平成２７年熱海市戦没者慰霊祭。

熱海市の遺族会の皆様が参列し毎年行われております戦没者慰霊祭が、小雨模様の中、熱海梅園内にある慰霊塔の前にて午後２時半より行われました。

私は所管する総務福祉教育委員会の委員長として来賓出席を致しました。

戦後から７０年が経過してもご遺族の皆様の心の中には戦争にて尊いご家族の生命が犠牲となり今なお悲しい苦しみに耐え抜いて来た辛労が決して忘れることが出来ない深いものとなっておられるのではないでしょうか。
私の母親の実父、つまり私の実祖父には母も顔を見たことがないそうで、母が生まれた時には既に戦地へ行き戦死をしており遺骨もありません。

私の祖母は幼い母を連れて熱海へ再婚に来て、そして私が生まれました。

戦争が多くの国民の人生を狂わせ、深い悲しみや怒りや人間性までもを変え、幸せな日々さえも地獄に変えてしまったことを私達日本人は決して忘れてはならないと思っております。

当時の祖母は本当に辛かっただろうと…戦争を知らない孫の私でも察しがつきます。

二度と戦争に加担してはならない！

平和な日本を守り抜くことが私達若い世代が次世代への子や孫への真の責務ではないかと思っております！

強い国とは武力を高めることでも、人を殺すことでもありません！

日本のように戦争に加担することなく永久に平和を尊重し国や人を見下すことのない日本を堅持することを第一に考えるべきです。

祖母は満州国にも居たことがあり、残留孤児の悲しい人生を私にも話してくれたことがあり、絶対に戦争を起こさない国を目指すべきだと教えてくれました。

多くの御霊に手を合わせ日本の平和、世界の平和をいつまでも守る日本を築いて参りたいです！

皆様、雨の中お疲れ様でした！

合掌…