河口湖自動車博物館・飛行舘の8月限定公開については、
今年の状況を先に発売した9月号(P.34)でご紹介していますが、
そこでもご案内したように、今年は隼I型の全容展示に合わせて
館内展示品の配置を取材後に変更したので、最新の様子を追加報告します。
隼I型は本誌ご案内のように、ほぼ全容が整いました。
従来、零戦21型が置かれていた飛行舘の正面で観客を出迎えます。
エンジンも装着されています(コックピット内は非公開)。
これに応じて、零戦21型はやや奥に移動しました。
後方に同52型とスケルトンの零戦があります(下写真参照)。
大きな配置変更がもう1機。九三中練が天井から吊り下げられたことです。
下面の状態がよく観察できるようになりました。
また、正面右側に吊り下げられていた桜花ですが、場所は同じながら
下向きの角度を急にし、やや地上に近い位置に下げられました。
もう少し近くで見たい、という観客の希望に沿ったものだそうです。
そして本誌でもご紹介した、昨夏に始動テストを行なった
“生きた”栄12型エンジンも、もちろん展示されています。
※本誌記事では17年ぶりの運転としましたが、最初に回した2000年以降、
3回ほどテストで回したことがあるそうです(昨夏で通算5回)。
開館日時:8月1日(火)~8月31日(木)10:00~16:00
入館料:大人1,000円、15歳以下500円、小学生以下無料
なお、アクセスおよびその他の詳細情報は飛行舘専用サイトまで。