ただ今、ブリスベン。写真と文のみ。音楽のこととかも。

ボーディングまで1時間半以上もある。。。(*´Д｀)。

ブリスベンはめっちゃ晴れてるよ。太陽ギラギラ(´・ω・`)。

今朝飛行機が着くときに朝焼けが綺麗だったんでパチリ。



美しい(´-｀*)。地球、すげーな・・・。

昨日はホテルのチェックアウトが11時で、飛行機は20時50分発だったから、時間持て余して本屋をふらふらしてみた。なんとなくバイオリンの文字に惹かれて音楽の棚に行ったら、なんかすごく落ち着いて癒された(´･ω･｀)。で、６・７年ぶりに日本語の本を購入してしまった。日本語ＯＫ期間だからいいの。

購入したのは、バイオリニスト千住真理子さんの「ヴァイオリニストは音になる」という本。時事通信社。これを成田空港のタリーズで読んでたら、あっという間に2時間経って、心がぽかぽかになりましたよ('ω')。

私は5歳からピアノをやっていて、中学に入ってからバイオリンを始めたんだけど、どっぷりバイオリンにハマっちゃってピアノそっちのけで寝ても覚めてもバイオリンを弾いてたのよ。大学入ったら市民オケとアンサンブルに入ってレッスンも通ってた。本当はバイオリンと楽譜に囲まれた生活ができればどんなに幸せか、と思ったけど、バイオリンで食べていくのはレベル的にも始めた時期的にも厳しすぎた。で、歯学部に進学した訳だけども、私はバイオリンが大好き！と思っていたのよ。でも、バイオリン愛を語る私に市民オケのプロの指揮者先生は、「君は音楽を捨てたんだよ」とおっしゃった。「歯学部に行って、音楽を趣味でやろうとしてる時点で音楽を捨てられたんだ。それでも捨てられなかった奴がプロやってるの。」と。

私はその言葉にものすごくショックを受けてしまって、ずーっと立ち直れてなかった。音楽捨てた奴がバイオリンを、音楽を好きなんて言っちゃいけないんだな、バイオリンも弾く資格ないのかもな、って。どうせ趣味なんだからって。


それから弾くことに対して前向きになれなかったんだけど、昨日読んでた千住さんの本の中で、アインシュタインが船の上でバイオリンを奏でるって話があって、どう聴いたのかわからないけど千住さんはアインシュタインのバイオリンの音を聞いたことがあって、上手くて優しい・柔らかい音なんだって。

これって、音楽を趣味でやってるアインシュタインの音を、プロの千住さんが認めてるってことじゃないのかな、と思って。なんか、その一文を読んだら、やっぱり、私もバイオリン好きって言っていいのかも。もっとバイオリン弾いてもいいのかもって思えてきた。

最近疲れてたから、休日はずっとバイオリンを弾きまくってたんだけど、「音楽を捨てた人間が音楽で癒されようとしてる」ってとこがずっと引っかかってた(´･ω･｀)。
でも、なんか、やっぱ、いいのかも。音楽好きって言っても。

音楽を捨てたように見えるかもしれないけど、やっぱり音楽もバイオリンも大好きだ。

オーストラリアに赴任するときは、バイオリンも一緒に連れて行こう。辛くなったらたくさん弾こう。

私のバイオリンをYou tubeにアップしちゃったりとかも良いかもな～(´･ω･｀)ずっと残るしな。。。