なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

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上野 東京都美術館 「アール・デコ展」

2005-06-23 | お出掛け

「アール・デコ展 きらめくモダンの夢」に行ってきました。
展示の流れが①「序章」アールデコの代表作展示、②アール・デコ様式の影響源(エジプト・中国・アフリカ・日本等国々、アールヌーヴォー等)とつづいて、ようやく本題のパリ、アール・デコ作品群に入るので、少し入り口が長い感じがしたかな。でも、アール・デコ様式の起こった背景や歴史もよく解かったし、中盤からは、絵画、彫刻、建築、インテリア、ジュエリー、ファッション、工業製品、他全てのデザイン分野で一時代をなしたアールデコの世界と、影響を受けたさまざまな国でのデザイン作品を充分に堪能出来る中身の濃い展覧会でした。

まず、びっくりしたのは、日本の漆がアールデコに影響を与えているということ。花や線にも見える漆のデザイン見本があったけれど、確かにアール・デコ! 
特に惹かれた作品は、ウエスト部分の龍の柄など全体にビーズ刺繍が施された、凝りに凝ったイブニング・ドレス(ジャンヌ・パカン1925)、クローシュ帽、鮫皮と象牙の整理箪笥(アンドレ・グルー)、マン・レイの白と黒、カルティエのグレイ・ハウンド模様のバニティケース等々。バニティケースは何点も出品されていて、最初の方のエジプト風のものも、とても素敵で、実用性はないけど、一生に一度プレゼントされてみたいと思うような可愛さでした。もちろん、ネックレスやブレスレットの宝飾品の細かい細工も、この時代ならではのきらびやかさで、そのコーナーは特に女性がいっぱい。。逆に、カルティエのミステリー・クロックはあまり注目度低しで、ちょっと可愛そうな感じ。

絵画では、マリー・ローランサンに惹かれました。いままで、あまり好きではなかったけれど、今回見た「読書する女」と「女と犬と猫」はよかった。この画家の絵は飾られる部屋やインテリア、ファブリックと一体になって、より良さがでるんだなぁと実感。それ以外では、ルネ・ラリックの赤い小箱。掘られたさくらんぼのような模様が可愛かったです。やはり圧巻だったのは、ロンドンの‘ストランド・バレス(ホテル)のエントランス’の復元。立ち入り禁止だったけど、立っているマネキンの人形みたいにあの階段を上りたかった!シャネルやランバンのドレスも素敵でした。

最後のほうなので、疲れてた人が多いのか、あまり人気がなさそうだったけど、アールデコが商業デザイン化されたアメリカの作品群は、現代でも売れるんじゃない?と思うほどの可愛さでした。特に、イーストマン・コダックのカメラ「コダック・バンダム・スペシャル
」はバックのように持ち手が付いた箱のよう。青、黒、茶色の3色もカラーバリエーションあり!一台、家にお持ち帰りしたいぐらい。

とにかく、どの作品も今から60年以上前のものとは思えないぐらい、十分におしゃれ!
1920年代、30年代は日本でいうと、大正から昭和初期、銀座を闊歩したというモガ、モボや大正ロマンや銘仙などの着物や当時の髪型なども、アール・デコの影響を受けているんだなぁと納得。久しぶりに右脳(あ、左脳?)にいい刺激を受けたお出掛けでした。

*上野公園 東京都美術館 会期6月26日まで。
*公式ホームページをプリントアウトしてもって行けば割引になります。
*心身障害者手帳を持っている方と同伴者一名は無料で入場できます。              
                             
上野公園には猫が多かった。

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