路地裏でSkip♪

~方向音痴で雨女な由布の気まぐれ小倉日記~

日常のイロイロ、呟きナド。 Read only.ThanK you.

New 携帯用 筆談・ホワイトボード

2017-05-03 21:00:54 | 日々のイロイロ

 

その時は「書きたい」気分だった。

 

 

聴覚障害を持つ映画監督のドキュメンタリー最新作が上映され、観てきた。

 

映画が終わり、バス停に着くと、数名の人がバスを待っていた。

一番手前にいた小柄な女性が、ふと振り向き、私の顔を見ると

 「あら!」

声を上げた。

暗い中、少し距離があり、顔が見づらかったが、難聴者特有のその声のトーンで

Kさんだ、とはっきりと彼女の存在を認識出来た。

私もつられて、あ!と声を上げたが、ゆっくり大きな手話で こんばんは と挨拶をしなおした。

彼女も、声を出しながら 手話で 「映画を見に来たの?」 と ニコッと笑った。

同じ映画を見に来ていたようだ。

 

私が要約筆記サークルに入っていた頃 お世話になった難聴の方。

彼女は口の読み取りがとても長けているが、手話がかなり出来るので、

彼女との会話であまり筆談をしたことはない。

けれど、いまの私は手話モードではなかった。

 

いま見た映画の影響だろう。

聴覚障害を持つ今村氏が、旅の途中で出会った人との会話で分からない時に

「聞こえないので書いてください」 と言うシーンが何度か出てきた。

 

だからだろう。

無性に書きたかった。

 

手話で話し掛けてくるKさんに、ちょっと待って・・・と手話と口で伝えて鞄をさぐる。

辺りが暗いためなかなか探し当らない。

Kさんの不思議そうな表情に焦りながら・・・あ、あった!

 

特注の筆談ボード(左はメモ用紙、右はホワイトボード)。

 

 

・・・ちょうど数日前に受け取ったばかりだった、新しいコレを使いたかっただけかも(笑)

 

帰る方向が途中まで同じだったので、一緒にバスに乗り、手話と筆談を混ぜてしゃべった。

私が要約筆記サークルを辞めてからも時々行事等で顔を合わせることはあったが、

少し会話をする程度。こんなに長く話したのは久しぶりだ。

腕を痛めたため要約筆記は辞めてしまったが、筆談をしていると楽しかったあの頃の

気持ちを思い出した。

あっという間に下車するバス停に着いて私が先に降りる。

ホワイトボード、持っててよかった。

バスを見送りながら、そっと思った。

 

 

携帯用ホワイトボードの何が特注か、って?

 

おもての ニャンコ です

自作ではありません(そんなに器用じゃない

 

携帯用ホワイトボードは既にひとつ持っている。

昔、難聴協会のバザーで買った、見開き一面ホワイトボードのみのもの。

これはこれで気に入っているのだが、先日ろう高齢者の作業所で作っている

メモ用紙とホワイトボードが半々になったものを見て、いいなと思って欲しくなった。

猫好きのサガ。表にぽちっとニャンコつけてーとお願いして作ってもらった。

字消しが猫のにくきうなのもナイス

 

聴覚障害者 イコール 手話   ではない。

手話のわからない難聴者・中途失聴者もいる。

普段は手話で会話する聴覚障害者も、場合によっては文字のほうが分かる内容もある。

人に合わせて、状況と内容によって、手話も書くこともうまく使い分ければいいなと思う。

 

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