2010年に開催されて以来、3年ぶりとなる戦闘機の戦競が、今週から始まります。
戦技競技会は航空自衛隊の各部隊が日ごろの訓練の成果を発揮する場として行なわれるもので、
戦闘機部門のほか要撃管制部門や高射部門、救難戦競(救難部門および輸送部門)などがあります。
マニアの間では各部隊のスペシャルマーキングや記念パッチが話題となりますが、
その本質はもちろん戦技の向上。今回は「対戦闘機戦闘」を題材として、以下の日程で行なわれます。
F-4部隊 9月24日(火)~9月28日(土) 百里基地および同周辺空域
F-15部隊 9月27日(金)~10月5日(土) 百里基地および同周辺空域
F-2部隊 10月4日(金)~10月11日(金) 三沢基地および同周辺空域
上記の日程には移動展開日や予備日も含まれているようですから、実際の競技は
それぞれ翌日(F-15、F-2は週明け)からとなるのではないでしょうか。
なお、各基地から入っている情報をまとめてみると、今年の競技は少数で実施、
さらに部隊によってはあまり盛大なマーキングを準備していないところもあるようです。
とはいえ、参加選手たちはこの日のために訓練を重ねているでしょうから、
飛行教導隊のF-15を相手に、日ごろの成果をぶつけてほしいところです。
『航空ファン』では10月発売の12月号で、競技会の模様を紹介する予定です。
ぜひともこちらにもご期待ください。
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