日本語史資料の連関(裏)

日本語の資料、日本語学史の資料の連関をめざす(裏)。「表」は別のところにあります。

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和訓栞大綱(96)

2005-02-28 01:08:34 | 学史
○出雲人は[はひふへほ]の音甚重く[ふわ][ふゐ][ふう][ふゑ][ふお]と聞ゆ平家を[ふゑいけ]半分を[ふわんぷん]といふ類也 安藝人は[くわ]といふ事を凡て[か]といへり 關東を[かんとう]一貫を[いつかん]の類也江戸も観音を[かんおん]といへり 志摩の國|安乗《あのり》の俗は[あ]の音皆[わ]となる 綿を[あた]渡るを[あたる]の類也 上総の國の南の方の人は[かきくけこ]を得いはて皆[わゐうゑお]に轉す 百六を[ひやうろう]と唱へ百二百を[ひやう][二ひやう]といふうにあたりて聞ゆ 房州も同し 笛をふくを[ふう]大鼓をたゝくを[たあ]といひ[さけ]を[さえ]といふ 又[われ]を[わえ]といへは[らりるれろ]も正音ならす かゝる事國/\に多かるへし 魏都賦に音有2楚夏1者土風之乖也といヘり


北岡四良p133
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『物類称呼』巻五「言語」「呵らるる」 (日本語史資料の連関)
○[呵らるゝ]といふ事を長崎にて[○がらるゝ]と云 薩摩にて[○がらりうばあ]と云【是は[しかられん]なり】 肥後にて[○をぐる]と云 房総辺にて[○をださるゝ]と云 尾州より遠州辺[○をめる]と云 是を[汗面]と書時は音語のやうに聞ゆれ共[をめる]は和語なり 又〔江塚次第〕ニ