実家へ行って、久しぶりに家族マージャンをしてきました。
両親は住んでいる町内で毎週開かれている麻雀大会に出入りしていて、それが今の生きがいの一つ。
そこへきて、弟とその息子の小学校5年生の甥っ子が麻雀好きときていて、毎週末のように両親宅を訪れてマージャンを楽しんでいるのです。
今日は別件で両親宅を訪ねる用事があって、ついでに一荘(いっちゃん)囲んできました。
(甥っ子に)「学校どうだ?塾へ行ってるの?」
甥「行ってない。でも行っている子より出来てるし、案外勉強できるんだよ」
弟「野球を上手くやれないくせに詳しいんだけどな(笑)」
久しぶりに卓を囲んで、牌を動かしながら四方山話に花を咲かせるというのは良い時間です。
テレビゲームでの麻雀ゲームもレベルが高くなっていますが、やはり生身の人間同士の心理戦も加わる現実のゲームは、年寄りが健康になる要素が沢山盛り込まれています。
牌を握って手先をよく使うこと、勝てる手を作る思考力、点数を数える計算力、場の合間に冗談を言って笑わせるコミュニケーション力とユーモア、勝負をかけるときの決断力など、ボケを防止するには格好の訓練になっています。
父によると、「町内の麻雀だったら、上がる手間では作れるんだけど、数えられる人がいなくてなあ。困ったら全部俺のところにくるんだわ」だそうで、のんびりした感じが伝わってきます。
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最近、かつての職場の先輩たちから、よく「小松君、親睦のための麻雀大会を企画しろ」という要請が増えてきました。
実際、ゴルフ大会などはよくやられていますが、私はゴルフをしないのでそういう親睦の場には参加していません。
麻雀も、最近は時間が合うようなメンバーが四人そろわないとか、若い人はあまりやりたがらないといったことから、下火になっていますが、復活させるのも良いかもしれませんね。
どんなことでも、出来ないよりは出来た方が良い。芸は身を助けるのです。