駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

中山可穂『ゼロ・アワー』(朝日新聞出版)

2017年05月15日 | 乱読記/書名さ行
 殺し屋に家族全員を殺され、ただひとり生き残った少女は復讐を誓う。その男にたどり着く手がかりはタンゴとシェイクスピア。東京とブエノスアイレスを舞台に、「ロミオ」と「ハムレット」の壮絶な戦いが幕を開ける…著者新境地のノワール長編。

 『男役』と『娘役』しか読んだことがないのもいかがなものか…と思って読んでみましたが…ま、ラノベかな。
 私はどの登場人物にも好感が抱けなかったしリアリティを感じられなかったし、どのシチュエーションにも萌えませんでした。私が小説で読みたい、人間の生きざまとか人生とか社会とか世界とかを描き出すような作品ではなかったように思えました。なので残念ながら、もういいかな…という気持ちです。いくつか受賞作もある作家ですけれどね…
 ところで帯には「これは全身恋愛小説家の私が初めて書いた非恋愛小説であり、ノワールである」との作家のコメントが載っていました。全身恋愛小説家、ってのはいいキャッチだなと思いましたが、「全身漫画家」のパクリかな…ま、自称するのは自由だし…

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