おばあちゃんのコクラ日記

ピアノとぬかみそ 台所からの風景

べっぴんさん

2016-11-21 21:20:04 | 日記
朝ドラを見ていると…戦前 戦後の少女の頃を 思い出す。

戦前の豊かな時代には 四姉妹の服は
きまった店であつらえてもらっていた。

三年坂のひつじ屋という店で 作ってもらった よそゆきのワンピースは 色も
柄も覚えている。

黄色のワンピースは 袖なしの涼しいものだった。ピアノのレッスンには 袖なしの服はいけませんと…半袖の服だった。

ワンピースはボックス型ではなく ウエストの後ろで リボン結びだった。

今のように 既製品の服はなく 普段着は 何を着ていたのだろう。

冬の服は おばが 手編みの名人だったので 全部 おばの手作りだった。毛糸のセーター…レギンス…は 一番上の姉が着たものが お下がりで 四姉妹順順に 下りてきたように思う。

戦中になると 母の着物がもんぺになり
上衣になった。これは 母の手作りだったに違いない。

真冬の寒さを もんぺと綿入れの半纏で過ごしたに違いないのに…
その記憶は 薄れている。


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