
いよいよ夏本番。避暑地として有名な蓼科は、これからお盆にかけてが、もっとも賑わう季節です。観光に避暑にと都会から出掛けてくる方も多いはず。蓼科生活も5年目の私たちですが、まだまだ知らないとっておきの場所ってあるんですね〜。
このブログで何度も紹介している、「Tommy’s Style」のベーコンを作っている富塚さんから誘われて、昨日はプチ蓼科ツアー♪ 「来年、ぜひ紹介しますね」と昨年から誘われていた、「観光雑誌には載っていない素敵なところですよ」と連れていってもらったのが、「Pony House Salad Garden」です。
蓼科高原の美しい自然に囲まれた畑で、無農薬で育てた洋野菜やハーブなど、日本ではまだ珍しい品種のレタスやトマトにハーブ類などを専門に栽培していらっしゃいます。
写真はオーナーの佐藤さんご夫妻(奥さまが「今日、すっぴんなのよ〜」と写真を嫌がるので建物と一緒に引き気味で撮影)。海外生活が長かったご夫妻が作る野菜は、「たまに数えてみるんだけど、途中でわからなくなってしまう。たぶん、100種類はいってないと思うが…」というくらい種類も豊富。去年はレタスだけで20種類以上、トマトも「ヒルビリー」という超レアーな大型黄色のストライプトマトを含む10種類も作ったのだそう。
いきなり年齢のこと言うのも失礼かも知れないけど、佐藤氏は御年74歳(!)。そうとは思えないほど若々しく、しかも野菜作りをはじめたのは会社を定年した後(!)で、農業はまったくの素人だったんだとか。「畑の総面積は1200坪(!)くらいですよ」と普通の顔して言うんだけど、1200坪って…。リタイア後に都会生活していた人が作る畑の広さじゃないんですけど…。田舎育ちの私としては、「びっくらこいた!」の連続である。
でも、いちばん「びっくらこく」のが、リタイア後の楽しみとしてはじめられた野菜作りが、いまではホテルオークラに納品するほどの腕前(!)だということ。
誤解されるといけませんが、農業は簡単なもんじゃありません。素人がプロの腕前にはなるのは、大変なことなのです。どうすれば、そうなれるかは私が素人なのでよくわかりませんが、とにかく凄い。そして、なんといっても畑が美しい。個人的には「バラクラ・イングリッシュガーデン」よりも好きです(一度は行く価値ありますが)。バラより野菜の花に強く惹かれてしまうのは、私が食いしん坊のせいでしょうか? (そーいえば、昔、熱帯魚の写真集を見せられて「熱帯魚より、食べられる魚の写真集のほうがいい」と言って呆れられたことがあった)

「夕涼み」という種類のキュウリ。名前が美しい。

花豆。オレンジ色の鮮やかな花が咲くなんて、ちょっと意外。

写真は「白ニンジン」。ピンボケですみません。まだ実が小さいんだけど、ちゃんと白いニンジンでした。

珍しい「ロマネスク・ズッキーニ」。普通のズッキーニのように丸くなく、星型にでこぼこしている。


じゃがいも畑。じゃがいもというと、白い花が一般的だけど、こちらは一面紫の花(品種は聞き忘れてしまった)。最近、見かけるようになりました。

じゃがいも畑を見下ろしながら、おしゃべりする大人4人。左から「Tommy’s Style」富塚ご夫妻、イタバシマサヒロ、佐藤夫人。
佐藤夫人の皮製のエプロンが気になって聞いてみたら、手作りなんだそう。「もう4年も使っているんだけど、一度も洗濯したことないの」だそうだが、いい感じにやわらかくなっていて、丈夫で使い勝手よさそう。私もほしいなぁ…。Tシャツもかわいいし…。「農業といえば作業着」という父を見て育ったカンザワには、佐藤さんご夫妻の素敵な出で立ちにカルチャーショック。田舎で農業してても、とても都会的。小さい頃、親から「畑を手伝え」(※実家は農家じゃないが、自分んちで食べる野菜は結構作ってた)といわれると心底ウンザリしたカンザワも、「こんな農業ならしてみたいかも…」と思ってしまった。思うだけで、そんな根性はないんだけど。

本日のお土産、白菜を抱きかかえて畑を歩く富塚さん。

ビーツ。

ズッキーニは一株が大きい〜。葉っぱなんて、もろにカボチャなんである。実だけ見るとキュウリに近い気がするけど、畑で見るとカボチャの仲間なんだとはっかりわかる。「このところ夜に雨が降って昼間は晴れるでしょ。ズッキーニがすぐ育っちゃうのよ。雨はもういいわ」と佐藤婦人。

それにしても、晴れた日の畑って気持ちいい。太陽がさんさんと降り注いで、緑が鮮やかで風が流れて。とても健やかな気分になる。人間も、朝、太陽の光にちゃんと当たらないと、どんどん体内時計が狂うって言うじゃないですか。「うーん、今夜はとてもよく眠れそう」と思う不肖カンザワ。
「“朝採り”って、そのほうが新鮮だから…という意味だと思っていたけど、朝早く収穫しないと野菜がしおれちゃうのよね。でも早起きが苦手で」「この野菜はね、バジルのドレッシングで食べるとおいしわよ」などと、野菜作りから食べ方まで教えてもらいましたが、その姿がとても楽しそうなのが印象的。あくまで野菜作りは「リタイア後の楽しみ」だから。とはいえ、せっかく蓄えた知識と経験をもっと役立てたい…となにやら面白い計画があるんだそう。
蓼科は今、「田舎暮らし」を楽しむ元都会生活者たちの手によって、少しずつ進化しています。やっぱり、いろんな方が集まってくる土地はいいなぁ(刺激があるし、発展しそうでワクワクする)…としみじみ思う。
ところで、「PONY HOUSE」は基本的に水曜が定休日。でも、野菜の収穫状況によってはやっていることも(私たちがお邪魔した日も水曜でした)。ご夫妻がいないときは、無人で野菜を販売していることも。いろんな野菜を詰め合わせて、ブーケのように束ねた「サラダブーケ」もおススメだとか。
本日、私たちが購入したもの。

トレビス(250円)。「本当はもっと高く言いたいんだけど、まだ需要があんまりないのよ〜。だから250円でいいわ」と佐藤婦人。「外国ではソテーして食べるらしいわ」

それと、オークリーフ(300円)。オークリーフは樫の葉に形が似ているので、そういう名前らしい。
いろいろ食べてみたかったけど、二人で食べるのでこれだけ。次回、蓼科に来たらサラダブーケを購入するぞ(今回はまだ製作?前だった。お昼頃が狙い目らしい)。
夜、さっそくサラダにしていただきました。「PONY HOUSE」の後、連れていってもらったレストランでランチをしっかり食べたせいか、おなかがあまり空かなかったので、サラダと富塚さんのベーコン、チカのフライ、パンのみの簡単な食事。まず生でそのまま食べ、オリーブオイルと塩で食べたり、マヨネーズで食べたり。

実は私、普段は生野菜のサラダってあまり積極的に食べない(根野菜が好きなので、温野菜サラダやキンピラやお浸しなんかを好んで食べる)。それなのに、昨日はなぜかむしゃむしゃもしゃもしゃ大量に食べてしまった。なかでもオークリーフの根元は甘く瑞々しくて、なにもつけずに食べるのが一番おいしい。「ここだけ、永遠に食べていられそう」とかじっていたら、イタバシに「それじゃ虫と一緒だぞ」と言われた。でも、止まらない。ひたすら、なにもつけずにもしゃもしゃ食べた。本当においしかった。はじめて食べたけど、買ってよかった。大満足。トレビスは結構苦味があるので、大人向き。ステーキやチーズ、油と相性がよさそう。生憎、ステーキもシーズもなかったけど。富塚さん、週末のバーベキューにきっと喜ばれると思いますよ♪
さて、太陽の光をいっぱい浴びたせいか、それともサラダをたっぷり食べたせいなのか、いつもより早めに就寝。しかし、4時間後に目がぱちり。ね、眠れない。仕方ないので読書して、6時半頃寝ようとしたら、
「と、ととん、と、と、トルウウウウウ」
キツツキが、ウチの外壁をつついてます(涙)。
外に出てキツツキを追い払い、再び寝て8時半起床。
太陽をいっぱい浴びても、いきなり健康的生活にはなれない…ということがわかった不肖カンザワでした。
■PONY HOUSE
以下、HPから情報抜粋しました。
営業期間は4月24日から秋まで。
ギフトショップの営業時間は10:00〜17:00まで
ショップの定休日:毎週水曜。
でも畑には早朝からおりますのでお声をかけてくださいね。
但し昼間の12時から4時頃まではシエスタタイムで畑はお昼ねタイムとなります!
場所は蓼科中央高原 メルヘン街道(国道299号) 、蓼科ビレッジ入り口手前左側の畑。赤い三角屋根のお店です。
※詳細はHPにリンクしておきましたので、ご覧ください。













お野菜も喜んでいただいて嬉しいです!昨夜は富塚さんのお宅でご馳走していただき野菜の話で大騒ぎ?でした!所で・・・ソテーしていただいたのはビジューではなくてトレビスです。美味しいですよね!又、畑に遊びに来てくださいね!お待ちしてます。
私、うっかりしてシエスタ時間に電話してしまったので…次回からは気をつけてお電話しなくては。
ところで、昨日、蓼科に来ました。
今日は定休日予定の日なので、明日あたり寄らせてもらうかも知れません。
トレビス、さっそく訂正しておきます