*つれづれこくぶん*

大阪市立大学国語国文教室のブログです。
行事・イベントのレポートやお知らせ、研究室の日常などをアップしていきます。

2017年度 研修旅行

2017-10-11 15:34:54 | Weblog

 

2017年9月27日 研修旅行に行きました!


今回の日帰り旅行のスケジュールは

8:30    天王寺駅出発

10:20 寂光院 見学

11:10 寂光院 出発

11:30 昼食

12:40 バス停出発

13:00 三千院集合

14:00 大原バス停出発

14:30 貴船神社 見学

16:00 貴船神社 出発

18:00 天王寺駅到着 解散

 

 

今回の研修旅行では京都の寂光院、三千院と貴船神社に行きました。国文学にゆかりの深い地をめぐり、様々な作品をより身近に感じることが目的です。

授業中勉強した『閑居友』下巻第八話の建礼門院ゆかりの地を訪れ、より強く印象が残りました。貴船神社も有名な神社として様々な文学作品に関連づけられており、訪れることで具体的なイメージが膨らみました。とても楽しかったです。


これから写真を見ましょう!


寂光院→


昼食→

 

 

貴船神社→



 

 

 

今回の研修旅行を通して、日常生活の文学に繋がる部分を発見し、文学の中の人物が生きていたところや彼らが経験したことを身近に体験できました。

 

お疲れ様でした

 

 


院生室の机を並び替えました!

2017-10-03 17:41:00 | Weblog

2017101日(日)、院生室(303室)をサイレントスペースとして利用しやすい形に、机の配置換えをしました。

 

 

院生以外でも、学部生研究員の皆さんもご利用できます。

ただし、いくつかの注意点があります


  •  利用の様態は、基本的に、サイレントスペースとし、小声の談話も禁止します。ただし、パソコンや作業の少々の音は許容します。

 

  • 特定の机の占有は、その日一日に限ることとします。(朝、どれかの机に鞄など私物を置いて、その机を一日中利用し続けることはできますが、利用が終わった時点には、レジュメ等も含めて私物を引き払いましょう。また、共研から持ち込んでいたノートパソコンは、共研に戻しましょう。)

 


なお、共同研究室にパソコンについては、次の点をご留意ください


  • 院生・学部生の利用が多く,ノートパソコンが不足する時期は、研究員の方は、自前のノートパソコンを持ち込んで使用することが推奨されます。
 
  • プリンターとつながっているデスクトップ型のパソコンは、プリントするときのみ使用し、ネット検索などには使用しないください。

 

もしルールに逸脱するようなことが見受けられたら、先生にご相談ください。

 

                                


2017年度 国語国文学総会

2017-08-01 17:50:05 | Weblog

2017729日土曜日、毎年恒例の 国文総会 が行われました!


総会とは、国語国文学コースの先生方・在籍中の学生、そして卒業生の方々が集まる、年に一度の大イベントです。
開会の挨拶の後、学会、文学史研究の会計報告がなされ、予算案が出されます。

そして、大学院生の方による研究発表と本学講師、卒業・修了生の先生によるご講演を伺います。


まず、本学大学院生森節男氏による、古浄瑠璃『太閤記』の典拠と編集方法、という題目での研究発表がありました。

 

次に、愛知教育大学附属高等学校で教諭をされている渡邉寛吾先生による、国語教育の現在とこれから―次期学習指導要領を見据えて―、という題目のご講演がありました。

 

最後に、愛媛大学法文学部教授西耕生先生による、かなふみのからくり―伊勢物語「狩の使」の段をめぐって―、という題目での講演がありました。

今回も、バラエティーに富んだ内容の発表、講演で質疑応答の際には鋭い内容の質問・意見がありました。


そして総会終了後には、会場を本学の  野のはなハウス  に改めて懇親会を開催しました!
美味しい料理を食べつつ、先生方や先輩方との語らいを楽しみました。
今年度も多くの学部生が出席しており、多様な題目での研究発表、ご講演を通して非常に良い勉強、経験をさせていただけたと感じております。
今回も無事、総会を終了することができました。


2016年度 国語国文学総会

2016-08-22 14:44:58 | Weblog

2016年7月30日土曜日、毎年恒例の国文総会が行われました!

 

 

 

 

総会とは、国語国文学コースの先生方・在籍中の学生、そして卒業生の方々が集まる、年に一度の大イベントです!

 

開会の挨拶の後、学会、文学史研究の会計報告がなされ、予算案が出されます。

 

 

そして、大学院生の方による研究発表と本学講師、卒業・修了生の先生によるご講演を伺います。

 

まず、本学大学院生の羅小珊氏による、『今昔物語集』における仏教者と女人―出典受容から見る編者の思考構造、という題目での研究発表がありました。

 

 

次に、今年度から本学に着任された、山本真由子先生のご講演がありました。題目は、三条左大臣殿前栽歌合の序と日記をめぐって、というものでした。

 

 

 

最後に、大阪府立寝屋川高等学校指導教諭の神原実先生による、理想の教師・現実の教師(学校は大いなる素人集団)という題目でのご講演がありました。

 

 

今回も、バラエティーに富んだ内容の発表、講演で質疑応答の際には鋭い内容の質問・意見がありました。

 

 

 

そして総会終了後には、会場を本学の野のはなハウスに改めて懇親会を開催しました!

美味しい料理を食べつつ、先生方や先輩方との語らいを楽しみました。

 

今年度は多くの学部生が出席しており、多様な題目での研究発表、ご講演を通して非常に良い勉強、経験をさせていただけたと思います。

今回も無事、総会を終了することができました!


2015年度 国語国文学総会

2015-07-28 12:40:52 | Weblog

2015年7月25日土曜日、毎年恒例の国文総会が行われました!

 総会とは、国語国文学コースの先生方・在籍中の学生、そして卒業生の方々が集まる、年に一度の大イベントです。

                      

 学会の会計、および会報、予餞会、文学散歩など、この1年間に行った行事・事業の報告や、これからの1年間に行う予定の行事・事業の予定などが、各係の学生によって案として出されます。

 

 そして、その後は、大学院生の方と高校教諭の方による研究発表と、卒業・修了生の先生お1人による御講演を伺います。

今回はまず、本学大学院生の劉迎氏による、格助詞として様々な意味・用法を有しているデ格と、その類似表現について、という題目での研究発表がありました。

                                                                 

 

 

 次に、大阪府立東住吉高等学校で教諭をされている山下 太郎先生による、面白くなければ授業じゃない、楽しくなければ勉強じゃない ― 映像を喚起する国語の授業 ―、という題目での研究発表がありました。

                       

 

 

 次に、休憩をはさんで、関西大学教授の乾 善彦先生による、「和漢混淆文」ということ、という題目での講演がありました。

                       

  

 今回も、多方面でご活躍なさっている方々からのバラエティーに富んだ内容の発表・講演で、質疑応答の際には鋭い内容の質問・意見もありました。                  

 

               

 

そして、総会終了後には、会場を本学の野の花ハウスに改めて懇親会を開催いたしました!!

 立食形式で美味しいお料理を食べつつ、先生方や先輩方との語らいを楽しみました。

発表された方々、そして参加された卒業生の方々からのご挨拶もありました。

 

                  

 

 

 

                  

 

本学学部生として参加させていただいた私達にとっては、多様な題目での研究発表を聞いて学ぶことができ、ひじょうに良い勉強、経験をさせていただいたなと感じております。無事終えることができ、私達総務委員としても一安心でした(笑)

 


2014年度 新入生歓迎 文学散歩

2014-07-12 19:21:29 | Weblog

 4月29日(火・祝)、毎年恒例の文学散歩が行われました。報告が遅くなってしまい、申し訳ありません。。。

 今年の行先は、滋賀県大津方面です今年は天智天皇ゆかりの地を巡るというテーマを設定し、コース決定を行いました。

 まずは、JR湖西線 大津京駅に集合です。当日の天気予報はあいにくの雨

しかし集合時点では何とか天気も持ちこたえ、傘を片手にではありますが、散歩をスタートさせることができました

 

 一つ目の目的地は三井寺です。大津京駅から皇子山駅にむかい、京阪石山坂本線で三井寺駅まで電車で移動しました 街中を走る電車は臨場感がありましたよ。

三井寺は天台寺門宗の総本山。古典作品にもよく登場する地です。金堂、三井の晩鐘、閼伽井屋などを、それぞれ思い思いに見て回りました。

閼伽井屋に湧く井泉は天智・天武・持統天皇の産湯に使われたといわれていますが、今でもその水が湧く様子を見ることができ、コポコポとなる水の音に皆さん耳を澄ませて聞き入っていました。

写真は三井寺仁王門前で撮った集合写真です。このときはまだ雨も止んでいました…

 ※下見の時は桜が満開でした。とてもきれいだったのでおまけで載せておきます!

 その後、大津市民文化会館に移動し、昼食&自己紹介タイム皆のことを知ったうえで、もう一度集合写真を撮りました

 

 食後は隣の大津市歴史博物館に移動し、学芸員さんに説明して頂きながら、見学しました学芸員さんの説明はわかりやすく、そして面白く、皆さん真剣に聴いていました。

 博物館で大津京について学んだ後、弘文天皇陵へ。弘文天皇は天智天皇の第一皇子です。壬申の乱で敗れた大友皇子という名の方が有名でしょうか。院生の岡田さんに解説して頂き、雨も降る中ですが、皆さん集中して聴いていました。しかし、だんだんと雨脚が強くなり、ここで泣く泣く中止となってしまいました。とても残念です

 結局皆ですべてを回りきることはできなかったのですが、せっかくなので回る予定だった場所をご紹介したいと思います。

下見の時の写真とともに、どうぞ!

 

近江大津宮錦織遺跡

住宅地の真ん中にあり、ほぼ何も残っていない状態です。

天智天皇の都が草に埋もれて見えなくなってしまったことを嘆く、柿本人麻呂の歌の碑がありました。

 

近江神宮

 

唐崎神社

 

最後までコースを巡りきることはできませんでしたが、参加して下さった皆さん本当にありがとうございました。

来年は晴れることを祈っています


2014年度国語国文学総会

2014-07-08 16:25:33 | Weblog

2014年7月5日土曜日、毎年恒例の国文総会が行われました!



総会とは、国語国文学コースの先生方・在籍中の学生、そして卒業生の方々が集まる、年に一度の大イベントです。

学会の会計、および会報、予餞会、文学散歩など、この1年間に行った行事・事業の報告や、

これからの1年間に行う予定の行事・事業の予定などが、各係の学生によって案として出されます。

 そして、その後は、大学院生の方と高校教諭の方による研究発表と、卒業・修了生の先生お1人による御講演を伺います。

 

 

まず、本学大学院生の李による、連体修飾節における動詞の「テイル形」・「タ形」・「ル形」について、という題目での研究発表がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、大阪府立大手前高等学校教諭の溝脇 元志氏による、文学という行き方 ― 高校「国語」がめざすもの ―、という題目での研究発表がありました。

 

 

 

 

    

 

 

休憩をはさんで、梅花女子大学教授 三木 雅博氏による、菅原道真と向き合う ― 開いてみよう『菅家文草』―、という題目での講演がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は多方面でご活躍なさっている方々からのバラエティーに富んだ内容の発表・講演で、質疑応答の際には鋭い内容の質問・意見もありました。

 

 

 

 

総会終了後には、会場を本学の田中記念館一階メタセコイアに改めて懇親会を開催しました!!

 

 美味しいものを食べつつ、先生方や先輩方との語らいを楽しみました

 

 無事終えることができ、私達総務委員としては一安心です(笑)

 

 

 

 

 

 


2013年度第一回卒業論文中間発表会のご報告

2013-08-03 22:41:24 | Weblog

2013年度第一回卒業論文中間発表会についてのご報告させていただきます。

本年度は、7月10日に経済学部棟第四会議室で行いました。発表者は16名、発表時間は例年通り、発表15分、質疑応答5分というスケジュールで進行しました。発表者が多かったため10時から19時までと長時間の発表会となりました。参加者の皆様、大変お疲れ様でした。

今年度も研究テーマは多岐にわたり、聞く側にとっても大変勉強になりました。また質疑応答では様々な質問や意見が挙がり、発表者にとっては研究内容を改めて見つめ直す機会となったことと思います。

発表後の丹羽先生から頂いたご講評をまとめさせていただきます。

★論文を書くことをロケットの打ち上げに例えると、目的地の星にたどり着くためには推進力と軌道計算力が必要である。今はまさに推進力を発揮する時期である。多くの先行研究を読み、データを集めておくことによってアイディアが浮かびやすくなる。

★第二回の発表までに、データをまとめ、軌道計算力を発揮し、提出日に向けて論文を執筆するよう努力するのが望ましい。

 

発表者の皆様、お疲れ様でした。

今回の中間発表で得たことを生かし、さらに研究を進めていけるようがんばって下さい。


2013年度 新入生歓迎 文学散歩

2013-05-19 17:25:54 | Weblog

 

 427日(土)、毎年恒例の文学散歩が行われました。今年の行き先は、和歌浦・紀三井寺方面です。天気はで、絶好の散歩日和となりました

 

 まず、JRきのくに線の紀三井寺駅に集合しました

 地場産業振興センターで自己紹介のあと、早めの昼食を取っていざ出発

 

はじめの目的地は玉津島神社です。山部赤人の歌碑や、天然記念物の根上り松などがありました。

↓神社の後ろにあるてんぐ山からの眺めは最高でした

 

 次に、徳川家ゆかりの紀州東照宮にいきました。5月に行われる和歌祭の準備が行われていました。重要文化財の本殿の中も拝観させて頂きました。

 次に向かったのは、菅原道真ゆかりの和歌浦天満宮です。運良く、天満宮の方にお話を伺うことができました。ありがとうございます

 ここから、紀三井寺にUターンです。

 実は、東照宮は108もの階段の上にあります。天満宮もそれくらい。てんぐ山にも登りました。ここまで階段が多かったんです。そして紀三井寺は、なんと231段もの階段の上にありましたしかし、皆頑張って登りきりました

紀三井寺は松尾芭蕉の俳句や夏目漱石の『行人』に登場します。早咲き桜としても有名です。


↓そして記念撮影。

今年の文学散歩も皆さんのおかげで無事終えることができました。皆さん有難うございました


2012年 国語国文学教室研修旅行

2012-11-02 15:37:45 | Weblog

国語国文学科では、毎年夏期休暇中に研修旅行を行っています。今年は日本神話の中心地、松坂・伊勢方面に出かけました。

朝9時に大阪市立大学を観光バスで出発し、松坂方面に向かいました。今年の参加者は、学部学生、大学院生18名、それに5人の先生方と、あわせて23名
 まず、最初に訪れたのは本居宣長記念館と松坂城跡です。ここは生涯を古事記研究に捧げた本居宣長の執筆した『古事記伝』の草稿や彼の日記などが展示されています。館長さんが宣長についてとても詳しく解説してくださいました
 宣長の学問に対する姿勢に感服するばかりです

 また、宣長の隠居所・鈴屋も見学しました。

 松坂城跡には、『檸檬』で有名な梶井基次郎文学碑もあり、見所満載でした


 つぎに、斎宮歴史博物館を見学しました。
 天皇之代替わり毎に伊勢に送られる、伊勢の斎宮。斎宮宣下から斎宮までの旅路や、斎宮との禁断の恋が描かれた『伊勢物語』について、映像やアニメーションを駆使して学ぶことが出来ます。また、斎宮の服装や食事など、日々の生活についての展示も 

 1日目最後は、伊勢神宮外宮。

 この日は生憎の天気でしたが、雨に濡れる外宮はとても雰囲気がありました。



 1日目の夜は麻吉旅館さんに泊まりました。伊勢古市は江戸時代、遊郭や芝居小屋で栄えた街であり、その街に幕末からある歴史のあるお宿でした。
 お風呂とお食事の後、一休みしてから二次会(懇親会)を開きました。大広間を借り切って、クイズやゲーム、おしゃべりをたのしみました。夜遅くまで盛り上がりました。


 二日目、朝ご飯をしっかり食べて、宿の方に蔵を見せていただきました

 その後、神宮文庫に。
 古事記や万葉集などの貴重な書籍を見せて頂きました

 その後、今回のお目当て・伊勢内宮に

 院生のO田さんから、伊勢神宮と天照大神の祭祀についてご解説頂き、伊勢参りに。朝は土砂降りの雨でしたが、お参りの時間帯に小降りに。

 初めて、お伊勢参りに来ましたが荘厳な気持ちになりました。

 長い歴史と人々の信仰心が、現在の伊勢神宮の神秘性を築き上げてきたのでしょうか

 お昼に伊勢うどんとてこね寿司を頂きました

 これまた、初伊勢うどんでしたが美味しかったです

 その後の自由時間でお土産を購入し(もちろん赤福も買いました)、帰路へ

 

 両日とも雨でしたが、とても楽しい二日間を過ごせました 

 

 委員の皆さんお疲れ様でした