阪堺電車「神ノ木」駅から熊野街道を歩いてすぐ、四百数十年前からの旧家,築130年の町屋建築で池田味噌屋さんが目につく。話好きな主人は、御年84歳。商売気がなく、初めての人ならまず舐(なめ)味噌(おかず味噌)を勧めてくれた。おだやかな甘辛で、胡麻の風味が爽(さわ)やか、温かいご飯だけでなく、お茶漬け、ふろふき大根等にも最適で美味しかった。また購入に行き親戚にも送ってやった。
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住吉大社の東門すぐ100m程、熊野街道と、古代の道・磯歯津道(しはつみち;住吉から平野郷を経て八尾、奈良に至る、この道は住吉と斑鳩を結び、伊勢神宮に繋がる「神々の街道」と言われている。) が交差する四つ辻の角に、池田屋さんはある。築130年以上の町家建築で、国の登録文化財。<o:p></o:p>
四百数十年前からの旧家で、代々、住吉大社領の庄屋を務め、幕末までは酒造と味噌の醸造を兼ねていた。 明治になって自家用として作った舐(なめ)味噌(おかず味噌)が評判を呼び、当時の住吉大社宮司津守(つもり)國栄氏によって「住乃江味噌」と名付けられました。 以来、「住乃江味噌」は住吉参詣の名物として、明治、大正、昭和天皇にも献上された。資料には書いてある。<o:p></o:p>
今は、甘酒の麹を造って居られないですが、もう一度甘酒の麹を買って自宅で作ってみたいです。
阪堺線の旅楽しみにしています。