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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

パイロット、室屋義秀氏来社

2011-02-10 22:01:27 | BLOG×記事
昨日2月9日、4月号締め切り間近の航空ファン編集部をビッグゲストが
訪ねてくれました。
室屋義秀氏、いわずと知れた、日本屈指のエアロバティックパイロットであり、
アジアで唯一のレッドブル・エアレースの選手でもあります(関連リンクはこちら)。
訪問の目的は2011年シーズンの活動についての説明で、サポートスタッフの方々との
来社でした。



本ブログでも触れたように、残念ながら今年はレッドブル・エアレースの
1年間の休止が決定しています。昨年、一昨年はそのエアレース参戦で
かなりの時間と労力を費やしましたが、今年はその分を取り戻すかのように、
国内でのエアロバティックス普及や地盤固めのための活動に充てたいとのこと。
さらに9月にはヨーロッパで開催されるWAC(世界エアロバティック選手権)への
出場を予定しており、夏にはそのためのトレーニングキャンプも計画中です。
ちなみにWACへの参戦は、今年はレッドブル・エアレースで使用していたEDGE540を
エアロバティックス仕様に調整しなおして投入するとのこと。
こちらの活躍も楽しみです。

[Photo : RED BULL AIR RACE]

そんな室屋氏の活動のなかで、いま実現に向けて下準備を進めているのが
国内におけるエアロバティックスの人材養成やそのシステムの確立。
WACの世界チャンピオンを育成するための日本代表チームを組織、将来的には
ライセンスをとりたてのビギナーから、国内戦のトップパイロット、
そして世界戦クラスのパイロットまでをピラミッド式に育てられるような
組織作りをめざし、そのために必要な体制を、徐々に構築していくための
準備なのだそうです。日本の場合、エアロバティックスという競技はおろか、
航空機の操縦そのものも一般的ではなく、まだまだスポーツとしてはマイナーな状態。
加えて国土交通省など監督官庁の管理も安全面などの理由から厳しいのが現実です。
世界に目を向けると、最近では安価で高性能な航空機なども出てきていますが、
そういった航空機の国内運航、そして海外との交流なども含め、
エアロバティックスが身近なものになるよう、室屋氏の活動は広がっていきます。
昨年秋にはふくしまスカイパークで第1回全日本曲技飛行競技会が開催されましたが、
今年も10月に第2回大会を計画しており、昨年よりも広いクラスで大会を実施、
さらにイベントそのものもショーアップして、地上から観戦するファンにも
エアロバティックスがどういう競技なのかを分かりやすく演出したり、
エアショーに近いデモンストレーションを交えて楽しく見学できるような
大会作りなどを考えているようです。

室屋氏のエアショーや活動スケジュールは、また分かり次第本ブログや『航空ファン』
『エアショーガイド』などでご紹介しようと思いますが、
こうした室屋氏の活動をサポートしてくれる、スポンサーさんも募集しているとのこと。
もちろん企業として広告活動の一環でスポンサーするのも大歓迎ですが、
一口5万円から個人サポーターとしての支援も募るそうです。読者の皆さんで
もし興味のある方がいるようでしたら、編集部に詳細をお問い合わせください。

[Photo : RED BULL AIR RACE]
ジャンル:
航空
キーワード
エアロバティックス エアレース レッドブル エアショー 航空ファン エアロバティック ふくしまスカイパーク レーション ヨーロッパ 日本代表チーム 航空機の操縦 国土交通省
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2 コメント

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まだまだ (かつひこ)
2011-02-12 16:50:33
日本国内での、民間機による本格的なアクロバット飛行は厳しいものがあるのですね(もちろん、安全性が最優先されるのは当然の事ではありますが)。ただ、日本の航空行政に限ったことではありませんが、日本のお役所って未だに前例の無い事には物凄く否定的な感じがするのですが。それに、民間機や官公庁機は航空法でがんじがらめの一方で在日米軍は特別扱いでしたか。こんな二重基準は、さっさと解消してもらいたいものです。
課題 (編集部)
2011-02-14 17:57:17
>かつひこさん
法整備・認可の問題もありますが、おっしゃるとおり安全第一で認可を出して行かなければならないという部分は大きいと思います。また、それにも増して、飛ばす側にしてみれば日本ではエアショーがビジネスにならないという大前提もあります。これはやはり日本ではエアロバティックスがまだまだ身近でないという部分との関連も少なくありません。

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