九重自然史研究所便り

昆虫採集と観察のすすめ

九重昆虫記の表紙について

2016-11-02 22:51:55 | 日記

九重昆虫記の表紙について
かんぽうから出版された九重昆虫記第1巻はA4版の大きさだった(写真上)。エッチエスケー社版九重昆虫記第2巻が2008年1月に出版された。そのカバーは真夏の涌蓋山を撮影した写真を背景に三つの円の中に同巻に登場したベニシジミ、キアゲハ、ミツバチの生態写真が入っていた。同時に1巻がかんぽうから出版・販売されていたから、エッチエスケーの原田さんは遠慮して2巻から出版したのだ。ところで原田さんはファーブルを意識し、私ならファーブル昆虫記10巻を必ず超えるだろうと考えていたらしい。原稿を送ればすぐ印刷してくれた。だから追われるように3~7巻を執筆した。2巻から表紙カバーはカラーで、美しく丈夫なのでそれをつけたまま読み、図書館などでも透明な表紙カバーを被せるから、読者はその下の本体を見たことがないかもしれない。本体はオレンジ色で昔の洋書のような本である。ただ第2巻本体の背表紙には第2巻の文字が入っていない。これは私が気づき、注意したので3巻以後はちゃんと巻が入っている。彼はこんな古風なデザインの日本製昆虫記がファーブルを超え10巻以上書棚に並ぶことを楽しみにしていたらしい。私は写真図版をもう少し大きくしたいのでB6版は気が進まなかったが、日本の書店の書架はこの版向きに作られているので書店で本棚に並べてくれること、女性のハンドバックにも入る手軽な大きさなどがメリットだと言っていた。
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