今月は発売日の前日、7月20日が「海の日」にあたり、流通の関係から
いつもより3日も早い進行で編集が進められてきた『航空ファン』9月号。
おかげさまでなんとか作業は終わり、21日(火)に全国の書店に並びそうです
(一部発売の遅れる地域もあります)。
今月の特集は「米海軍EA-6Bプラウラー退役」。
現代の航空戦闘で欠かすことができないのがEW(電子戦)のための航空機。
米海軍・海兵隊で45年にわたってその任に就いてきたEA-6Bプラウラーが、
後継機EA-18Gの配備が進んだことによってこのたび米海軍から退役することになり、
同機のホームベースだったワシントン州NASウィドビーアイランドで
セレモニーが開催されました。
今月はそのセレモニー“プラウラーサンセット”のリポートのほか、
同機のシステムの変遷や運用の記録などを紹介します。
そのほかの注目記事としては機内を初公開した海上自衛隊哨戒機P-1、
航空自衛隊機としては初の用途廃止が出たYS-11、
無事に名古屋を離陸してハワイへと向かったソーラーインパルス2、
河口湖飛行舘今年の8月限定公開情報、陸海空3自衛隊の新機種導入計画などを紹介。
カラーページでもUSSカール・ビンソンでの対IS作戦ディプロイメントから帰還した
CVW-17のホーネット飛行隊や、100周年を迎えたイタリア空軍ゲディ・ブレシア基地
“Diavoli Rossi”のトーネード、バトル・オブ・ブリテン75周年の記念編隊を組んだ
特別塗装のタイフーン&ハリケーン、カナダ空軍が行なっているNATO飛行訓練「NFTC」、
寄贈されセントレアに帰郷したボーイング787初号機なども掲載します。
またつねにフロンティアスピリットをもって取材活動に励む洲崎秀憲カメラマンは、
旅客機の急旋回離陸を撮影できるアメリカの隠れた撮影スポット、
Vali Eagle空港をリポートしてくれます。