はんどれっどはんど

トラクターや田植え機を使用せず米作りに挑みます。

Kさん宅落ち着いた雰囲気の佇(たたず)まい

2016-08-18 22:25:56 | 日記

今日はM君の運転でとあるお米の会の相談役のKさん宅へお伺いした。Oさんが事務局を務めるこの会の総会にM君、Mさん共々私も初めて参加して半年も経ってないのに、Oさんから3人とも役員の要請を受けている。車で3時間ほど、食事を済ませKさん宅に着いた。Kさん宅は農家でありながら、なんとはなく香る文化的な佇まいとでもいうのか、横長の敷地と同じように切妻のスッキリした建物にKさん手作りの庭が人と車の動線とバランス良くあり、それは農業庫を含めた建物内部の間取りにもいえる。全体が柔らかく整理整頓され、ゆったりと物が置かれていない空間が確保されているので、自ずとこちら側もその影響を知らず知らず受けているのだろう。Oさんが「とにかくこの家はお客さんが多いんよ」もちろんKさんの人柄だろうが、この場の安らぎ感も貢献しているに違いない。ずっと以前に訪れた河井寛次郎記念館で知った民藝運動を連想した。用の美というのか、汗水流すゴツゴツした手が作り出す芸術というのか、そこまで広がれば田んぼ自体が芸術作品とも言える。約4時間あまり、「同行のMさんがしゃべるわしゃべるわ」で、お米の話に花が咲いたのだが、Kさんからも沢山の話を聞くことができた。困ったことに私はお米作りに関心はあっても、お米の品種や謂(いわ)れ施肥や農薬、農機具や他人の農法などにはあまり興味がなく、ほとんど聞き役に回っていた。好きなお米の話に自ずと言葉が溢れ出すのだろう、私の場合は先祖から受け継いだ田んぼと家業「有るから仕方なしに守っている」だけで、そうでなければ、今もサラリーマン生活を送っていたことだろう。

*写真は赤目自然農園、上の田んぼはよく出来ている。


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