続強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

父の想い出

2017-06-13 17:09:27 | ひとりごと
わが家は履物商でした。父は浅草で修行して自分の
店を出しました。優しかった半面躾も厳しかったです。
家の廊下をどたどた歩くな、じゃあ^と言って姉が静かに歩くと泥棒かなんて
言って笑っていました。手伝いの若い衆には
重い物はどさっと置くな、軽いものはさッと取るな静かに持ち上げるんだ。
きっと自分が奉公していた時言われていたんでしょう。
家の前の通りをおばあさんが乳母車を引いていきます。ぎーぎー音をたてて・・
父は飛んで行って油を差しててあげました。おばあさんは喜んでお礼を言っていました。
家に戻って、あんなうるさい音で家の前通られたら、うるさくてしょーがないんだ。
と言って母に笑われていました。

落語と浪花節が好きで、寄席には私も連れて行ってもらいました。私はいつも寝ていたみたいです。
手品の時だけ起きて見ていました。
旅回りの芝居が来ると、私も見に行きました。母は反対しましたが、私はおやつに釣られて
父の側に付きました。ばんばの忠太郎、一本刀土俵入り、国定忠治、みんな旅回りのお芝居で
覚えました。
これはみんな、戦争がはげしくなる前のお話です。
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