カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

内田康夫の浅見光彦シリーズは『水戸黄門』だ

2012-02-07 17:53:02 | 本日のしりきれとんぼ
疲れた時には、物語り上手な作家の本を読むようにしている。
そんな作家は、だいたい多作なので読む本を見つけるのに苦労しない。
作家との相性や好みの問題で、いつの間にか、何人かの作家が定番となる。
内田康夫もそのうちの一人だ。

そうなった理由というのが読み進むうちに分かってくる。
安心して読めるのだ。
殺人事件を織り込んだ推理小説なので、ハラハラドキドキはあることはある。
しかし、物語の進め方に、技と言うか定番の方法が確立されている。
だから多作も可能だとも言える。
そしてその結末は、多少のほろ苦さはあるにしても、穏やかなソフトランディングだ。
ページをめくる前からそんな安心感が保証されている。

どの作品にも、美少女や若い美しい女性が登場するが、好意以上のものには決して発展しないのも、内田康夫に女性ファンが多い理由かも知れない。
そんな安心感も用意されている。

本格推理小説と違って、犯人は誰かと推理できるようにはなっていない。
情報は主人公、浅見光彦の得る情報だけが時間の経過と共に積み重ねられていく。
読者は想像力をかき立てる必要が無いと同時に、想像力の行使を断念させられる。

物語の小舟に乗って、身を任せて揺られ流され続けるしかない。
だって、読者に想像力を使う材料は提供されないのだから、、、。

これが快感だ、というのはちと悔しい気もするが、罠にハマる快感というのもあるではないか。

と、これによく似た構造があるぞ。

テレビの『水戸黄門』


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本格推理小説 ソフトランディング ハラハラドキドキ 浅見光彦シリーズ
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