七福神です。こなちゃんが亡くなる2日前に緊急入院した日に届きました。(もちろん受け取れませんでした)
なんかいいことあるといいな、と思って買ったのですが、1日でいいから早く届いてくれたら、こなちゃんは
助かったかもしれないのに・・・と言いがかりを付けています。福が7人もいて何やってるんだい? どうせ
役に立たないなら船に穴を空けてやろうか? とかひどいこと言ってます。
熊先生を信用してなかったわけではないけれど、セカンドオピニオンを考えていたのです。「週末にでも」と
思っていたら、間に合わなかった。
これ(→これ)も「週末に設定しないと」と思っていたけど、間に合わなかった。
七福神もセカンドオピニオンもPCの設定も間に合わなかった。
すべて後手後手になっちまったなぁ。
先日、こなちゃんの四十九日でした。お骨はまだここにあります。もう少し一緒にいるつもりです。
きっと天国の扉をこじ開けて、先に逝ってしまった皆様のワン子達と元気に遊んで、寝て、食べて、
走り回っているでしょう。(四十九日は仏教で行き先は極楽、天国はキリスト教ですが、気にしない気にしない)
こなちゃんは長さはあるけど、細身のワン子だったのです。もう骨格自体が細いの。だからコーギー特有の
ど~んとか、ぼよ~んとした感じがあまり無い子でした。初めの頃はコーギーの女の子をあまり見る機会がなくて、
男の子を見ると「やっぱり男の子は大きいなぁ」なんて思っていましたが「こなちゃんは細いんだ」と気付いた
のはこの時→N区コーギー連合 楽しかったねー。ぴあちゃんもコモンちゃんもコギっぽくて、羨ましかったです。
やや細めのこなちゃんだったけど、短い足でトコトコ近寄ってくる姿も、その短い足をパタパタ動かして
お散歩前に玄関に走って行く姿はとっても可愛かったんですよ。楽しそうな顔をしてお尻をフリフリする
姿はやっぱり忘れませんね。ああ、おケツに顔を突っ込みたかったー。
私が新聞を読んでたりテレビを見てたりすると、とんとんって私の腕を叩いてきました。短い手でとんとん、と。
それが可愛くて何度も知らんぷりをして、とんとんとやらせてみたりね。
あとは飛びつきが最後まで直らなくて、誰にでも飛びついてました。私が帰って来ると一応喜んでくれるのか
サークルから出た途端に飛びついて何度押し倒されたか。ははは、大変だったけど私も嬉しかったです。
こなちゃんは何気に通院続きの子だったなぁ。アレルギーがあって、その次が肝臓。今頃になっちゃうけど
アレルギーもあんなに一生懸命にならなくてもよかったのかな、て気がする。痒いのは確かに辛いはずなんだけど
通院もお薬も、ストレスだったかなぁ、と。
手作りフードだのホリスティックだのそりゃもう気合い入れて勉強しましたさ。無駄だったとは全く思わないけど、
気合いを入れ過ぎたな。もうちょっと楽に考えてよかったかもな。
シャンプーなんてショップに頼んだのは多分10回程度しか無かったんじゃないなかと。ぜーんぶ自分でやったし。
ただ、最後の2年くらいは爪切りだけ病院に頼みましたわね。近視と乱視(と老眼)が進んじゃって見えなくてー。
闘病について付け加えますと、骨、筋肉、被毛はタンパク質から作られますが、優先順位は骨と筋肉で毛は
一番最後。だから肝臓の機能が低下してタンパク質が上手く摂取できなくなり、10月の胆嚢摘出の手術の時に
剃ったお腹の毛が、十分に生え揃わなかったのです。点滴の時も腕の毛を剃りますが、それも長方形に剃られ
た形のままでした。手術から4ヶ月経ってだいぶ戻りはしたものの、それでも剃った跡がわかるくらい、お腹も
腕もきれいには毛が戻りませんでした。それだけは美少女のこなちゃんにはちょっと可哀想でしたね。あのフサ
フサだった毛が恋しいです。
ぶすっとした顔も、へらへらした顔も、ドアの影からこそっとこちらをのぞき見る顔も、勝ち気な笑顔も、
蹴っ飛ばしたくなるくらいのイタズラっ子の笑顔もすべて忘れない。もっと見たかった・・・。
色んなことがあったはずなのに、色々あり過ぎて、いるのが当たり前すぎて、何があったか思い出せない
くらい思い出がいっぱい。
先週までは「捨てたくねぇ」と言ってましたが、こなちゃんグッズを少しずつ処分を始めました。全てを
処分するつもりはないけれど、残しすぎても、なんとなくこなちゃんが可哀想な気がしてきちゃって。
私がいつまでも引き止めているような気がしてね。
洋服は自分で手作りした洋服を数着残しました。何枚かはこなちゃんの匂いがして洗濯すら出来ません。
洋服もリードもフードボウルも何かも、使う主を失ったグッズを見るのはやっぱりまだ悲しいけど、
そばに置いておきたいんだもーん。
こなちゃんが亡くなった直後から架空の次の子が頭の中にいましたが、その子も消えつつあります。
次の子は、こなちゃんとの別れの時のような、あんな悲しい思いはしたくない、という気持も正直あるけれど、
それでも「もう一度ワン子と暮らしたい」と思った時に考えようと思います。まだまだ時間が必要だわね。
ただ、コーギーはちょっと難しいかな、と思っています。いえ、なんとなくですけどね。
コーギーの可愛さは最強なのは分かっているけど、コギはこなちゃんだけでいい、という気持もあるのです。
気付けば、もう季節は春ですね。
“望ーず”ことバラ子達は芽吹き始めました。
こなちゃんがお散歩デビューしたのは桜の散る頃でした。はらはらと散る花びらを追いかけて、まだ小さい身体で
一生懸命びょんっとジャンプして、花びらをばくっとやっていた頃が懐かしい。かわいかったー、あの頃。
こなちゃんの闘病は、自分は本当にやれるだけのことはやれたのか? と自問する時があるけれど、いつまでもクヨクヨ
しても仕方無い。バラ子達ももうすぐ咲きます。バラ子の手入れをしながらこなちゃんとの思い出を美しいものに
したいと思います。
2007年3月から始めたこのブログです。(ずいぶん長く書いたのね)
これも、今日で終了します。
伝えたいことは伝え切りました。(最終回なので盛り込み過ぎました)
「更新を」というお言葉もありがたいのですが、中年太りしたオバハンの日常というのも・・・と思いまして。
ブログは削除せず、このまま残します。これはむしろ自分の記録用です。てへ。
ここまで続けられたのは、ブログを通じて知り合えた皆様や、もちろんご覧くださった皆様のおかげです。
「暴犬」とか「暴れん坊」とか散々書いてきましたが、こなちゃんは本当はすごくすごく可愛かったんですよ。
そして皆様から愛されてとても幸福な子でした。皆様も皆様のワン子ちゃんのこともずーっとずーっと忘れません。
本当に感謝です!
「『さようなら』という日本語はとてもきれいな言葉だと思う」と母が言ったことがあります。同感です。
一方で、英語だとgood-bye ものすごく直訳すると「良い別れ」。これだって悪くない。なんか前向きっぽい。
だから、どうせなら「とてもとても良い別れ」にしてしまえ。
なので、私から皆様へ、さようならの代わりにVery very good-bye
私とこなちゃんのコーギーらいふは終わりましたが、皆様の楽しくて幸福なワン子らいふがどうか一日でも長く
続きますように。
長い間ご覧いただき本当にありがとうございました。Thanks!
ファイナルのクリック→
※ブログ村ももうすぐ退会します。応援していただいてありがとうございました。
※※ 追記 4/2 ブログ村を退会しました。