【演目】(※アンコール曲)
ハイドン/交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト/管楽のための協奏交響曲
〜休 憩〜
ベートーヴェン/交響曲第7番
※武満徹/「他人の顔」ワルツ
昨年の東日本大震災後に最初に聴いたオケはオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK or オケカナ)だった。あれから1年。いまクラシック音楽を聴けることに感謝の気持ちを携えて聴きにいったが・・・。1階席は招待客などを中心にそこそこ埋まっているものの、P席の約半分は空席。室内楽的なオーケストラなのに、P席がこんなに空いているとは信じられない。主催者は前日「当日券わずかですが、SABC席にてご用意しております」とツイッターしていたが、実際はわずかどころではなかった。
1曲目。ハイドンのもっとも有名な交響曲のひとつ。第2楽章の驚かせる瞬間には照明をフラッシュさせたりと遊び心にも富んでいて、なかなか楽しい演奏だった。
2曲目。バンベルク交響楽団首席メンバーたちの音色はペパーミントのような爽やかさ。なかでもオーボエとホルンの二人の音色に魅了される。バンベルク響は11月にブロムシュテットと共に来日する。
前半はOEKが得意としているという古典音楽を楽しく聴かせてもらった。
3曲目。弦は8−6−4−4−3。木管金管はすべて2管+ティンパンニー。総勢38人という、くしくも終演後に井上道義が言葉にした「贅肉をはぎ取った」最小編成のオケが、どんなベト7を聴かせてくれるのかと期待した。しかし、第1楽章でがっかり。木管金管のアンサンブルがハーモニーしていない。加えて金管からは妙な音が聴こえる。第2楽章は少し持ち直すものの、第3楽章と第4楽章は元の黙阿弥だった。












