宮崎信行の国会傍聴記

(1)政権交代ある二大政党政治で日本の持続可能性を高める。
(2)国民に開かれた国会(衆議院、参議院)を報じる。

衆議院の内閣委員会など大半の常任委員会で店開き[きょうの国会]

2016年10月14日 13時53分34秒 | 第192回2016年秋の改憲国会

[画像]所信表明を終えて、着席した、前列左から、鶴保、金田、高市、松本、菅各大臣と、後列左から、丸川、山本幸三、加藤、石原の合計9大臣、2016年10月14日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

 衆議院の内閣、法務、外務、文部科学、経済産業、国土交通、環境、安全保障の8つの常任委員会で大臣所信演説がありました。次回の所信に対する一般質疑で、いわゆる店開きが完了します。総務委は補正予算関連法案で新政務三役のあいさつは受けています。財務金融、厚生労働、農林水産の3常任委員会はまだ店開きしないまま、週をまたぎます。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院内閣委員会】

 8月3日(水)に発足した、第3次安倍第2次改造内閣で、初入閣したり、再任したりした合計9閣僚の所信演説と、人事院総裁から平成28年人事院勧告の聞き取りがありました。 

 秋元司委員長が就任あいさつ。まず、内閣の重要施策や公務員の給与などに関する国政調査要求を全会一致で議決しました。

 菅官房長官、高市総務相(マイナンバー担当)、金田法相(特定秘密担当)、鶴保科技相、石原一体改革相、加藤一億総活躍相、山本幸三行革相から所信を聴きました。この後、他の委員会からかけつけた、松本純国家公安委員長(兼)防災相、丸川サイバーセキュリティ担当相(五輪相兼務)から所信を聴きました。

 他省といくつか重複があり、鶴保科技相は第4次産業革命に言及しましたが、後述の経産委での世耕大臣とダブり感がありましあ。丸川大臣は後述の文科委でも「サイバーセキュリティ」に言及しました。

 この後、政務三役のあいさつ。自民党は統一会派も含めて松本姓が4名いるようで、理事、大臣、副大臣に各々松本姓がいる格好です。

 大臣らが退席。この後、一宮人事院総裁が8月8日(月)に衆議院に送付していた「平成28年人事院勧告」について説明しました。午後12時15分頃に始まり、12時56分頃に散会しました。次回は公報。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院法務委員会】

 まず、鈴木淳司委員長が就任あいさつ。昨年は、愛知7区のライバル、山尾さんが野党筆頭理事として奮闘しましたが、今度は自民党の鈴木さんが委員長をやることになりました。

 国政調査要求として、国内治安に関する件等を、議長に要求。

 続いて、金田法相の所信表明演説がありました。金田法相は「法務省は国民生活の安全安心の基盤をつくる。ことし、ダッカの(JICAの)日本人殺害事件があったが、東京オリパラに向けて、テロ予防水際対策と観光立国推進という高度な次元の両立をはかる」「裁判官、検察官の給与を改善する法案を出す」「今国会に、商法の運送関係を、カタカナ文語体から改めるなどの改正法案を提出する」などと語りました。

 法務省政務三役があいさつ。次回は19日(水)午前10時から委員会を開くことにして、散会しました。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院文部科学委員会】

 永岡桂子委員長が就任あいさつ。松野博一文部科学大臣が所信表明演説をしました。さらに丸川五輪相が所信を述べ、上述の通り、「五輪に向けてサイバーセキュリティ対策も強化したい」と語りました。この部分ですが、この委員会とはあまり関係ないように感じます。蛇足ですが、五輪は衆は文科委、参では内閣委が所管します。政務三役では、公明党の樋口尚也文科政務官もあいさつしました。公明党は2期生が多いので、政務官ポストの割り当てが少ないような印象を持ちました。散会。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院経済産業委員会】

 浮島智子委員長が就任あいさつ。国政調査として、特許、中小企業、私的独占に関する件等を議決。

 世耕経産相が所信表明。松本純大臣も公正取引委員会を担当する大臣として所信を述べました。この後、経済産業省と公取担当の、副大臣、政務官があいさつしました。次回は公報。散会。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院外務委員会】

 三ツ矢憲生外務委員長が就任あいさつ。理事に民進党の寺田学さんらを選任しました。国際情勢に関する件の調査を議長に要求しました。

 この後、岸田外相が所信、岸外務副大臣らがあいさつ。民進党長島さんのライバルの小田原潔さんが外務政務官として「3人の政務官のうち、私がこの委員会での答弁をおもに担当する」としました。岸田外相が会長をつとめる宏池会の若手として勉強会を主宰する、武井俊輔外務政務官もあいさつしました。このように人事面で派閥の色合いを感じます。私の中でも、小選挙区制でも党内の安定のため派閥は大事だ、と持論が変化してきました。12時24分頃散会して、政務三役は安保委に移動しました。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院安全保障委員会】

 12時20分に設定されていましたが、外務省政務三役の到着を待ったようで、委員長が着席のまま、6分位遅れで開議しました。

 山口壮委員長が就任あいさつ。稲田防衛相、岸田外相が所信を述べました。この後、岸信夫外務副大臣が「2人いる副大臣のうち、私がこの委員会を主に担当する」と語りました。外務、防衛両省の、副大臣、政務官のあいさつがあり、散会しました。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院国土交通委員会】

 西銘恒三郎(にしめ・こうさぶろう)委員長が就任あいさつ。

 石井啓一国土交通大臣が所信を述べました。この後、末松信介副大臣、田中良生副大臣、根本幸典政務官、藤井比早彦政務官、大野泰正政務官の順であいさつしました。資料によって並び順が違うのですが、こういう順は、建制順とは言わないでしょうから、省ごとに決められるんでしょうか。次回は19日(水)9時から。散会。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院環境委員会】

 平将明委員長が就任あいさつ。山本公一環境大臣が所信表明。COP3のときも政務次官だったようで、思い入れがあり、他の委員会よりもちょっとだけ長めの力がこもったスピーチだったようです。副大臣・政務官の計4名があいさつ。次回は、来る18日(火)の午前9時から。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院災害対策特別委員会】

 若松謙維委員長が就任あいさつ。8月以降の一連の台風の被害者に、委員全員で黙とう。平成28年台風10号の実地調査のため、委員を派遣することを決定しました。きょうは大臣らの出席はありませんでした。散会。

【平成28年2016年10月14日(金)衆議院TPP特(環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)】

 「TPP承認案」(190条約8号)と「TPP国内法案」(190閣法47号)が議題となり、審議が半年ぶりに再開しました。

 与党の質疑は、別エントリー記事(

TPP承認案・国内法案が半年ぶりに審議再開 衆TPP特別委

)に書きました。

この記事の本文は以上です。

(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki 
(http://miyazakinobuyuki.net/)

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