大阪のメインストリートである御堂筋をアメニティ豊かな芸術・文化軸として整備するもので、沿道企業から寄付された、第一級の作家による作品を設置しされている。この作品は船越保武氏の「道東の四季・春」(H5年10月清水建設㈱寄贈)
船越保武とは明治45年岩手県で生まれた。昭和4年、「ロダンの言葉・高村光太郎訳」に感銘し、彫刻家を志す。昭和14年、東京美術学校彫刻科を卒業して昭和37年第5回高村光太郎賞受賞。
昭和47年第3回中原悌次郎賞受賞作「原の城」をローマ法王庁に寄贈、翌年ローマ法王庁から大聖グレゴリオ騎士団長という勲章を受賞。50年に受洗したのちは一環してカトリック信仰を作品の主題にした。
53年に制作して、現在宮城県美術館に展示してある「原の城」は代表作である。