イトオテルミー療術所 やなぎ

京都伏見でイトオテルミー療術所を開業。普段の施術の他に、月一回のテルミーカフェと会員同士の掛け合いも開催しています。

温熱刺激

2017-01-18 13:13:35 | テルミー知識
久しぶりに冷たい雪が舞い、手も足もかじかむ感覚をおぼえました。
ああ、冬はこんな感じだったな…と思い出させる感覚。
身体の記憶とともに、温かさ冷たさの差を改めて感じる冬となりました。

去年はテルミーを巡る旅に何度か出かけ、知らない方達の技術を垣間見てきました。
本当に少しの時間でしたが、金逸先生が発明したテルミーは各地でどのようにして伝わっているかを拝見でき、それはとても興味深ものでした。

拝見した先生方の技術とこれまで見聞きした「キーワード」などを思い出しながら、浮かび上がった疑問をまた尋ねたり調べたりする事は本当に楽しい作業で、学生時分は興味のなかった勉強にスイッチが入った感じです。

いつも頭に浮かんでくるのは「温熱療法」と「温熱刺激療法」の違い。
金逸博士も京逸博士も、そして現学院長も言っている「刺激」について、どれほどの方がこれを念頭に置きながらテルミーをかけているかな…?と思います。

刺激と聞いて「いや、なんか熱いの?」「痛いの?」と不安を感じる人もいる方もいるので「刺激」という名称はあまり使わないという方もいますが、このテルミーは刺激療法だという点が重要です。
しかも、熱刺激だけではなく、赤外線と芳香性と肌を滑らす刺激、この4つが一緒に‼︎という点がすごいのです。

私も全然この点に気が付いていなかったのですが…
授業や講義で聞いても、その重要点をあまり感じていなかったのです。
でも、いろんな先生のかけ方を見て、そして今までの「キーワード」を思い出して見て初めて目からウロコが落ちたのです。

キーワードは、見聞きした話や学院長の講義、概論のなかや、その他読んだ本、または他の民間療法の中にありました。
野口整体の「熱々タオルをあてる」という方法や、学院長の授業で「毎日同じようにかけない。マンネリ化しない」という言葉などが頭の中にフワフワ浮いていて、私の知識に収まっていなかった。
それがパズルのピースのようにハマり始めたのが昨年。

やっと私はテルミーのスタートラインに立てた気がします。
「火付けは薬の調合と同じ」と教えて下さった梅田先生の言葉が、やっと栄養に変わる…そんな感じです。

今年はこの事を会員に、今一度「温熱刺激療法 イトオテルミー」を伝え直していかなければと考えています。
何にも難しくない、「ナデクリャナオル」とおっしゃる金逸先生の言葉は本当だと、改めて感じたお正月でした。
今更…ながらです。


さて、今月の掛け合いは1月30日 10:00~12:30
どなたでも参加できます。
持ち物は、テルミーの道具テルミー線と羽織る物、タオル一枚。


なお、2月から第3土曜日も掛け合いを始めようと思います。
平日来られない方も参加できますように。
2月18日(土)10:00からスタートです。
(お休みの時はまたブログでおしらせします。)






イトオテルミー療術所 やなぎ
075-622-8297
近鉄 京阪丹波橋駅から徒歩8分
附属桃山中学校校庭ウラ
http://fushimiyanagi.web.fc2.com/

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