青森県鶴田町での２日目は津軽富士見湖公園の丘の上にある初代尾原家万次郎師の石碑を尾原家会の皆さんと共に清掃し、お盆ということもあり、菩提寺からご住職に来て頂き供養となりました。
この津軽富士見湖は津軽では最大の人工湖で、最近では吉永小百合さんのポスターの効果もあり、この日は鶴の舞い橋に訪れる観光客で賑わっていました。
初代尾原家万次郎師の供養式には地元鶴田町から石碑建立に御尽力を頂いた当時の町長であった中野元町長さんがお忙しい中、駆け付けて下さり、中野元町長さんのお父様が初代尾原家万次郎師と同級生だったことや石碑を建立するまでの大変だった苦労話を挨拶の中で語られておりました。また、地元津軽三味線奏者の長峰健一さんを始めとする地元の民謡の先生方や親族関係者の皆さんも来て頂き、供養式は滞りなく終了しました。
私達は宿である山田温泉に戻り、夕方からの舞台公演の準備をし、会場である鶴田町役場前にと向かいましたが、台風の影響なのか雨天となり、急遽会場を屋外から鶴田町会館に移し、３０分遅れにて民謡ショーを開催しました。
地元の民謡団体の皆さんと青森県外のプロの方々との競演となり、息子も私も親子で出演を致しました。
つるたまつりと題した民謡ショーは鶴田町の皆さんに好評だったようで、来年も開催して欲しい要望が町民の方々から寄せられたそうです。
やっぱり津軽は民謡に尽きると実感しています。
民謡ショーが無事に終わると打ち上げを兼ねた記念祝賀会が山田温泉の大宴会場にてあり、地元の町長、議員、観光協会など御世話になった方々をお招きし、演芸を楽しまれ初代尾原家万次郎師を偲びながら楽しい鶴田町の夜を過ごさせて頂きました。
私も熱海の宣伝もさせて頂き、日本文化に県内も県外も無い心はひとつだと改めて認識をした一日でした。
大先輩である大御所の菊地鉄男先生に久しぶりお会い出来て嬉かったです。尾原家万次郎女先生を始め、尾原家会の皆さん、地元関係団体の皆さん、誠にお疲れ様でした。
有り難うございました！
津軽民謡・小森高正。
