北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

タケノコのこともレストランのことも ~ ローカルのことはロコに訊け

2017-04-23 22:10:07 | Weblog

 

 掛川での一昨日のサトー君との会話。

「…で、小松さん、明日の『ゆるゆる』に参加しないでどうしようってんですか?」

 今回のサイクルイベントは二日間ありますが、私の参加は初日だけ。二日目はパスです。

「実は下田に向かって伊豆半島を観光しようと思って…」
「し・も・だーーー?下田に何があるんですか?」

「何があるって、何があるかわからないから旅になるんじゃないですか(笑)。ペリー来航のことも勉強したいしね」

「ふーん、下田だって僕が知らないわけじゃないし、もっと訊いてくださいよ。地域のロコでなくちゃわからないことって多いんですから」とサトー節炸裂。

 そこで思い出したのが、「そうだ、じゃあ明日タケノコ堀りはできない?」

「タケノコですか?よし、考えましょう」 そうして掛川のいつものメンバーに相談してもらって、結局、平野さんのキウイフルーツの農場で掘らせてもらうことになりました。

 タケノコ掘りは、掛川を去るぎりぎりに一度やったことがありますが、約12年ぶり。できるかな。


       ◆   


 で、今日の朝。道路交通研究の重鎮である石田先生と、三人でキウイフルーツカントリーへ向かいます。

 農場へ着くや否や、すぐに長靴に履き替えさせてもらって、「すぐ裏の斜面なので行きましょう」と鍬を一本持って畑を横切ります。

 入っていったところは確かにものすごい急斜面で、渓流釣りでもなかなか降りたことのないような角度。

 それでも立ち木を頼りに降りてゆくと、「おー、ありました」と、地上から50センチは伸びてしまっているようなタケノコを見つけてくれました。

 ちょっと大きすぎるかな、と思いましたが、「大丈夫ですよ、今年は暖かくなるのが遅いのでまだ大丈夫ですよ」と確信に満ちた平野さんの言葉を受けて、周りの土を掘って根っこのあたりに鍬を「エイッ」と打ち込みます。

 何度か鍬を入れて、ようやく一本すごく大きいのをゲットできました。

 石田先生と妻も、ちょっと小ぶりのタケノコを掘りとってご満悦。本当ならば、間髪を入れず湯がくことであく抜きをしたいところですが、まだ旅の途中なので新聞紙にくるんでもらっていくことにしました。

 北海道民にとっては憧れのタケノコ堀。次回も季節の良いときにきてまたやらせてくださいね。


       ◆  


 そこからは、新幹線で三島へ行き、そこでレンタカーを借りました。三島大社へお参りをしてから、三島スカイウォークを見学。

 そこからは伊豆半島を南下して下田へ向かったのですが、「小松さん、伊豆半島を回るんだったら、浄蓮の滝のすぐ近くにあるレストラン『かたつむり』へ行かなきゃ。ぜひ行ってください」とサトー君から強く言われていたので、かたつむりへ直行。

 森の中のログハウスで、中は懐かしい昔ながらの道具が飾られている不思議な空間でした。

 そこでご主人に「掛川のサトーさんから『絶対行きなさい』と紹介を受けまして」というと、ご主人は「そうですか」と相貌を崩します。そこで電話でサトーさんと会話をしてもらうと、距離が一気に縮まりました。

 美味しいピザを食べた後は、レストランの裏にあるツリーハウスを見せてもらったり、ピザ焼き釜を見せてもらったりして、フェイスブックでもお友達になってしまいました。

 お土産までもらったりして、かえって恐縮でした。今度は釣りででも来たいところです。


【で、ロコの友達ってやつは】  

 伊豆で「このレストランが良い」なんてディープな情報は、旅行雑誌やネットでいくら調べてもたどり着くことはできません。

 あまたあるレストランの中から、「そこにしなさい」と言ってくれるのは、信頼できるロコ(=ローカル:地域の)の友人だけです。

 そしてそれが新しい人のつながりになってゆくなら、こんなに楽しいことはありませんね。

 振り返ってみて、では自分は外から来た友人に紹介できるような素敵なお店や観光ポイントをどれくらい持っているだろうかと考えたら、とてもおぼつかないことに愕然とします。

 地域、それももっと広範囲を地元と思って、遠くに行っても確実に美味しくて素敵な空間になっているようなお店やポイントを知ることが必要ですね。

「ローカルのことはロコに訊け」「自分もロコになりきれ」

 そんなことを感じた今日の掛川から伊豆の旅でした。皆さんお世話になりました。    

 

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