田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

田んぼアート

2017-08-27 | 四季
 久しぶりの更新、前回の旅レポが結構重かったんで次の記事が書きづらかったことと季節がらいろいろありまして前回のUPからだいぶ間が空いてしまいました。ぼうっとしていると夏も終わってしまいそうなので何かやろうかなと思っていると、奥様方が常陸海浜公園の「コキアのライトアップ」を見に行くとのこと、私はお留守番だったんですが「常陸海浜公園」の近くに「田んぼアート」があることを思い出し後日出かけて見ることにしました。

8月23日(水)11時00分 曇り
 場所を調べてみると水戸市とありますが旧常澄村のR245沿い、鹿島臨海鉄道の常澄駅と大洗駅の間でほとんど大洗町といってもいいくらいのところです。

「田んぼアート周辺図」
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ということで東海村からR245に入りひたちなか市の海浜公園の近くを通り過ぎ那珂川の橋を渡るとあっという間に到着です。鹿島臨海鉄道の高架の下を左折(右折すると常澄駅)するんですがこれが狭い砂利道、注意していないと通り過ぎてしまいます(まぁ幟が数本立っていますので判りますが)。

「田んぼアート入口(逆方向から撮影)」(R51からだと右折)

高架脇の砂利道を200mほど進むと到着(砂利道は入口だけ狭く中は十分すれ違えます)、仮設の展望台があり近くには10~20台ぐらい駐車出来そうなスペースもあります(仮設のトイレも)。女の子とお母さんの二人連れがちょうど見終わって車に乗るころでしたのでそのわきに駐車しました(誰もいないんでどこに停めても良かったんですが)。

「田んぼアート」-1

近づいて田んぼを見たんですが、黄色やら赤茶色やら薄緑色のイネがまだらに見えるだけで予想通り何が何やらさっぱり判りませ~ん。

「田んぼアート」-2
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周りがすべて水田ですので感覚的にそんなに広さは感じられなかったんですがそれでも5反分(5アール)ぐらいの面積でしょうか。

「田んぼアート」-3

それではいよいよ展望台に昇ってみましょう、5~6m前後の高さですかね 仮設なんで若干ギシギシ音がします。

「田んぼアート」-4

階段途中から、一段上がるたびに全体像が徐々にハッキリクッキリ見えて来ました。

「田んぼアート」-5
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一番上からパチリ、ここからは「水戸」という字も良く判ります、アートですねぇ!

「田んぼアート」-6

私のカメラ、ズームレンズなんで広角がイマイチ全体が一枚に収まり切れません。展望台がもう少し高さがあるか、もしくは後方だともっと良く撮れたのかもしれません。

「田んぼアート」-7

車が何台か入ってきました、展望台はそんなに広いスペースではありませんので降りることにしました。私もコメ作りをしていますんでこのカラーのイネにはちょっと興味がありましたので、近づいて見てみることに。

「田んぼアート」-8
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初めてみましたが葉っぱだけでなく穂まで黒や黄色なんですねぇ、ちょっぴり驚きです!

「田んぼアート」-9

十分堪能出来ましたんで帰ろうと車の傍まで来るとちょうど大洗方面行の電車がやって来ました。ここはちょうどカーブになっていて見ていると「田んぼアート」付近でスピードを緩めているようです。(臨海鉄道のサービスの一環ですかね)

「田んぼアート」-10

R245をまたいで反対側が「常澄駅」、駐車場がなかったらここに停めようと思っていたんでちょっと覗いてみることに、でもいって見るとこっちの駅前駐車場の方が満杯でした。ひとつだけ空きを見つけ駐車、駅を探索してみました。

「常澄駅」-1
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ここ無人駅なんで切符買わなくてもホームに入れちゃいます、すると水戸行の電車が入ってきました。(結構電車が走っているんですねぇ) 

「常澄駅」-2

色鮮やかな「ガールズパンツァー」カラーリングの電車、鉄道ファンには人気なんでしょうね。

「常澄駅」-3

私は上から見えるかなと思ったんですが、ちょっと遠かったですねぇ。あのカーブの曲がり始めの右側なんですが……。

「常澄駅」-4
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ということで「田んぼアート」良かったです。(詳細は水戸市のHPで)
「田んぼアート」に興味を持ったのは6月の「旅」の時に道の駅「いなかだて」の「田んぼアート」会場を見た時で、その時は田植えもしてなかったんですが一度どんなものか見てみたかったからです。(「いなかだての田んぼアート」は規模が大きそうでした)

帰り道ふと思ったんですが「田んぼアート」って各地で行われているようですがいつ頃始まったんでしょうか。調べてみると90年代に「田舎館村」が町おこしに始めたようですが、ささやかながらコメ作りをやっている私としてはその背景に減反やら休耕、転作などが何となく思い浮かんで来てしまいます。最近周りからは飼料米の大規模耕作や水田の大規模化、耕作放棄地、後継者問題などの話題が漏れ聞こえて来ます。そんな中で各地で描かれている「田んぼアート」、何か美しさの中にも日本農業の苦悩の叫びが風になびく稲穂の波間からかすかに聞こえて来たような………。

次回に、つづく。

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3 コメント

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田んぼアート (takezii)
2017-08-27 20:25:01
最近 全国のあっちこっちで 催されていますが 農家が必死になって稲作をしていた時代を知っている人間、なんとなく それでいいのかな等と思ってしまうんですが。
地元の人にすれば 観光の一助にと 一生懸命智恵を絞っていること 分りますし、遊びこころと言えば 聞えはいいのですが いろんな問題が見え隠れしていますね。
同感! (サラリーマン)
2017-08-27 21:10:02
 おっしゃる通りです!
米粒一つを大事にと教えられて育った年代の人間には複雑な心境ですねぇ。
でもひょっとしたら農業は新しい時代に入ったのかもしれません。いわゆる6次産業やこれに観光業をプラスした形態など色々出てくるかもしれません。
「田んぼアート」、是非その先にあるものを見てみたいものです。
ではでは。
田んぼアート (もののはじめのiina)
2018-09-05 09:47:46
立体的に描くのは難しいはずですが、巧く浮かび上がって見えます。

                               見と(水戸)れてしまいました。

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