子持ち親父とブーブーズ

3人の子持ち親父がプレマシーを購入しました。

純正改 シフトノブ

2007-12-23 21:37:32 | 革いじり
ついに完成です。
気ぜわしいときに何やってんだか?(笑)


前回のブログから更に、ヌギヌギさせたところ。
革はボンドで接着です。
銀色のパーツは両面テープでの接着でした。


純正のままでは、前後ろに革の端を始末するために溝(割れ目)があります。
向こう側はミシンで縫ってあるのですが、手前は溝の中に突っ込んであるだけでした。
安く制作するには仕方ないですね。
個人的には、純正のこの溝があまり好きではなかったことも、手を加えた一因です。
溝があっては表面に出てきますので、革の端切れで溝埋めしました。


溝を埋めた革を綺麗に整形します。
ボンドの残りも出来るだけ取ります。
ボールペンで革の合わせ目の型を入れてあるのが判りますか?


革を革用ボンドで貼っています。
縫い目にかかるところまで、ボンドを塗ってしまいますと、糸を通すときに困りますので塗っちゃダメです。
革の伸び代を考えて裁断し、伸ばしながら貼るのですが、曲面はどうしても革が余ります。(笑)


銀色パーツが付く部分も丁寧に革を貼っていきます。


縫い縫い中。
私は赤いパーツの方に目打ちで下穴を開けてます。曲線部は小さめにしてます。
黒い革の方は目分量で菱キリを使って穴を開けます。
この程度、革が余っていても、どうにか縫い方(穴の開け方)でごまかします。まあ、そこがプロの端くれのワザということで。(爆)


各種パーツを取り付けて完成です。
糸の色は、黒、赤と迷ったのですが銀色で。
ちょっと、派手になりすぎたかな?


わざわざ、純正革シフトノブの革を張り替えた、おそらく唯一のおバカな一品です。(爆)
「縫い目が気持ちいい」と言ってくださった、子持ち改シフトノブユーザーの方々の気持ちがやっと分かりました。(笑)


サービスショット(笑)

うちのナビ子さん、1日早いようです。ビックリしました。



年賀状、まだ手つかずです。どーしょー!!

tetonさん、ご来店。

2006-06-10 23:02:08 | 革いじり
ぼのさんのレザーラップが終了したら、次はtetonさんの番になります。
ハンドルが帰り次第、取りかかれるように、レザーラップを持ってきていただきました。

お互い、車好きなんで、ほっておいたらいくらでも話をしちゃうのですが、お客さんが立て込んできて、あえなく終了。また、ゆっくりプチミでもしましょうね。実はまだ、お互いの車も見ていないんです。(笑)


ぼのさんの、あずりそう(標準語では、手こずりそう)だったので、新方法。(笑)
ポイントを糸で縛って、位置決めです。
ぼのさんのも、上部の皮が伸びそうだったので、やってみました。結果は大成功。
バチスタもせずに済みました。
もうちょっと、ぼのさん待っててね。


さて、この日曜日はぼのさん忙しそうで、ハンドル交換できないだろうと勝手に判断して(ゴメンね)、自分の車を久しぶりにいじりました。やっとこれが、日の目を見ました。

まずは下準備、糸を抜いていきます。(本当に縫ってありました。)


次は、縫い縫い。最初は運針がよく判らなくて、あずったのですが、やっているうちにピンときました。
判ってしまえば、こちらのもん。普段の仕事とあまり変わりません。(笑)
ステアリング上部は30分程度で終了。
私には、レザーラップの縫い縫いの方が、10倍難しいです。


ジャーン、完成。
マツダスピードアクセラと、一緒です。する気はあったのですが、先を越されてしまいましたね。(笑)


雰囲気が変わりましたね。私的には満足なんですが、女房には不評です。(悲)


ウエッちさんみたく、贅沢なこと、ようせんもん(爆)

椎さんハンドル、来たよ

2006-06-06 18:43:06 | 革いじり
先程、椎さんハンドルと、シフトノブが戻ってきました。
早速、ぼのさんのをあてがってみたのですが、あずりそうな予感!
今度の日曜日装着は難しそうです。来週になるかな?
でもまあ、なんとかしましょう。(笑)

考えてみると、せんさんのが一番素直だったですね。

追伸。
箱を開けると、サランラップにくるまれた物がコロリ。
「さすが、でぶミ部長」
と思ったら、シフトノブでした。チャンチャン!

ぼのさんプロジェクト ゆるゆる始動!アレッ?

2006-06-04 10:15:03 | 革いじり
椎さんに喜んでもらえて、よかった、よかった今頃、取付作業に入っているのかな?

お次は、ぼのさん。ハンドル帰ってくるまで下準備でもしましょうか。アレッ?


1番下のスポーク部分ですが・・・。


UPです。
2目ほど、ステッチの縫い込みが足りないようです。

他の部分は、縫い返しをしっかりしてあるのですが、ここだけ何故?
ミシンの場合、下糸が途中で無くなるのは良くあるのですが、上糸は大きな巻ですから、途中で無くなることはまず考えられません。しかもここはミシンの場合、縫い初めになります。
ATCさん、ミスりましたね。(笑)
裏側で、糸止めはしっかりしてあるので問題はなさそうですが、どうしようかな?
2目ほど、追加するだけなので簡単と言えば、簡単なんですけどねえ。

椎さんのといい、ATCは品質管理が今一なのかなあ?

梱包、終了

2006-06-01 23:12:31 | 革いじり

明日の朝、出荷いたします。
土曜日の指定時間に到着すると思われます。十分な警護の程、よろしくお願いいたします。情報によりますと、強盗団が暗躍しているとのこと。

えー、でぶミ部長のことですので、お布施を期待しております。(笑)いつも、写真でしか見せていただいておりませんので。ジュルリ!



オプション品は、ハンドルの中に入れておきましたが・・・・


取り説、入れ忘れました。
ぼのさんの時、一緒にお送りします。

今はこれで勘弁してください(泣)

2006-05-29 23:01:01 | 革いじり
どうにか、椎さんのレザーラップ加工が出来上がりました。
今回は結構手こずってしまいましたが、今はこれで勘弁してください。


バチスタ手術(笑)を行いましたが、これ以上の仕上がりになりませんでした。申し訳ない。
実際に見ていただくと判りますが、左手側は上手くいったんですけどね。

<原因>
おそらく、今回手こずった原因は革の質の差だと思います。
牛革は背筋部分が1番伸びにくい質の良い場所なんですが、お腹にいくほど伸びやすく質が悪くなっていきます。
レザーラップの革は、表面加工してあるので判りにくいのですが、椎さんの製品はちょと質が悪い部分に差しかかってしまい、しわが出やすかったようです。
また、最初に失敗したのは、銀色部分と、黒色部分の伸び方の差にもあるようです。
銀色部分が想定より伸びすぎた結果、スポーク部分の整合性が取れにくかったように思えます。


<施工のポイント>
位置決めのポイントとして、縫い初めは隙間が空かない様に気を付ける。(隙間が空く状態だと、下側のスポーク部で破綻する。)
裏と表の合わせ目は、ステアリングのパーティングラインが目安。


<業務連絡>
もう一つ、オプション加工がありますが、この日曜日に間に合うように発送予定です。椎さんプチオフ予定でしたっけ?
ぼのさま、商品到着の連絡があって良かったですね。椎さんのハンドルが帰ってきてからですので、施工開始は来週予定になります。

バチスタ、終了

2006-05-27 00:15:29 | 革いじり
本日、無事バチスタ手術、終了いたしました。


黒と銀の接続部分、切り離し。
テンション掛けずにハンドルと合わせてみると、結構隙間があります。
これが革の伸び代です。意外とあります。


切り離したら、後には引けません。
銀色部分の接続部を薄く漉きます。


余分と思われるだけ、切除。
2目程度(1cm弱)の切除ですが、この程度でうまくいくのか?先程の伸び代が意外に大きくて躊躇してます。


元々のミシン目をひろいながら、接合。手縫いで目を拾わないと、皮が切れてしまいます。


無事、接合終了。


握りの太さ方向を切除。やりすぎると縫うときに破れるので、程々に。


裏側です。ほぼ、元通り?


切除した全て。

とりあえず、バチスタ手術(別名、盲腸?)は成功ですが、切除量が良かったのかどうか?最初はもっと切り取るつもりだったのですが、少し、ビビッてしまいました。
縫い込みでうまくいったらいいなあ・・・・。

オペレーション、バチスタ!!

2006-05-26 13:48:38 | 革いじり
この、クランケは内科的療法のごまかしをしても余命がありません。
今夜、オペレーション バチスタを行う。



現状でもしわしわです。このままいってもまず、直らないでしょう。


グリップが少しぶかぶかです。太さ方向もちょい切除。


元々の、根元が締まりきってません。銀色部分が少し長いようです。


不要部分の長さの見極めが困難ですが、気にいらねー!!!

椎さん覚悟。