録した29歳独身童貞薄っぺらにマジンガーZ好きな某リサイクルショップチェーン店勤務のマサノシン。

飲まない。
打たない。
買わない。

の無い無い三原則を打ち破るべくアバンチュールに船を漕ぎ出したマサノシン。

そこには「ミカ29歳」なる女性が彼のメールを受け止めてくれた。


だがしかし、

「完全無料」であるはずのこの「出会いマックス」においてポイントが足りませんという案内が出された。

後一歩で先に進めるものを・・・。


しかし、それは恐るべきサイトの罠だという事に気付かないマサノシン・・・。




第四回





「ポ、ポイント????」


マサノシンは焦った。

もう一歩なのだ。童貞が喪失できるまでもう一歩なのだ。

完全無料なのにどうしてポイントが無くなるのだろうか・・・・。
マサノシンは理解できない。


すると、メールが届く。


「・・・・?どうしました?マサノシンさん??」
ミカ29歳からだった。


「や、ヤバイ!!どうしたら良いんだ!!」
マサノシンは焦る。
ここで初めて利用規約なるものに目を通した。


そこには・・・。


「このサイトは完全無料で運営するものとする。ここに登録した時点で提携サイトのサービスに移行するものとする。尚、提携サイトの利用規約やサービスに関しては提携サイトの利用規約に則りその利用内容を確かめる事に同意するものとする。」うんぬんかんぬん・・・・。

うん??????


よく解らないが、どうやら提携サイトのサービスに移行したらしい・・・。


その提携サイトにはポイント制というものがあって、最初はポイントがあり、そのポイントが無くなると購入しなければならないと言う事らしいのだ。


で、ポイントのレートを見てみる。


1ポイント=10円・メールの送信=30P
携帯電話番号・携帯メールアドレスを含むメールの送信=2000P
掲示板に書き込み=10P

後は無料らしい。

で、初回のポイントは120Pが無料と言う事だ。

がび〜〜〜〜ん・・・・。

で、ポイントの購入方法を見てみると、コンビニダイレクトやキャッシュカードの返済やFAXによる支払いや色々ある。

マサノシンは驚愕した。


すると、またメールが・・・。


「????どうしたんですか??まさかマサノシンさんも実在しない男の人なんですか!?ヒドイ!!!騙したんですか!?」

という内容のメール。


マサノシンの焦りはピークを迎えた。


アワテテ立ち上がりどこに行くわけでもなく荷物を持って飛び出した。

鉄の棒はそのままに・・・。


オバヤンとおっさんは悲鳴を上げた。



ひとまず、ポイントを購入するのにこのコンビにダイレクトにしようとアプローチを試みる。


すると、またメールが。


「信じてました・・・。最後にマサノシンさんに賭けようと。どうして返事をしてくれないのですか??本当に嘘なんですか??」

と言う内容のメール。


「ち、違うんだミカちゃん!俺にはポイントが無いんだ!君に嘘など付かないんだ!!」

と、虚しい独り言を言うマサノシン。


「えっと、ポイントの購入と。コンビにダイレクト・・・。でポイントはとりあえず5,000円と・・・。」

すると払い込み番号を支持される。

71**********と言う内容。
セブンイレブンに慌てて振り込みに行く。


キツネに似た店員に「この支払いお願いします。」と番号を渡す。

「はい、5,210円です。」と言われる。

車に戻り携帯をチェックする。すると、500P追加されていた。


さっそくミカにメールを打つ。

マサノシンの親指が鋭く動く。


「ごめんごめん!ポイントが途中で無くなって。で、時間なんですけどお昼に**駅で良いですか??必ず行きます!!」


よし、これで良い!



送信!!!!!!!!!


マサノシンは全てをそこに込めた。



すると返信が。


「そうでしたか・・・。解りました。当日連絡が取れないなんて事にならないようにお願いしますね。」



当日????


と言う事は、来てくれるという事なんだろうか???



よっしゃ!!!


マサノシンのテンションはガチ上がりした。

夢にまで見た本気パイルダーオン!!
マサノシン29歳独身童貞。今度の休みに男になります!!!!


メールを打つ。


「はい!必ず連絡取れるようにします。会えるのを楽しみにしています。」




送信!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



すると、返信が。


「それで、**駅のどの辺を待ち合わせ場所にしますか??」


そう、ここからマサノシンの怒涛のメール攻勢が始まるのである。



つづく・・・。




フィクションだよ〜。

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純愛専科第三回〜サボった分含み〜

2009年06月08日 | 連続小日記小説。
〜あらすじ〜

私のあそこは大きいです。さみしいあな<・・・続きを読む>と、自己PR欄に載ってしまったマサノシン。

肝心なさみしいあなたにパイルダーオンの部分が見切れてしまった。

某リサイクルチェーン店勤務の何の趣味も無い29歳独身童貞で薄っぺらにマジンガーZが好きは、何かが変わると信じ、出会い系サイト「出会いマックス」なるところに登録をした。

名前・マサノシン

地域・○○県

年齢・29歳

自己PR・私のあそこは大きいです。さみしいあなたにパイルダーオン!!


その先に待つのは一体何なのか・・・。



第三回




初めてのことなのでこれからどうして良いのかわからないマサノシンはひとまず掲示板なる所を見てみる事にした。

そこには目くるめく魅惑の女性たちの写真と、男を誘う誘惑の言葉が書き連ねられていた。


チカ・19歳
セフレ募集!!出会いが無くてマジ困ってます。割り切りでも良いんでメール下さい。


とか、


ヒロミ・40歳熟女
お金は在ります。宜しければ援助させていただきたいです。セフレ契約希望。


とか。


兎に角あらゆる年齢のあらゆる女性が写真付きで誘っているのである。


マサノシンは困惑した。

と、同時にそこに男のハーレムを夢見た。


そういえば・・・。完全無料とこのサイトには書いてあったなマサノシンは思った。

一体何が無料なのか・・・。


掲示板のトップページに戻る。


メール送信・・・無料
メール閲覧・・・無料
掲示板書込・・・無料
掲示板閲覧・・・無料
写真掲載・・・・無料
写真閲覧・・・・無料
直アド交換・・・無料
携帯番号交換・・無料

と、書かれたトップページが目に飛び込んでくる。

そうか、良かったと思い早速掲示板を見てみる。


で、一人気になった女の子を発見した。


ミカ29歳独身
自己PR・何もかも諦めました・・・。

と、書いてある女性を発見。

写真を見てみる。

物凄く可愛い・・・。


気になったマサノシンの股間が僅かにうずいた。


「この子にメールしてみよう・・・。」とメールを送る事にした。


「えっと〜・・・。」

マサノシンの親指はすばやく動く。

「何をいったい諦めたんですか??私でよければ話ぐらい聞きますが。」


と、メールを送る事にした。ドキドキしていた。


「送信!!」心の中でマサノシンはメールに気合を込めた。



何を期待してるわけじゃないと言えば嘘になる。

物凄くいや、異常に期待していた。
いったいどうなってしまうのか、それともここは虚飾と虚像の世界なのかと不安も膨らんでいた。

もし、万が一会うことが出来たらどんなに幸せだろう。

ただ、その一心でマサノシンは僅かに膨らんだ股間と共にメールを送った。


僅かに膨らんだとは言え巨大である。人目を避けるように座布団を股間に置いた。
だが、余計に目立っている事に今のマサノシンは気付く余裕は無い。


しばらくするとマジンガーZの着メロが鳴った。




ミカ29歳独身さんからだった・・・。



恐る恐るサイトのメールボックスにアクセスする。

内容を見てみた。




「初めまして、マサノシンさん。PR読んで面白そうなのでお返事しました。
何を諦めたかと言うのはこのサイトに居ても出会えないからです。なので、やめようと思っていたらそこに丁度マサノシンさんからメールが届いたので、最後にこの人に賭けてみようと思ったんです。マサノシンさんは実在する男性ですよね??」

と書かれていた。


マサノシンは焦った。

出会い系なのに出会えない??

何故だ??と言う事と、メールの返事が来たからだ。


こんなに嬉しいのは車の免許を取得した以来だった。


マサノシンは早速返事を書く事にした。


親指が高速で動く。そして股間は更に一段階アップした。


「出会えない??実在する男性??どういうことですか??私は本当に息をしている人間です。ミカさんに非常に興味を持って私もメール差し上げました。」

何を書いているんだろうか・・・。

だが、マサノシンはそんな事に気付いていない。もはやミカ29歳独身に夢中なのだ。



送信!!!


すると、またすぐに返事が。


「(笑)良かったです。結構騙されて出会えなくて困っていたので。マサノシンさんは29歳と言う事ですが同じ歳ですね。早くお会いして色々話したいです。ハート」

と、書かれていた。


マサノシンの股間はパイルダーオンしていた。

座布団が持ち上がる。


隣に寝ていたオヤジの視線から丁度そのパイルダーオンした座布団の異常な盛り上がりが確認できるらしかった。


「うぅ、うわっ!!!」オヤジは焦って声を出してしまった。


だが、マサノシンは気付かない。



「早く・・・あ、会いたい・・・。ハート・・・。ま、マジですか!?」

マサノシンはまた速攻返事を送る。

「私も会いたいです。是非会いたいです。どうしたら良いですか??」



送信!!!




返事が返ってくる。


「今度の日曜日なんてどうですか??**駅に来れますか??」


という内容!!


なんということだろう。始まって僅か10分足らずでもはや会う約束が出来るではないか!!マサノシンのドーパミンは今までに無いくらい放出した。
それは肉体を伝い、あそこを堅牢な城壁を打ち砕く鉄の棒に変化させていた。

隣に寝ていたオヤジはただ事では無いと、連れのオバヤンを起こした。

「おい!!あの男の座布団のところ見てみろ!!」

安眠を妨害されたオバヤンは忌々しそうに「なんだい、あんた!・・・・・あれまっ!!!!」と思わず声をあげ、顔を赤らめた。

「こ、このエロばばあ!顔を赤くしてやがる!!」


だが、そんな声はマサノシンには届かない。


マサノシンはメールを打つ。


「解ります。**駅ですね!!日曜日に!必ず行きます!!時間は何時ですか?」



送信!!!!


するとまたメールが届く。


「良かったです。時間はお任せします。一日暇なので。」


と書かれている。


一日暇!!

一日俺と一緒!!

俺と一緒に居る!!

一緒になる!!


二人一緒になる!!!



と、マサノシンは変換した。


バサッ!!

座布団が落ちる。


そこにはクロガネの城がそびえ立っていた。



隣のオヤジは「生きていた中であのサイズは今まで見た事が無いぞ!」と驚愕。
寝ていたオバヤンは「ほんとに・・・。まぁ〜・・・。」とうっとり。


又してもメールを打つ。


「では、時間はお昼過ぎの13時で宜しいですか!?日曜日、**駅に13時です!!」

とメールを、




送信!!!!!!!!!!!!



と、

思ったら・・・。




ポイントが足りません。現在0ポイント


と、表示されてメールが送れないではないか!!!


「ええええっ!!!完全無料じゃないの!!!!」



そこには、完全無料という甘い落とし穴が待ち構えていた。




つづく






フィクションです。
人物・や色々な事は全て作者の作ったフィクションです。
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連続小日記小説はお休み。

2009年06月01日 | 連続小日記小説。
何故なら、書くのめんどくさいから!!

先ほど帰宅。


ああ、疲れた・・・。


とっしーさん、すいませんでした。


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純愛専科第二回

2009年05月25日 | 連続小日記小説。
〜あらすじ〜


リサイクルチェーン店勤務の29歳独身童貞のマサノシン。

特技も趣味も無く、平凡な毎日を打開するべく「出合い系サイト〜出合いマックス」の勧誘により登録する事に!!

名前、地域、年齢を打ち込んでいざ、自己PRの段階で自分に何も無い事に気付いたマサノシン。


ここから彼の運命は怒涛の如く変わっていく事になる・・・。



第二回




マサノシンは焦った。

自分には何一つアピールすべき特徴がないということに焦った。


しばらく固まる。

そして、考えた。



「う〜ん、部活もやった事ないし・・・。履歴書の特技には資格なんかを書いたけど、そういうのでもないし・・・。
趣味は読書だし・・・。」

ひたすら考えていた。


が、

ある事を思い出した。


そう、あれは中学の時の林間学校での話し。


皆でお風呂に入っていたときにマサノシンのある特徴に気付いた同級生から、とんでもない嫌がらせを受けた事だった。


「おい!!みんな!!マサノシンのチンポ、超でけ〜っ!!!」


同級生が騒ぎ立てた。


「おおおっ!!マジかよ!!視聴覚室で見た外国人の男並みにでけぇ〜っ!!」


「おい、それちょっと立たせてみろよ。」

同級生達がマサノシンを取り囲んで羽交い絞めにし、ゆさゆさとマサノシンの一物をなぶり始めた。


「や、やめてよ〜っ!!」

マサノシンの必死の抵抗もむなしく、同級生達に取り押さえられる。

「こいつ、もう剥けてるぞ!!」とか、「こんなに毛が生えてるぞ!!」
などと言っている。


思春期の少年は熱しやすい。

そう、見る見るマサノシンの一物は隆起し、凄まじい大きさと太さでかちんこちんになった。


「おい!!しかもめちゃくちゃ硬いぞ!!」


同級生達はデコピンしている。

「いってぇ〜っ!俺の指のほうが痛いぜ!!」などと歓喜の声を上げている。


次から次へとデコピンを一物に喰らうマサノシン。



思春期の少年は感じやすい。


「ああ、駄目だよ!!駄目、駄目!!」


隆起したマサノシンの超巨大エッフェル塔から大量の白濁液が放出されてしまったのだ。


「うおっ!!!!あ、甘い!!!」


それは、ゴーストバスターズに登場したマシュマロマンが解けたかのような甘い白濁液が同級生達に降り注いだのだった。



思春期のベジタリアンの少年の白濁液は甘い。


それを機に「デカマラノシン」とか、「アンコ精子マン」とかありがたくないあだ名が中学時代彼を苦しめ続けた。


そんな事を思い出したマサノシン。

密かにコンプレックスなのだ。


週末のスーパー銭湯でもあそこを隠すようにひっそりと入浴し、極力人目を避けて着替えるほどの徹底ぶりを見せていた。


「こ、これは・・・。きっとこういうサイトではこういう特徴のほうが喜んでもらえるのかもしれない・・・。」

マサノシンは思った。


いっそこのコンプレックスを武器に出来るかもしれない。と、マサノシンは過去との決別を試みる事にしたのだ。


「自己PR、と。あそこがとても大きいです。」


・・・・・・・・・・・・・。


なんか、インパクトに欠ける。

それに、なんか、馬鹿みたいだ・・・。

マサノシンは考える。


そうだ、これにしよう!!


マサノシンは思い出したかのように自己PRに書き添えた。

「あそこが大きいです、Z!!」

ゼット。


あそこが大きいです、ゼット!!


マサノシンは無類のマジンガーZ好きだ。

ただ、内容は殆ど覚えていない。あの歌が好きなのだ。

ただ、それだけの理由でZと書いてみたのである。


・・・・・・・・・・・・・。


もっと、馬鹿に見える。



その時、過去最高のヒラメキがマサノシンに降臨した。


「こ、これだ!!!」


マサノシンの親指が激しく動く。



「あそこがとても大きいです。さみしいあなたにパイルダーオン!!!」

上出来だった。


マサノシンは満足した。


我ながらパイルダーオンは思いつかないとさえ考えていた。それが、今、思いついたのだ。

そして、そのまま登録を終えた。


投稿画面を見てみる。


名前・マサノシン

地域・○○県

年齢・29歳

自己PR・「あそこがとても大きいです。さみしいあな<・・続きを読む>




!?

えええええっ!!??

見切れてるじゃん!!!!






つづく・・・。



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純愛専科第一回

2009年05月18日 | 連続小日記小説。
29年間生きてきて、彼女が居たのはその内1度。

しかも何も無いまま自然消滅し、それ以降彼女を作る気にもなれない。

どうなっていくのか・・・。これから・・・。


マサノシンはそう考えていた。

酒もギャンブルもましてや風俗にも行かないマサノシンは家と仕事の往復を11年も続けている。

実直で怒る事も無く。
かといって目立つ事も無く。
即ち、暇なのだ。

楽しみといえば週末スーパー銭湯でのんびりするぐらいなもの。

今夜もスーパー銭湯の休憩所の畳の上で寝そべりながら「なっちゃんリンゴ味」を飲みながらそんな事を考えていた。

「なっちゃん・・・か・・・。」

中学生の頃好きだった女の子の名前も「なっちゃん」だったな〜などと思い出していた。

「何してるんだろう、なっちゃん・・・。」


もう、結婚して家庭を持っているのか、はたまた独身で居るのか。

そう言えば卒業文集の中に「将来の夢・Bzの稲葉さんと結婚する。」とか書いてあったのを思い出して、マサノシンは苦笑いした。

「俺の夢って、なんだったんだろう??」

マサノシンは思い出すが、文集に寄せた将来の夢がどうしても思い出せないで居た。




マサノシン29歳独身童貞は会社員である。

リサイクルショップの大型チェーン店に勤務している。

帳簿管理の仕事なので土日は休み。そこそこに給料を貰い、そこそこに貯金をして、そこそこに当てにされている。

そこそこ社員なのだ。


この不景気にもかかわらずリストラもされずなんとか生きながらえている。

高校を卒業しこの世界に入り何の疑問も持たず今まで過ごしてきた。

苦にもされず。特別当てにもされず。

母親と二人暮し。

それが、この男の全てだ。



ふと、携帯が鳴った。

「マジンガーZ」のメール着信音。


「誰だろう??」

思い当たるのは会社の後輩か、数少ない友人の顔である。


この着信音で周りを気にしながらメールを見てみる。


「ん???」



それは出会い系サイトからの勧誘のメールだった。

ドメイン指定をしていてもたまにこういうメールが入って来る時がある。

だが、今夜のマサノシンは何故かその「出合い系サイト〜出会えまっくす」に強く引かれた。


今まで無視してきたその手のメール勧誘に、初めて心が動いた。

登録してみる気になった。


何の趣味も持たず、今まで女の味も知らず、言い寄られたことの無いマサノシンに自我が芽生えた。

ふつふつと、くすぶっていた性欲の情念がこの「出合いまっくす」によって燃え上がらんとしていた。


「お近くのエリアでいっぱい出会えます。色んな女性があなたとの出会いを待っています。」

という魅惑的な文字。

そこに女体曼荼羅が浮かぶかの如く、マサノシンは妄想を開始した。


「初めての方はこちら!」

ためらわず進む。

「地域・年齢・自己PRを記入して、最後に携帯電話のメールアドレスを入れてください。」と、書いてある。


「地域、○○県と。年齢29歳。自己PRか・・・。」


ここで、マサノシンは行き詰った。


自己PRなんて今まで書いたことが無かったからだ。



つづく
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